行道山(石尊山)〜大岩山〜両崖山

2008年3月9日
登山データ
ここ数年、この季節の山行がままならなくなってしまった、花粉症である。それでも山に行きたくてウズウズしながら「栃木県の山」という本を眺めていた。そんな中、足利市内にある行道山から両崖山への縦走尾根歩きが目に付いた。
マスクをしてでも行くか!(笑)
ところが当り前の話だが縦走となるとマイカーでは不便だ。スノーシューの時みたいに電車で行くことに決めようか。でも駅から登山口までか登山口から駅までの片道はバスかタクシーとなる。
「う〜ん、何か良い手は・・・?」
「あったあった!」と言うべきか「いたいた!」と言うべきか、ぺんぎん隊足利支部を名乗るサカタのじっちゃんを思い出した。
足利駅までお迎えに来てもらい行道山淨因寺の参道駐車場までを送って貰う。有難い事に帰りも「両崖山下山口まで迎えに来てやるよ。」と言ってくれたのだが、さすがにそこまでは申し訳無い。歩いても20分くらいのものなので「歩くからダイジだぁ!」とありがたくも辞退させて戴いた。
さて、行道山は別名石尊山(442m)という。足利にはもう一つ石尊山(486m)があるがそれとは別の山である。
ため息が出るほどの憎っくき杉の老木たちに囲まれた行道山淨因寺は行基上人開基の栃木県名勝第一号。ここから今日の登山が始まる。
石段を登り山門をくぐり抜け淨因寺の境内を更に奥へと登る。途中振り返り上から眺める淨因寺は切り立った断崖に囲まれて墨絵のような風景だ。
さらに急坂を登り詰めると尾根に飛び出し四十九院涅槃台。ここには寝釈迦像が祀られていて展望も良い休憩場である。
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一息入れて稜線を南に進む。鞍部を登り詰めて三等三角点石尊山(442m)の山頂に上がる。東屋と数基のベンチがあり360°に開けた展望の良い山頂だ。昼食をとるにはまだ早いし数人の登山者が賑やかにしていたので先に進む。
この後更にのんびりと稜線を進むと一対のテーブルセットがある剣が峰に到着。剣が峰は別名大岩山(417m)である。
丁度ひと組のグループが席を立つところで、山頂はぺんぎん隊の貸切となる。有無を言わさずコンロに火を点けて「山頂ラーメン」の支度を始める。今日は「出前一丁」だ!
毎度の事だが作ったラーメンの大方を隊長に食べられ、挙句にコンビニで買ったのり巻き弁当まで半分食べられて気分の悪い午後の部の開始となる。
大岩山山頂から下り一旦舗装路に飛び出し5分も下ると大岩毘沙門天の境内に入る。やはり行基由来の毘沙門堂は日本三大毘沙門天の一つとされ、足利市の重要文化財に指定されている。
参道の石段を下る途中に鐘楼堂があったが一突き100円なので気持ちだけで記念撮影だけとする。
車道から再び登山道に入り途中四等三角点があるピークを越えてアップダウンを繰り返しながら歩く。
ピークを二つほど越えて急坂に付けられた木の階段を登ると両崖山(251m)山頂。
ここの山頂は足利成行築城(平安後期)の足利城跡があり、石垣や堀跡が残っている。
両崖山からの下りは足利市を見下ろしながらの好展望。足利市内、その奥には渡良瀬川と関東平野が横たわり低山ながら結構嬉しい眺めだ。
下り切った先は市民の憩いの場「織姫神社」。朱塗りの神殿に参拝して足利市内へと降り立ち、足利駅まで約20分のアクセス。途中、足利学校跡など市内を散策しながらの楽しい帰途となった。