魔王が降臨し、世界のすべてを蹂躙した。
時空をゆがめ、三國志の時代と戦国の世を
滅茶苦茶に合体させた新世界を作り上げた。
そして、あらゆる勢力に挑み
すべてを打ち破った。
それでも魔王は戦を終わらせなかった。
まるで己を打ち破る強者が
現れるのを待つように…
その魔王の名は遠呂智といった。
いま一人の魔王がそれを見ていた。
彼は遠呂智に抗う者をまとめ
挑み、打ち破ってやろうと決意した。
いま一人の魔王の名を織田信長といった。
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織田信長
「業が…渦巻いている…
遠呂智…魔王と呼ばれし者」
関平
「蜀のみんなの仇を…取らねば…
あなたは…!?」
織田信長
「生きよ
この信長、業を束ねて、
うぬに問いにゆこう…ぞ
クク…」
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関平
「先の戦では世話になりました
拙者は関平と申します」
織田信長
「クク… 生きぬく覚悟はできておろうな?」
関平
「…は、はい!」
黄忠
「わしは黄漢升 以後よろしく頼む…
…おぬし、よく見ると曹操に似とるの」
織田信長
「曹操?」
黄忠
「うむ、乱世の奸雄と呼ばれる男じゃ
出で立ちといい、雰囲気といいそっくりよ…
曹操は死んだとされているが…本能寺
とかいう場所で奴を見た者もいるらしい
まあ、奴なら自分の死の噂を利用して
策をこしらえるくらい訳ないがの」
織田信長
「クク…予が分身ならば
そのようなくだらぬ策は取るまいが…
面白い… 黄忠よ この信長を案内せよ
死せる曹操に動かされる者ども…見物ぞ」
乱世の奸雄と評される魏の主・曹操。
彼は遠呂智との戦いで
死んだと伝えられていた。
しかしその曹操が、実は生きていて
本能寺に身を潜めているらしい。
黄忠からその情報を入手した織田信長は
さっそく本能寺へと向かう。
信長が到着したとき
すでに本能寺は
遠呂智軍に取り囲まれていた。
スチルイベント
織田信長
「クク…亡者の噂は生者を動かし
生者は停滞せし世を動かすか…
この一戦、信長が業を束ね
遠呂智を滅す転機となろう」
黄忠
「亡者? 生者?
わしには難しくてよくわからんが…」
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曹操
「おお、噂を聞いてやって来たか
…でも残念だったね」
妲己
「くすっ
曹操さんじゃないんだよなあ」
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夏侯惇
「貴様は危険な男よ…
孟徳と並び立つことは、まずあるまい」
織田信長
「ふ…亡者を求め、なすことが見えぬようでは
冢中の男もうぬの前に現れぬ…無明よ…」
夏侯惇
「フン、ここで始末してやりたいところだが…
俺はその亡者を捜さねばならぬのでな
楽しみは次に取っておく…
生きていたら…また会おう」
関平
「捕らえた将を連れてきました!」
織田信長
「うぬら孫呉はこのまま堕ちるか
それとも、抗ってみせるか?」
孫尚香
「ど、どういう意味よ?」
織田信長
「意味は己に問え 存分に惑うがよい
…全員釈放せよ」
関平
「しかし、捕虜は取らず、戦力も増えずでは…
この戦…何のために?」
織田信長
「クク…」
世界のほぼ全域を支配する遠呂智軍に対し
遠呂智に抵抗する勢力は
まとまっておらず、各地で割拠していた。
その中でも、近ごろ台頭著しいのが
趙雲軍、陸遜軍、夏侯惇軍、武田信玄軍
上杉謙信軍、そして織田信長軍であった。
彼らは強大な遠呂智軍に対抗するべく
独立勢力と連合、あるいは吸収し、
勢力を広げようとしていた。
信長もまた、九州で割拠する独立勢力を
吸収合併すべく、軍を進めた。
スチルイベント
関平
「遠呂智は各地で有能な将を捕らえ
配下にしていると聞きます
我が軍との戦力差は広がるばかり…
少し危機感を持たれた方がよいのでは?」
織田信長
「うぬは物事の表しか見ておらぬ
信長は裏を見る」
関平
「裏? …と、とにかく
拙者は目の前の戦に全力を尽くします!」
スチルイベント
島左近
「俺はあんたに仕える気はありませんね
…それにあんたに負けたわけでもない」
織田信長
「現状は逆…うぬは信長が足下にいる」
島左近
「あいつらが俺の軍略を採用していたら…
まあ、負け惜しみって奴ですがね」
織田信長
「ならば、軍略を発揮できる場を与えようぞ」
阿国
「なんちゅう深い闇をたたえた目ぇや…
ちょっと惹かれるわぁ…」
張角
「これは黄天の世を迎えるための試練!
