第一話 稲葉山城の戦い

トップに戻る。


ムービー“”

永禄四年
美濃・斎藤家は
織田信長の度重なる
侵攻にさらされていた

だが主・斎藤龍興は、
酒色に溺れ政務を顧みず、
国は未曾有の危機にあった

斎藤家臣
「龍興様」
斎藤龍興
「なんだ」
斎藤家臣
「龍興様にお目通り願いたいと申す者が」
斎藤龍興
「戦の話は聞かんぞ」
斎藤家臣
「女子に、ござります」
斎藤龍興
「なんだ?」
竹中半兵衛
「恐れながら、龍興様にお願いがございます」
斎藤龍興
「よいぞ、よいぞ!
 いずこの姫君ぞ」
竹中半兵衛
「姫君とは失礼な」
斎藤龍興
「んなっ!
 は、は、半兵衛!」
竹中半兵衛
「兵は詭道なり
 ま、兵法の基本ですよね
 じゃあ落ち着いたとこで
 約束どおり
 お願い、聞いてもらえます?」
斎藤龍興
「こ、こんの…
 まぬけ面の出来損ないが!
 捕らえろ!」
竹中半兵衛
「まぬけ面とは失礼な
 人を見かけで判断するなって、兵法
 ってか人として基本でしょ?
 こういう毎日
 お互い嫌じゃないですか? 龍興様
 だから
 この城、俺にください
 俺が変えてみせますよ」

ナレーション

斎藤家家臣・竹中半兵衛。
人は彼を
「知らぬ顔の半兵衛」と呼んだ。

知らぬ顔を装いながら、
気づけば、
半兵衛の狙いどおりに
事が運んでいる。

隣国尾張からの
猛攻を凌いできたのも、
半兵衛の知略に負うところが
大きかった。

だが当主・斎藤龍興は
酒色にふけるばかり。
これをいましめようと、
半兵衛は一人で
稲葉山城を奪ってみせたのだった。

奇しくも同じ時、
龍興に引導を渡さんと
信長率いる織田軍が
稲葉山城を取り囲んだ。

「本当、こんな毎日変えないと。俺の軍略でね。
 第一話 稲葉山城の戦い
 寝て暮らせる世、まだ遠いか…」

戦闘中イベント