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蒼天疾駆・猿飛佐助

声・子安武人

「さてさて、大事なお仕事っと」

「さーて、さっさと終わらせますかね」

「ま、ゆるーく行こうぜ」

「相手が悪かったな!」

「相変わらずいい女だねェ・・・」

 

猿飛佐助物語「密命・暗殺行」

 

第一章

 

尾張の魔王・織田信長の進軍をきっかけに

各地はにわかに不穏な動きをみせていた。

主である武田信玄から三つの使命を受けた

猿飛佐助は、まず一つ目の命、北条氏政の

様子を探るために小田原城へと潜入した。

小田原への道の途中で襲撃を仕掛けてきた

上杉謙信に仕える忍・かすがの事を

気に留めながら・・・。

 

佐助

「それにしてもあいつ、あんな所で何してたんだ?」

 

潜入、小田原城

 

佐助

「さてさて、忍らしく闇にまぎれて行きますか

 とはいえ、この小田原、先が厄介そうだね」

北条軍武将

「曲者だ! であえ、であえー!」

佐助

「ま、ゆるーくいこうぜ」

北条軍武将

「何奴! ここを小田原城と知ってのことか!

 仇は・・・仇は拙者が討つ!」

氏政

「きさま、どこから入った!」

佐助

「へへへ・・・バレちゃったね

 こっそり寝首かこうかと思ったんだけど、残念!」

 

実機ムービー“北条氏政逃亡”

 

氏政

「な、なんのこれしき、フ・・・フハハハハ!

 そーれい、逆賊を閉じ込めるのぢゃあ!」

 

氏政

「北条家の栄誉を汚す者を捕らえよ!」

 

実機ムービー“五人揃って五本槍”

 

五本槍

「炎の槍、一!

 氷の槍、二

 雷の槍、三!

 風の槍、四!

 闇の槍、五

 戦国最強連隊、五本槍!」

 

氏政

「愚かなねずみを捕らえるのぢゃ!」

五本槍

「了解、任せな大将! 俺達ゃヨーヘイ」

佐助

「おいおいおいおい、まずくね!?」

氏政

「見事、北条の威光を示してみせぇい!」

五本槍

「了解、任せな! ただし給料上げてよ

 まだまだいけるぜ、俺達ゃ無敵の五本槍!」

氏政

「彼奴らが五つ星の精鋭、五本槍ぢゃ

 おぬしらでは抜けんわい!

 やつらを討ち取った暁には、昇給ぢゃ!」

五本槍

「みっつふるうは友のため!」

氏政

「この北条が傭兵の手を借りようとはの・・・」

五本槍

「よっつふるうは親のため!

 いつつふるうは我のため!」

氏政

「ひるむな五本槍! ゆけい、ゆけぇぇい!

 そんな馬鹿な・・・五本槍が・・・ごほごほ

 おぬしの主は何者ぢゃ!」

佐助

「まあまあ、誰でもいいじゃない」

氏政

「きえーっ! 小生意気な忍めが!」

佐助

「ま〜た強くなっちまったか・・・まいったねえ」

北条軍武将

「おのれ・・・警備が手薄の時を狙うとは・・・!」

佐助

「悪ぃな、あんたにはここで死んでもらうぜ」

北条軍武将

「忍だ! 手練の忍がいるぞ!」

北条軍兵士

「陣形を崩すな! 取り囲むのだ!

 おのれ・・・この小田原城に忍び込むとは・・・!」

氏政

「ええぃ、ほんにわしは兵に恵まれんわぁ!

 完全に封鎖したこの城から出られるかのう

 おんのれ、わしは北条ぢゃぞ!」

佐助

「あんたの名前にケチつける気はないさ

 ご先祖様とやらに罪はないからね」

氏政

「し、しし殿部隊! 命に代えても防げぇ!」

北条軍武将

「御意!

 それがしも、枕を並べて朽ちる覚悟・・・!」

氏政

「北条家に仕えし伝説の忍、とくと見るがよい!」

小太郎

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

北条軍武将

「あ、あり得ん! あり得んことだ!」

佐助

「あんたがあの伝説の忍・・・

 いくら貰ってこんなシケた場所にいるんだい?」

小太郎

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

氏政

「彼奴らにこの門をくぐらせるでないぞ」

小太郎

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

佐助

「さすがの猿飛佐助も、ここは本気だぜ」

小太郎

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

佐助

「さーて、さっさと終わらせますかね」

氏政

「あいかわらず無口な男ぢゃ・・・

 ま、余裕の表われと言ったところかのぉ」

佐助

「ふーん・・・言葉を知らないって噂は本当らしいな」

氏政

「風魔よ、仕損じるでないぞ!」

小太郎

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

氏政

「ひょわあああ! ご先祖様、お助けぇ!」

 

実機ムービー“老成剛毅・北条氏政登場”

 

氏政

「代々受け継ぎし城・・・この北条氏政、誰にも渡しはせんぞ!

 んんん・・・せいや! お守り下され、ご先祖様! きえーっ!」

 

氏政

「ええーい、風魔は何をやっておったのぢゃ!

 高い金を払っておるというのに!」

佐助

「ジイサン、いい城住んでるね」

氏政

「ふぉっふぉっ、そうぢゃろそうぢゃろ」

佐助

「ま、見かけ倒しとも言うけどな!」

氏政

「待てい! どうぢゃ、わしに雇われぬか?」

佐助

「へへっ、冗談!

 ジイサンのご機嫌に振り回されるのは勘弁だね」

氏政

「北条家の名は汚させぬわあ!」

佐助

「思ってるより辛いんだぜ、この仕事」

氏政

「わしは肉より魚派ぢゃ!

 じ、持病の水虫が無ければ、お前ごときに!」

 

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