恒例!元日登山

2009年1月1日 晴れ 

男抱山


 一昨年から年の始めのご来光を拝むために宇都宮市郊外の男抱山という小山に登るようになった。初めの年に綺麗なご来光を見る事が出来たせいか、この小登山だけは隊長の方がノリノリで毎年暮れ近くなると「ねえ、またお正月に行くんでしょ?」と聞いて来るのだ。一日で一番冷え込む明け方のまだ暗いうちから歩き出す登山の何が気に入ったというのだろう。やはりあのオレンジ色の強烈な閃光に何かを感じたのだろうか。

 八溝の山々が連なる東の空の色がオレンジ色に染まり始める。顔を出す前から「ここから出るぞ!」と言わんばかりにその中の一点だけが周囲よりも一段と明るくなり始める。山頂に居並ぶみんなの目がそこに集中しているのが判る。

ポツン

小さな光が顔を出す。

いよいよ日の出である。一端顔を出した太陽は見る見るその面積を広げて強烈な光を放つ。私の前にいる隊長も黙ってその光を見つめている。何を考えているのだろう・・・。興味はあるのだが、聞いたところで首を傾げて笑うだけで教えてくれないだろうな。(笑)

 この山の山頂からは運が良ければ富士山も見る事が出来る。昨年、ご来光を拝んだ目を何気なく後ろに転じたところ、遠くに富士山が見えて感動したものだった。

 元日に見る富士山というものはやはり一味違うものがある。富士山からご来光を拝むという話はよく聞くが、富士山に登ってしまったら富士山は見えないのだから、元日のご来光と富士山のセットはやはり他所から眺めるしかないのだなぁ・・・と素直に納得した私である。そして正月にご来光と富士山を眺めて「縁起がいい」と思う私は間違い無く日本人なのだ。(笑)