各説明文に参考させていただいた資料です。

柿生村、岡上村郷土誌 (義胤小学校 - 1968)

 柿生小学校が義胤(よしたね)尋常高等小学校といわれていた1932(昭和7)年に発行された、社会科教育のための資料書。岡上については1931(昭和6)年6月27日から踏査を行い編纂された。柿生村、岡上村について第一章に文化の方面(沿革及村勢、土木及警察、産業及経済、交通、衛生、兵事、教育、文学、習俗、教化施設、神社及宗教)、第二章に自然の方面(地勢、動植物)としてまとめられている。1969(昭和44)年に再販。

川崎市民俗文化財緊急調査報告書 第一集「岡上の民俗」 (川崎市教育委員会 - 1982)

 岡上について1980(昭和55)年6月1日から1981(昭和56)年3月31日までの調査を基に歴史、社会生活、経済生活、信仰生活、民具をまとめたもの。民家の見取り図や民具の作り方、使い方が興味深い。山伏についても詳しい。

川崎市岡上営農団地概要書 (川崎市多摩区岡上土地改良区 - 1985)

 1973(昭和48)年12月20日に設立認可された全体面積35.6haの農地開発事業の概要書。事業計画としては「悪い立地条件、小さな耕作面積などによる機械化が難いため、農地造成により経営規模の拡大と農地の集団化を図り、生産・販売の協同化を進め、将来とともに有望な基幹作物を選定栽培することによって、安定した自立経営を営むことを目的として事業計画された」とある。営農団地は1984(昭和59)年に完成。

ふるさとは語る「柿生・岡上のあゆみ」 (柿生郷土誌刊行会 - 1989)

 義胤小学校発行の「柿生村、岡上村郷土誌」を受けて、柿生村誕生百年を機に古代から現在までの移り変わりをまとめたもの。写真も多数掲載されているので目で見て柿生、岡上の移り変わりがわかる。岡登用水を作った岡登景能(足尾銅山奉行)についての記述もある。特に麻生区内の川についての移り変わりが興味深い。

川崎の町名 (日本地名研究所 - 1991)

 川崎市内の町名とその成り立ちをまとめたもの。発行は川崎市。岡上については276頁から2頁に亘って記述がある。また、巻末には地図によって小名が記されている。

ふるさと川崎の自然と歴史「中」 (高橋嘉彦 - 2002)

 多摩川、鶴見川の源流から海に流れ着くまでを流域の自然と歴史についてまとめたもの。岡上については179頁から182頁まで4頁に亘って記述されている。小野路の新撰組との関りあいや野津田の自由民権運動との関りあいについての記述が興味深い。

私編岡上風土記稿 (鈴木勁介 - 2003)

 和光大学の刊行物『エスキス』にモノグラムとして記述し始めたのをまとめたもの。ボリュームがあるが詳しく、また丁寧に書かれているので読みやすい。山伏についてや年中行事についての記述が大変興味深い。著者である和光大学の先生が仰っている岡上のエコミュージアム(地域ぐるみの博物館)化に共感。


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