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外伝「関ヶ原乱入」1600

 

ねねの活躍により、秀吉は天下人となった。

 

だが、やがて秀吉は病没。

秀吉子飼いの将、石田三成らと

福島正則らが対立する。

 

天下は西軍と東軍の二つに分かれ、

やがて関ヶ原の戦いに発展する。

 

ねねには、どちらも自分の子供のようなもの。

ねねは戦をとめるべく

単身、関ヶ原に乗り込むのだった。

 

「うちの人がせっかく平和にしたのに!

 困った子たちだね

 外伝、関ヶ原乱入

 みんな、ケンカはダメだよ!」

 

ねね

「こら! ケンカはやめなさ〜〜〜いっ!」

三成

「敵前線を殲滅し、家康を討て!」

家康

「全軍進め! 大将首を獲るのだ!」

ねね

「殲滅とか、大将首とか、物騒なことばっかり!

 お説教してあげるから、待ってなさい!」

小早川秀秋

「私は叔母上の味方です!」

ねね

「秀秋はいい子ね そこをしっかり守ってなさいよ!

 あの子がやられちゃ、説得できないわよね?

 いつ聞いても、大筒はやかましいわね

 こういうのに頼るから、争いがなくならないのよ!」

福島正則

「三成、待っておれ ぶちのめしてくれる!」

ねね

「正則はいい子なのに、ケンカ早いのが玉に傷だね

 早く行って、ケンカを止めないと」

阿国

「ケンカはやめて、うちの舞、見ておくれやす!」

ねね

「あの子、あんなところで踊って・・・危ないわね

 あの子も守ってあげなきゃね!」

家康

「我が軍の大筒が止められただと?

 それほどの手練れ、先に潰しておくべきだな・・・」

阿国

「やあ、かいらし娘はんや」

ねね

「あなたも手伝ってくれるの?」

阿国

「人がようさんいてるし、目立つやろ思て」

ねね

「ま、まあいいけどね・・・」

阿国

「そんなんより、うちと出雲へ往にましょ」

ねね

「え、遠慮しとくわ・・・

 正則! 何でケンカなんかするの?」

福島正則

「お・・・おねね様!? ち、違うんです・・・」

ねね

「何が違うのよ? 言い訳する子はお説教よ!

 こんな無駄なケンカしちゃだめよ?」

福島正則

「反省しました・・・」

小早川秀秋

「叔母上はすごいや 強いし、言い訳は聞かないし・・・」

ねね

「こら、秀秋! 聞こえてるわよ」

加藤清正

「加藤清正、見参! 西軍へ奇襲をかけるぞ!」

ねね

「あーっ、清正! あなた、何やってんのよ?」

加藤清正

「え、お、おねね様? い、いやこれには深い訳が・・・」

ねね

「言い訳に深いも浅いもないの! お説教よ!

 清正? 分かってるんでしょうね?」

加藤清正

「おねね様? な、何のことでしょう?」

ねね

「仲間同士で争って・・・ダメでしょ?」

加藤清正

「ごめんなさい 反省します」

阿国

「おねねはん、うち、尊敬するわ

 乱暴やし、人の言うこと聞かへんし、横暴やし・・・」

ねね

「ちょっと! それ褒めてないから!」

家康

「そういえば、小早川が動いておらんではないか!

 ええい! 松尾山から小早川を銃撃せよ!」

小早川秀秋

「怯むな! 鉄砲より叔母上の方が怖いぞ!」

ねね

「ちょっとそれ、どういう意味!」

松平忠吉

「推して参る!」

ねね

「誰か知らないけど、みんなお説教よ!

 誰か知らないけど、反省しなさい!

 家康はまだ戦を続けるの?

 もう、直接お説教するしかないわね!」

 

阿国

「うちはこっちで踊りますぅ」

三成

「我らの勢いが勝っている!

 このまま敵本陣を落とせ!」

ァ千代

「東軍よ、嘆け! 立花の敵は滅ぼしつくされるのだ」

ねね

「ァちゃんは本当は優しい子なのに、困ったね

 早く行って、ケンカを止めないと」

家康

「小早川め、まだ動かぬか! ええい、半蔵!

 小早川が味方いたさばよし さもなくば斬れ!」

半蔵

「御意・・・

 味方か、死か・・・小早川殿、決断を・・・」

小早川秀秋

「叔母上の方が怖い! 味方にはなれぬ!」

ねね

「こら、無茶しちゃだめよ!

 主君に尽くすのもいいけど、

 他の人に迷惑をかけちゃ、意味がないでしょう?」

半蔵

「・・・め、滅・・・」

ァ千代

「ねね殿! 邪魔立て召されるな!」

ねね

「こら、ァちゃん! あなた当主でしょ?

 国のためにも、ケンカはやめなさい!」

ァ千代

「参り・・・ました・・・」

ねね

「これで戦えないでしょ? もう帰りなさい

 大丈夫! 立花を取り潰したりしないから!」

義弘

「む、思いのほか押されておる・・・ 退くべきか

 だが、その前に島津の恐ろしさ、見せつけるのだ!」

ねね

「逃げる子はもっとお仕置きよ! っておじいさんね

 おじいさんなんだから、いい加減隠居しなさい!」

義弘

「死ぬまで戦とばくちはやめられんな

 なぜ天下分け目の戦の邪魔をする?」

ねね

「天下は分けないの! みんな仲良くしなきゃ!」

稲姫

「殿の天下の邪魔はさせません!」

ねね

「あなたこそ、平和を乱す手助けをしちゃだめよ!

 こら、そこの狸!」

家康

「これはこれは、おねね様、ご機嫌麗しゅう

 ここは危ない 早くお逃げくだされ」

ねね

「何、殊勝な態度取ってるのよ! お説教よ!

 まったく! 反省しなさい!」

家康

「おねね様には、かないませぬな・・・」

三成

「家康が去った・・・今こそ好機!

 全軍出陣! 関ヶ原に義の旗印を打ち立てよ!」

小早川秀秋

「叔母上が危ない! 我らも出るぞ!」

ねね

「こら! 待ってなさいって言ったのに!」

三成

「何ですか? 私に構わないでください!」

ねね

「こら、三成! 義で天下を治めるんじゃないの?

 そんな口ばっかの子は、お説教だよ!

 こら! あなた頭いいんでしょ?

 三成を抑えるのも、あなたの仕事じゃないの?

 まったく、本当に生きにくい子ね」

小早川秀秋

「叔母上、まだケンカしてる悪い奴がいます

 みんな、お説教してあげてください」

ねね

「ようやく終わったわね・・・

 この子たちは、本当に手間かけさせるんだから!」

 

実機ムービー

 

ねね

「みんな仲良くしないと

 みんなが笑って暮らせる世にならないでしょう?

 三成、人の話を聞くときは

 ちゃんと目を見るようにいったでしょ?

 いくつになったの?」

福島正則

「怒られた」

ねね

「こら、正則」

福島正則

「でも、おねね様、三成が・・・」

ねね

「こら、言い訳しない!」

家康

「おねね様にはかないませんなあ」

 

ムービー“クレジット2”

 

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