・敵武将
豊臣秀吉:立志の才・2 騎戦の技・3 千金・3
徳川家康:千金・2 神流・3 立志の才・3
島左近:立志の才・2 鍛身の技・3 真眼・3
加藤清正:天流・2 千金・2 騎戦の才・3
井伊直政:英傑の技・1 練心の技・2 騎戦の才・3
宇喜多秀家:真眼・1 薬活・2 撃蹄・3
榊原康政:立志の才・1 飛天の技・2 堅守の技・3
蜂須賀小六:開運の才・2 阿吽・2 居合・3
小西行長:開運の技・2 虎乱・2 指南の技・3
仙石秀久:練心の才・1 開運の才・1 騎戦の技・2
福島正則:撃蹄・2 再臨・2 鍛身の技・3
吉川広家:精鋭・2 千金・2 会得・3
石田三成:英傑の技・2 猛攻の技・3 千金・3
羽柴秀長:千金・1 目利・2 堅守の才・3
黒田官兵衛:虎乱・2 指南の技・3 指南の才・3
黒田長政:千金・1 俊足の技・2 開運の技・3
安国寺恵瓊:英傑の技・1 天流・2 阿吽・3
毛利輝元:英傑の技・1 俊足の才・2 薬活・3
小早川秀秋:虎乱・1 地流・2 阿吽・3
羽柴秀次:堅守の技・1 地流・1 騎戦の技・2
前田利家:堅守の技・2 地流・3 立志の才・3
長宗我部元親
「時が…
すべてを飲み喰らい、蹂躙する怒涛となって
時代が…
押し寄せる
綺羅のごとき将星、雲のごとき軍勢
この鳥無き島の蝙蝠にはもったいない舞台
上等!
時代に喰らわれ、影すら失くそうとも
凄絶に記憶させてやる…我らの存在を」
天正十三年(1585)、
土佐の雄・長宗我部元親は
四国統一を成し遂げる。
同じ頃、豊臣秀吉が信長の遺志を継ぎ、
天下統一への行動を開始。
自ら大軍を率いて四国へ出陣する。
豊臣軍との歴然たる兵力差を前に、
長宗我部元親は、時代の大波が
己を呑み込もうとしていることを知る。
だが、元親は、
それでもなお時代の流れに抗おうと、
豊臣軍に戦いを挑んだ。
「屈せよと言われても
反骨の魂は許さぬ
第一話、四国征伐
抗うぜ、凄絶に」
長宗我部元親
「この島は四国の絶対防衛戦、我らの血で染め上げよ
死んで、時代に我らの血こそ真の赤だと教えてやれ
福留、吉川を撃破し、北岸を封鎖だ」
福留儀重
「死ぬぞ死ぬぞ! 今日は思いきり死ぬぞ!」
吉良親実
「我ら土佐兵の屍で瀬戸内の海、埋めてやる!」
長宗我部信親
「我ら土佐兵、元親様のため、死ぬ気満々です」
長宗我部元親
「だったら、俺は皆を死なせることはできんな、信親」
長宗我部信親
「はっ!
元親様自身お気づきでないが守る者があるとお強い
このお方のためなら…命も惜しくない」
長宗我部元親
「すごい数だな…しかもその数万がただの犬じゃない
秀吉という男…会うのが愉しみになった」
石田三成
「理に逆らうひねくれ者のためにとんだ手間だ
絶え間なく撃て! 理に抗う愚か者を殲滅せよ!」
長宗我部元親
「目には目を…砲には砲で対抗するだけさ
砲兵隊長は大筒砦に向かい、かの鉄甲船を沈めよ!
北東砦を枕に果てる覚悟か…上等
ならばその覚悟ある家臣を死なせぬのが俺の覚悟だ
鉄は水に沈む…これが貴様らが好きな理だろう?
芸の無い奴らだな 砲兵隊長、大筒砦に向かえ!」
石田三成
「無駄だ、貴様の力では秀吉様に勝てぬ
理解するがいい…それが理、時代…そして宿命だ」
長宗我部元親
「ならば、理に、時代に、宿命に抗うまでだ」
豊臣秀吉
「狙いはお見通しよ 沈められる前に潰すまでさ」
石田三成
「時代の決めたこと…宿命がおいそれと覆るとでも?」
長宗我部元親
「覆らんよ…簡単に覆るならばそれは宿命ではない
だからこそ挑む…たとえ影すら失おうとも
俺は目をそらさぬ…凄絶に時代への意志を持つ!」
豊臣秀吉
「面白いことを言う その気概は気に入ったわ!
だが、吹いとるだけでは時代は変わらんのさ」
島左近
「総大将が本陣空けてお出ましとはね」
長宗我部元親
「本陣は信親に預けた…奴が負けるなら、それでいい」
島左近
「固い信頼って奴ですかい…冷たい顔して熱いね
せいぜい運命の女神に嫉妬されんようにな!」
吉田政重
「殿の志のためなら、いつでも命捨てる覚悟よ!」
徳川家康
「三方ヶ原を思い出す…元親殿もよき家臣を持たれた」
長宗我部元親
「気に入らぬな…覇者の器持つ者がなぜ風下に立つ」
徳川家康
「わしも気に入りませぬよ、そなたほどの器の者が…
ただ時代に当たって砕けようとしておるとはな!
よくお考えあれ…時代は今も築かれていっておる
生き残り時代を作る…それは思い託されし者の義務
風下風上など無用の理、いずれ風下も風上となろう」
前田利家
「秀吉、お前が手間取るたあ…面白い奴を見つけたか」
豊臣秀吉
「長宗我部元親というてな、利家、お前とおないだ」
前田利家
「いいぜ? 俺の槍で奴の器、見極めてきてやるさ
てめえ…なんで逆らう」
長宗我部元親
「非力ゆえ時代に抗いきれず流され、消え果てるが人
なればこそ、俺は人として時代に抗い、叫び続ける」
前田利家
「秀吉のまわりに必要なンはそういう人間だ
俺が中に立ってやる…お前、天下ン屋台支えろや」
豊臣秀吉
「世の中にはどうにもならんことがある
それでも時代を変える意志を持ち続けられるんか
来いや…試しちゃる
元親、面白き男よ! わしに降れ、そしたら殺さん」
長宗我部元親
「面白いのは貴様だ…貴様の命、俺の手にあるのだぞ」
豊臣秀吉
「お前はわしを殺さんよ…わしに興味を持っておる」
長宗我部元親
「貴様を潰したとて貴様の次を狙う奴が来るだけだ
降ってやる…それが土佐のためでもあるからな」