今は…一時の屈辱を受けようぞ」
小喬
「いたた…もう、こうさん! こうさん!
何でも言うことを聞くからー!」
織田信長
「クク…恐れずともよい
うぬらの命、まとめて預かろう」
明智光秀
「直江兼続が人材採集に尽力しているとのこと
謙信公も遠呂智と一戦交える覚悟と見ます
信玄公も謙信公と行動を共にするとか…
両君と盟約を結んではいかがでしょう?」
織田信長
「その儀に及ばず」
明智光秀
「…はっ」
三國の一つである呉の国は、君主・孫権を
人質に取られ、遠呂智の属国となっていた。
九州で島左近を得た織田信長は、
孫堅に代わり呉を治めている孫策の下へ
左近を送り届けようとしていた。
渡り軍師である左近は、各軍の秘密に通じ
孫堅が幽閉されている場所も知っている。
遠呂智に不満を持つ孫策がそれを知れば
必ず遠呂智から離反し、それによって
遠呂智の一角が崩れるのを狙ったのだ。
しかし、そのとき、おり悪くも
左近の出発を阻むかのように
遠呂智の信長討伐軍が攻め寄せてきた。
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島左近
「ま、あんたの考えてることは
何となく見えてきましたよ」
織田信長
「それは祝着」
島左近
「俺の軍略も生かせそうだ…
早速、向かうとしましょ?」
関平
「信長様、敵襲です!
遠呂智の大軍が迫っております!」
織田信長
「クク… 左近の門出、盛大に祝うべし
死地を突破し、見送るとしよう、ぞ」
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島左近
「さて、手間取ったが…行くとしますか
小さい覇王さんのとこへ」
織田信長
「存分に、動かすがよい」
遠呂智に対する抵抗勢力の巨魁
武田信玄と上杉謙信が同盟を組んで
軍事行動を起こしはじめた。
これを、各地に分散していた敵を
一度に葬る好機と捉えた遠呂智軍は
全主力軍を集結させ、出陣…
ついに長篠の地で交戦に入った。
いかに信玄、謙信が軍略に優れようとも
数的に圧倒されており、全滅を免れない。
しかし、織田信長は、この報に接すると
長篠に救援におもむくことはせず、
馬首を遠呂智軍の重要拠点・官渡に向けた。
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明智光秀
「信玄公、謙信公は敵主力の攻撃を受けている様子」
織田信長
「クク…」
関平
「援軍を送らねば、両者とも壊滅してしまうのでは…」
豊臣秀吉
「信長様はすべてわかっとられるんさ!」
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黄忠
「信玄・謙信連合軍、長篠で善戦するも壊滅!
