この一連の回路図は修正した後のものです。
修正する前の回路図を基に作成した回路は動作させようとすると必ず発火します。
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この回路の心臓部は下の図の赤で囲まれた部分です。
二つはそれぞれ抵抗と蓄電器の値が異なるだけで同じ回路です。

この回路は次のように書き換えることが出来ます。

4011はCMOSで構成された2入力NANDゲート4つをパッケージの中に収めています。
今回の回路は全てのNANDゲートの入力同士を結んであります。
NANDゲートは入力される信号を全て同じにすると。一つのNOTゲートと同じ働きをします。
NOTゲートは入力が電源の半分の電圧を超えたときL(0V)を出力します。
逆にNOTゲートの入力が電源電圧の半分より小さければH(電源電圧)を出力します。
図の回路はゲートAとゲートBのどちらが先にHレベルになるか判りませんが、
電源投入後まずゲートAの出力がL(0V)になったとしましょう。

この段階で蓄電器に蓄えられた電荷は0なので蓄電器に掛かる電圧は0Vです。
ゲートBの入力はゲートAの出力に蓄電器の電圧を加えた0Vです。
よってゲートBの出力はH(9V)となります。
ゲートAの入力にゲートBの出力が直接つながれているので、ゲートAの出力は変わらずLのままです。
蓄電器の電圧が電荷の移動とともに増えていきます。(I-II)

蓄電器の電圧が4.5Vを超すとゲートBの入力が電源電圧の半分(4.5V)を超過するのでゲートBの出力はL(0V)となり、ほぼ同時にゲートAの出力はH(9V)となります。(II-III)

蓄電器の電圧が電荷の移動とともに減少していきます。(III-IV)

蓄電器の電圧が-4.5Vを下回るとゲートBの入力が電源電圧の半分(4.5V)未満になるのでゲートBの出力はH(9V)となり、ほぼ同時にゲートAの出力はL(0V)となります。(IV-V)

蓄電器の電圧が電荷の移動とともに増えていきます。(V-II)

そしてIIからの動作を繰り返します。

ゲートBの入力電圧