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第十二話・三成不敵
蒼鬼
「馬鹿っ
迂闊に触んじゃねえよ!!」
茜
「だって・・・」
ロベルト
「魔空石の解放・・・
幻魔樹による増幅・・・
“破魔の勾玉”の中和反応・・・
三幻魔復活・・・
クローディアス
ローゼンクランツ
オフィーリア・・・
秀吉の傀儡化・・・
妖星出現・・・
創造神復活・・・
人間の否定そして駆逐・・・」
お初
「読めたの!?」
ロベルト
「あぁ 部分的に
イスパニア語で書かれていた」
茜
「何か分かったのか?」
ロベルト
「ヤツらの計画・・・
恐ろしい計画が見えてきた
おぼろげながらだがな」
蒼鬼
「教えてくれ」
ロベルト
「ああ
だが詳しい話は後だ
まずは秀吉の力の
源がわかった」
蒼鬼
「力の源?」
ロベルト
「ああ
魔空石と呼ばれる
巨大な鉱石・・・
それが秀吉の力の源だ」
お初
「それはどこにあるの?」
ロベルト
「地下だ
この部屋に
地下への通路があるはずだ」
茜
「うげっ・・・なんかここ
気持ち悪ィ・・・」
お初
「これは・・・」
ロベルト
「魔空石」
茜
「魔空石?」
ロベルト
「この鉱石から吐き出される
瘴気を取り込むことで・・・
秀吉は無限の力を得ている」
蒼鬼
「そして
この建物自体が
秀吉に力を送る
役目をはたしているのか」
ロベルト
「ああ
そういうことだ」
お初
「みんな
ちょっとはなれていて
どういうこと?」
茜
「いってー!」
三成
「その石に触れるのは
おやめなさい・・・
もっとも触れる事など
できはしないでしょうがね」
蒼鬼
「三成!!」
三成
「しかし・・・何故ここが
わかったのですかねぇ?
あ・・・なるほど 西洋人
あなたが教えたのですね
ローゼンクランツの
実験動物に
されているかと
思っていましたが
相変わらず逃げるのだけは
得意なようで」
蒼鬼
「ロベルト!!」
ロベルト
「コイツを壊せるのは・・・
俺だけだ」
お初
「危ない! やめて!」
ロベルト
「俺はこのためだけに
生かされた!
俺の腕の力は
・・・この為にある!
どりゃぁぁあぁ!!」
三成
「その腕の力・・・
その光・・・
“破魔の勾玉”は
腕の中に隠されたのですね
なるほど・・・やってくれます
ルイス・フロイス
ローゼンクランツも
てこずるはずです」
ロベルト
「パパの・・・
ルイス・フロイスの意思は
俺が受け継ぐ!
貴様らの思い
通りにはさせない!」
三成
「たかが人間ごときに」
蒼鬼
「たかが・・・
人間ごときだ!」
三成
「フフフ・・・
さすがに
この体のままでは
力が出し切れませんね」
茜
「ロベルト!!」
お初
「ロベルト!!」
三成
「ふうむ・・・
まあ いいでしょう
この魔空石の力は
もう吸い尽くしましたし
ここを潰されたくらいで
我が計画に
微塵も狂いは
出ませんからね」
蒼鬼
「計画か・・・
オマエには
色々聞きたいことがある 三成
いや・・・
幻魔クローディアス!」
三成
「ほほぉ 人間ごときに
その名を呼ばれるとは・・・
どうやら
ただの馬鹿者では
・・・ないようですね
少しは真実が見えて
きましたかな?」
蒼鬼
「御託はいい・・・
答えろ!」
三成
「・・・いいでしょう
・・・この国が邪念で
満たされ
幻魔の桜が世に満ちる時
天空の妖星より
神が降臨する
我らが神の降臨により
全ての人間の存在は
否定され
消滅し そして
新たな幻魔の世が始まる
そう・・・
我らが宿願とは・・・
幻魔創造神の復活!
全ては
我が計画のままに!」
蒼鬼
「あの桜も 花見も
・・・魔空石も
あの大陸の地獄も・・・
全ては貴様の
企みってわけか?」
三成
「無論です
高等幻魔の力・・・
なめてもらっては
こまりますね」
蒼鬼
「そんなくだらねぇ計画
俺が叩き潰す!」
三成
「フフフ・・・
面白いですね
止められるモノなら
止めてみなさい
黒き鬼
たった一人で何ができるか
見せてもらいましょう
妖星が降臨し
創造神が降り立つまで
残された時間は
もうわずか・・・
楽しみにしていますよ・・・」
蒼鬼
「クローディアス
オマエはわかってない
俺は独りじゃないぜ」
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