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4「安土城攻略戦」

 

長篠の戦いで信玄は織田軍を破った。

 

信長は難攻不落の城塞・安土城に退き、

武田軍はこれを包囲した。

 

この時、信玄の背中を追いつづける白い影が

安土に迫っていた。

 

「手間取ると、またしつこいヤツがなあ。

 今度も、わしはかっこいいよ」

 

信玄

「安土の街を傷つけぬためにも、騎馬は使えん

 苦しい戦になるが皆、頼んだぞ」

くのいち

「つらい仕事を頼むことが信頼って、勘違い」

光秀

「信長様、城下を荒らしては、民が苦しみましょう

 ここは城内に敵を誘い込み、討つべきかと」

信長

「・・・・・・信玄はそう考える、か

 光秀・・・・・・街に火を放て。うぬの手で、な」

光秀

「何を申されます!」

信長

「信玄を足止めせよ。ヤツは騎馬を使うまい」

光秀

「今を壊さなければ、未来はない・・・・・・

 その考えは間違っていない・・・・・・だが・・・・・・

 機も良いでしょう。火計は失敗です、退きます!」

信玄

「本隊は正面を迂回! 西門を攻めるぞ!

 幸村、正門を攻めよ! 敵の目を引きつけるのだ!

 やれやれ・・・・・・随分凝った仕掛けじゃな」

慶次

「あんたほどの英雄を迎えるんだ

 最高の舞台を、用意しなくちゃな」

幸村

「素晴らしい仕掛けだ。さすがは安土城

 とでも、誉めておけばよろしいですかな?」

慶次

「あんたもだいぶ洒落がわかるようになったな

 だが、この槍に洒落は通じないぜ」

幸村

「すべての門を塞がれたか・・・・・・」

くのいち

「こんな時に役に立つのが、ア・タ・シですよ♪

 チョチョイと燃やして、通れるようにしましょ

 あらやだ・・・・・・」

幸村

「どうした?」

くのいち

「道間違えちゃった。ごめんね♪ こっち

 ここだね〜。しばしお待ちをっ!」

信玄

「何という兵器じゃ・・・・・・だが

 敵に乗れるということは、味方もまた乗れるな」

くのいち

「アタシの調べだと、倉庫は二つだね〜♪」

光秀

「このままでは、何も解決しない

 信長様に、真意を聞かねば・・・・・・なりません」

信玄

「明智光秀、不憫な男よ

 あの男を信長から放ってやらねばな」

光秀

「追っ手か・・・・・・

 ここは相手にしている場合ではない、振り切るぞ!」

信長

「来たか、信玄」

信玄

「そう構えるな。おことを討ちに来たのではない

 おことをな・・・・・・からかいに来たんだよ

 信長公、立派な城を作ったなあ

 魔王の城などと呼ばれ、哀れと思わぬか?」

信長

「人は石垣・・・・・・人は城・・・・・・であろう

 信長は魔王を止めぬ。安土は魔王の城よ」

信玄

「光秀よ、信長公には挨拶をしておいてやったぞ

 おことはな、わしの臣下こそふさわしいそうじゃ」

光秀

「その言葉が策、偽りであることはわかる

 しかし、真でもあるのかも・・・・・・しれないな」

信玄

「光秀を死なすな! 守りぬけ!

 死なせば、この後武田に味方する者はいなくなる

 光秀! しっかりせぬか!

 武士なれば、生きて信長を止めて見せよ!」

光秀

「不甲斐ない味方で、申し訳ありませんね」

 

イベントムービー“白い奴”

 

謙信

「オン・ベイシラマンダヤ・ソワカ

 闘争だ・・・・・・宿敵」

 

信玄

「むう、このクソ忙しいのに余計な奴が来おった」

くのいち

「戦バカきた〜!」

謙信

「光秀が仕置き、見事だ・・・・・・宿敵

 一人も死なさぬ・・・・・・その戦、先が見たいものだな

 この戦、家臣を死なせず終わらせてみよ。行くぞ!」

信玄

「わしがおことの言うことを聞かねばならぬのか?」

武田軍兵士

「信玄様に恥をかかすな、行くぞ!」

幸村

「この苦境、必ずや打ち破るぞ!

 魔王の城も、終わりのようだな・・・・・・信長!」

信長

「魔王の城を焼き尽くし、破壊し尽くし・・・・・・

 それで乱世を治めんとでも言うのか?」

謙信

「見事だ、宿敵! 貴様の創る世、見せてもらおうか」

信玄

「偉そうなヤツじゃなぁ

 素直に仲間にしてくれと、言えんのか」

謙信

「・・・・・・安土の城、見事落として見せよ」

 

信玄

「わし自ら出向くなど、思いもよらぬであろう

 ま、ただ座ってるだけの置物ではないことを

 わからせてやるかね」

幸村

「世を治めるべきは、織田信長ではない・・・・・・

 お館さまのため・・・・・・この身、魔王を断つ刃となろう」

お市

「ううっ、緊張してるかも・・・・・・」

信玄

「なあに。痛くせんから、そこをどいておくれ」

幸村

「討つべき相手は心得ている。下がるがいい」

お市

「ごめんなさい。そういうわけにはいかないから

 あたしはあなたの敵・・・・・・だからね」

慶次

「よう。守るってのも、楽じゃないねえ

 あんたも守り、って漢じゃなさそうだ

 戦場での、素晴らしい指揮は拝見している

 だが、こんな所で戦った経験はあるのかい?」

蘭丸

「これ以上進むなら、容赦はしません」

信玄

「力を・・・・・・見誤っておるな、若武者よ」

蘭丸

「信長様に近づく者は・・・・・・斬る!」

幸村

「その覚悟、何故信長のためなどに用いる!」

信長

「ここまで来るとはな・・・・・・」

幸村

「天命は下った。あきらめるのだな、信長!」

信長

「天命など・・・・・・この城が覆すであろう」

信玄

「二人だけの戦場、か。ちと照れるのう」

信長

「・・・・・・最高の舞台、よ」

信玄

「ま、何を言っても刀を収めることはなかろうな」

 

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