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4「海賊討伐戦」
小牧長久手で秀吉は徳川家康を下した。
その後、秀吉は諸国を平定。
敵対するのは、関東の北条と
奥州の伊達のみとなる。
次の秀吉の攻撃目標は、
北条の居城・小田原である。
ねねは、豊臣軍の海路を確保すべく、
北条に味方する海賊を退治せんと
商人の船に身を潜ませていた。
「お前さまのためだもん
露払いくらいはしなくっちゃね
第四話、海賊討伐戦
みんな、ガンバろうね!」
頭目
「野郎ども、今日も大暴れしてやんな!」
ねね
「あたしは、お前さまの北条攻めの助けになりたい
きっと海路を確保してみせるからね、お前さま」
民兵
「村のため・・・ここで逃げ出すわけにはいかねえ!
ありがとうございます、旅のお方!」
ねね
「礼には及ばないよ! あんたたちもガンバってね!
うちの人の北条攻めには物資がいっぱい必要・・・
だからそれを運ぶ海上の安全は確保しないとね」
副頭目
「大人しくしな!」
民兵
「た、助けてくれえ!
俺らの村・・・海賊には渡さねえ!」
頭目
「野郎ども、砦が手薄だぜ! 潰しちまいな!」
民兵
「俺らの船だ! 海賊になんか渡せねえ!」
副頭目
「大人しくしねえと命はねえぞ!
かかったな! そっから逃がすんじゃねえ!」
民兵
「か、囲まれてしまった!」
副頭目
「逃がしゃしねえぜ!」
ねね
「何て数! もう、まとめて懲らしめてやるからね!」
頭目
「野郎ども、逆らう馬鹿に痛い目見せてやんな!」
民兵
「何て頼もしいお方だ・・・!」
副頭目
「野郎ども、やっちまいな!」
ねね
「あれは、風魔の忍・・・!
やっぱり北条がこいつらを・・・許さないよ!」
小太郎
「猿、大海を制さんとする、か・・・ まさに乱世よ」
ねね
「ええ、だから海賊を許す悪党は家に帰りなさい!」
副頭目
「邪魔が入ったぜ! 野郎ども、早く探すんだ!」
民兵
「あの島には村の宝が! 海賊を止めろ!」
小次郎
「宝に取り憑かれて醜く殺し合うなんて・・・可哀想だ
僕が宝ごと斬り刻んであげるよ きれいさっぱりね」
頭目
「野郎ども、今のうちに有り金奪っちまえ!」
ねね
「なんて青白い顔かしら ちゃんとご飯食べてる?」
小次郎
「・・・賑やかな人だね 旦那様は大変だ」
頭目
「悪いが稼業なんでね 邪魔者は消えてもらうぜ」
ねね
「悪い子ね 天に代わってあたしがお仕置きするよ」
民兵
「あ、ありがとうございます! お礼に村の宝を!」
ねね
「いいよそんな・・・村のために使ってやりなさい」
民兵
「村は俺らで立て直します! 受け取ってください!」
ねね
「誰もが笑って暮らせる世が近づいたかな
それからみんな、海賊なんてやめなさいよ?」
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