兼続らの活躍で、
三成は難を逃れたが、これを契機に
徳川家康の天下取りが加速。
三成と兼続は
密かに家康打倒の策を練る。
兼続は
直江状を家康に送って宣戦布告、
それに呼応して三成も兵を挙げると、
天下を二分する
熾烈な戦いが始まった。
上杉に挟撃されることを
恐れた家康は、
伊達政宗に上杉の牽制を要請。
政宗は、
長谷堂城を攻める兼続を襲った。
数や力に屈しない気概を
後世に示すため、
斬神斬魔の覚悟を決めた
兼続と慶次は、
政宗との最後の戦いに臨んだ。
「政宗、お前との戦で上杉の気概を天下に示す!
第五話 長谷堂の戦い
気概を刻み込む!」
ナレーション
「長谷堂の戦いに兼続は勝利
その戦いぶりは、敵である徳川家康をもうならせた
しかし、関ヶ原で西軍本隊は敗北
兼続は上杉家の存続のため
江戸城へ弁明に向かった」
黒田官兵衛
「関ヶ原直前、卿がしたためた直江状だ
さて、これほど家康公の罪を責めた者が
今さら何を弁明しようというのか」
直江兼続
「我ら上杉は、この戦いで世に気概を示しました
気概があれば、圧倒的な物量差にもめげず
強き者に向かって立ち向かえることを示したのです
物量だけが、力のみが天下を決するならば
家康殿が勝ち取った天下も、乱世の続きに過ぎませぬ
真の泰平のためには、そこに道を示さねばならぬのです!」
黒田官兵衛
「ぬけぬけと」
直江兼続
「我らこそがその道を示したのですぞ!」
徳川家康
「なるほど
大器と勇気は天下に通じると
秀吉殿が褒めていただけのことはある
お主のような者がある限り
この泰平は続くだろう」