姉川の戦いに勝利したものの、
その後の信長の攻勢は
苛烈を極めた。
朝倉家はあえなく滅亡、
浅井家もまた
小谷城に追い詰められる。
ここに至って、
長政はお市を
織田家に帰すことを決めた。
織田家への道中、
お市が目にしたのは
花咲き乱れる草原であった。
長政が
花で満開になれと願った地である。
長政の理想を
夢で終わらせてはならない。
お市は、
長政の望む国を実現するため
自分の手で
長政を支えることを決意する。
「離れてみてわかった。私と、あの人をつなぐ絆。
第四話 小谷城の戦い
愛は、私を強くする」