稲姫は沼田城から
昌幸・幸村親子を撃退。
同時に行われていた関ヶ原の決戦も、
家康率いる東軍が勝利した。
昌幸親子は
忠勝の取り成しで命を許され、
紀伊の九度山に流された。
その後、
家康は征夷大将軍となる。
だが、
徳川の世をよしとしない豊臣家は、
幸村ら将兵を集め、
大坂城に立て籠もった。
乱世の終結と、
幸村の志をこの目で。
大坂城を包囲する
徳川軍に参陣した稲姫は
ただまっすぐに
前だけを見つめていた。
「何故もののふは戦うの? ただもののふの意地、貫くため!
第五話 大坂の陣
稲、力の限り…参ります!」
稲姫
「戦場に残されていたのは、あなたの槍だけ
あなたは、どこかで生きている…
そんな気がしてならない
だから…
私は生きて、真田の家を守っていきます
あなたが帰ってきたときに…
笑顔で迎えられるように」