トップに戻る

../ogin1031/

 

1「山崎の戦い」1582

 

ムービー“オープニング 洞ヶ峠”

 

左近

「ありえませんな」

筒井順慶

「しかし、光秀は

 信長公を討つ大番狂わせを起こした男・・・」

左近

「大番狂わせが二度続かないと、

 思ってるところが違う

 続くんですよ」

筒井順慶

「誰が続ける?」

左近

「中国にいる筑前守

 秀吉

 和州の住人・島左近

 義によって秀吉殿にお味方いたす!」

 

島左近は、若きころは武田信玄に仕え、

その軍略を学んだ、優れた戦術家である。

 

天正10年(1582)・・・。

本能寺の変で明智光秀は織田信長を討ち、

信長の天下を手にしようとしていた。

 

左近が仕える大和の大名・筒井家にも、

光秀から、傘下に入るよう要請が来る。

 

だが左近は次の天下人は羽柴秀吉だと判断。

主を説き伏せ、秀吉に味方すべく、

秀吉と光秀の決戦地・山崎へとおもむいた。

 

「不可能をやる

 だから敵の虚をつける

 わからないかな?

 第一話、山崎の戦い

 俺の軍略、狂いはないぜ」

 

「筒井家家臣島左近、義によって秀吉殿にお味方申す」

秀吉

「ほーう、筒井にも物の見える男がおるな、三成?」

三成

「はい・・・『使える駒』と見受けます」

光秀

「譲れません! 誰のためでもなくあのお方のため・・・」

秀吉

「勝竜寺を攻めるぞ! 明智の退路を絶つんじゃ!

 この戦の要所は、天王山だ!

 皆のモン! 光秀より早く天王山を取ったれや!」

光秀

「させません! 全軍、急ぎ天王山を抑えるのです!

 そう簡単には・・・! 今です かかりなさい!」

左近

「まずは・・・天王山を封鎖するとしますか」

光秀

「信長様の仇・・・か

 その業も天下も私は背負わねばならないのです・・・!」

ねね

「勝竜寺は制圧だね、お前さま!」

光秀

「今です! 伏兵部隊、前へ!」

左近

「ま、こんなもんかな」

物見

「崖は登れないようです!

 道に沿って迂回して登るしかないようですね・・・」

三成

「天王山はすでに我らが得た 敵もとろいものだな」

秀吉

「清正! 天王山へ兵を送れ!」

三成

「左近・・・といったな? 援軍は貴様の差し金か?」

左近

「だとしたら何だい? その礼に城でもくれるのか?」

三成

「・・・報いよう いずれな」

光秀

「今なら天王山が手薄! 伏兵に合図を!

 総攻撃をかけます! 本陣、開門!」

左近

「石田三成・・・口は悪いが、噂以上の切れ者と見た・・・

 ま、仕えたいと思うような代物じゃないがね」

孫市

「これで俺らの優位は確実だな どんどん行くぜ!」

秀吉

「光秀、後は任せろ・・・信長様の業も、お前の想いも・・・

 みんな、わしが受け取って、つないでやるさ」

 

../ogin1031/

トップに戻る