小田原の勝利により
北条は滅んだ。
天下はついに
秀吉の下に統一された。
やがて秀吉が死ぬと、
家康が台頭。
征夷大将軍の任に就き、幕府を開く。
だが、
徳川の世に異を唱える豊臣家が
真田幸村を始めとする牢人を集め、
大坂城に立て籠もる。
家康は乱世に幕を引くべく、
大坂城を包囲。
半蔵も家康を守る影として
参陣していた。
まもなく照らされる泰平の光。
その光に消される運命を知りながら、
半蔵は最後の戦いに向かった
「乱世に生き、泰平に消える…それが宿命。
第五話 大坂の陣
影は闇に棲む」
ねね
「半蔵は優しいね
戦国の荒ぶる魂たちを、送ってるんだね」
服部半蔵
「しゃべるな」
ねね
「もういいよ
乱世の闇がほら、明ける…
ほら、東からあんなに明るくなって…」
服部半蔵
「傷に障る」
ねね
「あたしたち闇の者は、眠る時間だよ」