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2「大坂の舞」(1570)
京で慶次と別れ、阿国は出雲大社勧進のため、
大坂へとおもむいた。
おりしも大坂は織田軍の攻撃を受けていた。
阿国は舞で大坂の民衆を鼓舞しようとした。
「業。
魅入られて、悲しみ、業。
ええ夢、見せましょ」
イベントムービー“民衆を率いる自由の女神”
ガヤ
「いぃぞぉ! わーっ! やんややんや
おーくーにっ!」
五右衛門
「・・・・・・お、おう、その、なんだ、よかったぜ」
孫市
「おつかれさま。心が震えたよ
特別な気持ちがする。暖かい気持ち
戦いに明け暮れる俺にまだこんな気持ちが
あったことに驚いてる」
五右衛門
「よくもまあベラベラベラベラと。けっ!」
阿国
「ややわあ。また上手言わはって」
孫市
「俺たちには勝利の女神がついてるんだ
負けるわけがない、そうだろう?
それじゃ、お客さんを歓迎してやるとしようか」
五右衛門
「けっ! すかしやがって! な〜にが
「俺達には勝利の女神がついてるんだ」だ!
俺様は好きにやらせてもらうぜ!
ささっ、行きましょうぜ! 阿国さん」
阿国
「待っとおくれやす、孫市様」
五右衛門
「ノォォー!」
孫市
「くっ、向こうにも敵が・・・・・・
なんとかもちこたえてくれ!」
五右衛門
「がぁっ! 織田がなんぼのもんじゃい!
俺様が蹴散らしてやるぜぇっ!」
阿国
「うちも行きますえ〜」
五右衛門
「孫市なんざに負けてらんねぇ!
ガンガンいくぜぇ!」
阿国
「やぁ、まだいてはんのんかいなあ。ひつこおすなあ」
孫市
「さっさと終わりにしようぜ、信長
この後、もっと手強い相手が待ってるんでね」
五右衛門
「孫市なんかに手柄は渡さねぇぜ!
ついでに阿国さんも渡せねぇぜ!」
阿国
「信長様にも、うちの舞をみてもらおうかしら」
孫市
「ちっ、やられちまったか・・・・・・
まずいな・・・・・・これ以上やられるわけにはいかない」
五右衛門
「おおっ! お前、いいもん持ってるな!
ちょっと俺様に貸してみろ、使い方を教えてやる」
お市
「やだよ〜。それに、あたしの方が絶対上手いもん
どれくらい上手いか、見せてあげるよ!」
五右衛門
「いいからそれを貸してみろっての!
いくぜ、よ、ほっ・・・・・・って、あれ?」
お市
「うう・・・・・・すごいへたっぴだし・・・・・・」
濃姫
「醜いわね。今消えれば、痛い目には遭わないわよ」
五右衛門
「いかんいかん!
罵られることが快感になってる俺様がいる!」
濃姫
「見かけ通り、野蛮なのね・・・・・・」
五右衛門
「いかんいかん! 俺様は罵られてるんだぞ!」
阿国
「はぁ・・・・・・きれいなお人やなぁ
うちの舞も霞んでしまいそうやわぁ」
濃姫
「ありがと。あなたも可愛いわ
そう、苛めたくなるくらいね・・・・・・」
阿国
「まるで深い淵。のぞきこんだら吸い込まれそうや
うちの舞で目を覚ましてくれへんやろか」
五右衛門
「何だあの見るからに悪人面は!
義賊である俺様が退治してくれるぜ!」
実機エンディング阿国・織田信長“夢と幻”
阿国
「ただ人は、情けあれ。
夢の、夢の、夢の・・・・・・。
どうしやったんどすぅ?」
信長
「己にあらぬ己がおった。
人の業が悲しくて、乱世を凌駕しようと、
戦いに明け暮れ、魔王と恐れられたわしが」
阿国
「せつない夢どすなぁ」
信長
「夢・・・・・・か」
阿国
「夢、幻。
昨日は今日のいにしえ。
今日は明日の昔夢」
実機エンディング阿国・濃姫“夢と幻”
阿国
「ただ人は、情けあれ。
夢の、夢の、夢の・・・・・・。
どうしやったんどすぅ?」
濃姫
「私ではない私がいました。
ただ一人の男を愛し、憎み、
守ろうとし、殺そうとしていました。
その男が私の心を・・・・・・。
その男が、世界の全てでした」
阿国
「せつない夢どすなぁ」
濃姫
「夢・・・・・・」
阿国
「夢、幻。
昨日は今日のいにしえ。
今日は明日の昔夢」
実機エンディング阿国・雑賀孫市“夢と幻”
阿国
「ただ人は、情けあれ。
夢の、夢の、夢の・・・・・・。
どうしやったんどすぅ?」
孫市
「俺ではない俺がいた。
自由に生き、女を愛し、弱い者を守る。
それが俺の信条だった。
人の弱さを踏みにじる魔王を許せなくて、
そいつを倒すことだけを・・・・・・!」
阿国
「せつない夢どすなぁ」
孫市
「夢・・・・・・か」
阿国
「夢、幻。
昨日は今日のいにしえ。
今日は明日の昔夢」
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