まことに残念じゃ!」
関平
「まるで両君は信長様のために
囮になったみたいだ…
もしや…官渡に急行したのは…
両君が信長様に託した想いを汲んで?」
織田信長
「この信長が長篠に行けば、奴らはここに来た
クク… それだけのことぞ」
遠呂智の大遠征軍は長篠の戦いで勝利し
武田・上杉連合軍を壊滅させた。
だが、重要拠点である官渡を
織田信長に抑えられているわけにはいかず
すぐに信長軍の討伐に向かった。
しかし要衝・官渡を奪われた衝撃と
長篠戦での消耗、遠征による疲弊などで
遠呂智軍の士気は大きく低下していた。
信長はその動揺を突くべく、
樊城で遠征軍を待ち受けるのだった。
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織田信長
「数は多い…さて、どう見る?」
明智光秀
「付け入る隙は、十分にありましょう 信玄公
謙信公の抵抗は、想像以上だったようです」
織田信長
「クク… 龍の爪、虎の牙は深く刺さったか…」
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織田信長
「うぬは何を望む…
信長が器、刃で見極めに来たか…」
夏侯惇
「見極めはせん…
覇道の偽物を破壊しに来たのだ」
織田信長
「クク…」
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夏侯惇
「斬れ 貴様の覇道など見たくはない」
織田信長
「この信長が器
気に入らねば、別の器を担ぐがよい
亡者から離れ、生者を見よ
此度の戦で感じたであろう 次代の器を」
夏侯惇
「…次代 あの男のことか…」
織田信長
「うぬは器と対峙して、真価を問う
ならば次代の器とも…対峙せねばなるまい?」
官渡と樊城で連勝した織田軍は、
遠呂智軍の戦力を大きく削いだ。
一方、島左近は孫策と接触。
また、樊城で別れた夏侯惇は曹丕と接触。
着々と信長のもくろみは実現していった。
ここに来て、信長が勢力を越えた連合を
成そうとしていることに気付いた遠呂智は
妲己に信長を必ず滅すよう厳命。
妲己は残存兵力をかき集め大軍を編制。
信長軍と五丈原にて対峙した。
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豊臣秀吉
「申し上げます 遠呂智軍の曹丕が
曹魏を再興し、遠呂智から独立!
属国であった孫呉も、孫策が反逆
混乱状態に陥っている模様です」
織田信長
「クク…刃の芽、ついに花が咲き
遠呂智に刺さり始めたか」
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上杉謙信
「闘争の鐘は鳴れり」
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武田信玄
「疾きこと風のごとし…なんてな」
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上杉謙信
「宿敵…闘争、ともにせん」
武田信玄
「ならば、行くかね」
上杉謙信
「ふん」
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妲己
「どう? わたしの舞技…
あなたを抹殺できそう?」
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織田信長
「クク…生きておったか」
武田信玄
「がっはっは、あいにくじゃったな
わし、けっこうしぶといよ」
上杉謙信
「遠呂智亡き後は…戦場で会おう
存分に闘争を楽しまん」
小喬
「なーんか三人を見てると元気が出てくる!
遠呂智にも勝てちゃいそう!」
武田信玄、上杉謙信両軍の参陣もあり
五丈原の戦いは連合軍の勝利に終わった。
一方で、信長の画策に助けられて
遠呂智の下を脱した曹丕軍や孫策軍も
勝利を重ね、遠呂智軍を追い詰めていた。
遠呂智に抗う者をまとめ、
遠呂智を打ち破るときが来た…
魔王対魔王…信長と遠呂智の対決が
遠呂智の最後の牙城・古志城で
今、始まろうとしていた。
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織田信長
「ようやく開幕ぞ…
最後の戦、興じようぞ…遠呂智」
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織田信長
「うぬは無意識に誰かの背中を追う
それが、うぬの望みか?」
関平
「違います」
織田信長
「ならば証明してみせよ
背中無き戦、生き抜いてみせよ」
関平
「はい!」
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遠呂智
「我は切に願う
貴様らが…
強者であることを」
ムービー“エンディング・戦国”
織田信長
「クク… これは始まり…ぞ」
武田信玄
「なるほど これでは終われぬしな」
上杉謙信
「フ…然り」
凌統
「空気の読めない三人だっての…」
小喬
「こら! また戦するっての!? 怒っちゃうよ」
織田信長
「始むるは戦にあらず…」
武田信玄
「うむ 世を創り直さんとな」
上杉謙信
「……闘争……」