直線上に配置

屋台各部分の名称




【我町の屋台参考】

屋台の名称解説

★布団屋根(ふとんやね)
当布三段、五段、反り屋根、宮殿造りの屋根がある。布団屋根は原初の屋根では本物の藁布団で、神が降臨する所と考えられていた。
★布団台(ふとんだい)
三段の金具には唐草模様、松竹梅、鶴などの縁起の良い錺金具がつけられる。反り屋根は水切りと言う。
日本の材料を使用し中国にて生産をしております。
★雲板(くもいた)彫刻
飛翔する龍、鳳凰、孔雀など鳥とともに巻き雲の彫刻が施されることから雲板と云う。反り屋根、御輿屋根屋台は重垂木となるが、大手町屋台は二段の重垂木とその奥に二段の雲板彫刻がある。寺社建築でも香川県琴平宮摂社旭社(あさひしゃ)の二重の軒裏が雲板彫刻となっている。
★隅木(すみぎ)
屋台の構造上,唯一の対角線状に用いる部材で、水平面での筋交いの役割と共に、四本柱を介し土露台と綱で固定、屋根全体で支えるための、最も重要な部分である。隅木の無い屋台もある。
★隅木受け(すみぎうけ)
三の尾垂木が変化したもので、籠彫(かごぼり)彫刻が施され隅木のある屋台の特徴である。
★桝組(ますぐみ)
二(ふた)手先組拵えや三手先(みてさき)組拵え、四手(よつて)先組があり、また桝組の無い屋台もある
★天井(てんじょう)
平格子(ひらこうし)の格天井(ごうてんじょう)がほとんどだが、彫り物が入っている屋台もある。
★尾垂木(おだるき)
桝組の尾垂木の内、正隅は一、二の尾垂木。平隅は一の尾垂木。計四本ついている屋台が多い。
★狭間(さま)彫刻
桝組と桝組の間の狭いところの彫刻の意味である。狭間の題材には有名な合戦、敵討ちなどが多いが栄枯盛衰、盛者必滅、禍福錯綜する現実社会を揶楡して表現している。
★木鼻(きばな)
唐獅子が圧倒的に多い。邪悪な夢を喰らう神獣の貘や、井筒鼻となる。
★紅梁(こうりょう)
唐草模様彫刻入りで左右の木鼻、四本柱を繋ぐ役目をする。錺金具の板紅梁の屋台もある。
★井筒(いづつ)
井筒桁(井桁)とも云う。能の「井筒」にちなんだものか、木鼻に対し、井筒鼻となる。
★四本柱(しほんばしら)
通し柱と継ぎ柱、角柱と丸柱が有る。
★高(勾)欄(こうらん)
高欄には跳ね勾欄と擬宝珠高欄があえい、貝殻を漆に塗り込んだ螺鈿細工高欄の大手町屋台もある。
★土露台(どろだい)
泥台とも云う。屋台の基礎となるところで太鼓を納める。太鼓隠しには平格子、菱格子、土露幕彫刻等がある。
★担き棒(かきぼう)
杉丸太材を使用。
★長胴太鼓(ながどうたいこ)
材は欅。他に栗、栃、シオジなどがある。太鼓の革には黒牛の雌が使われる。胴のくり方に斜めぐり、横ぐり、縦繰りがある。
★布団締(ふとんじめ)
阿吽の鯱、他には昇龍、降龍、鯉の滝昇り、金網、無地ラシャ布等の例があり、金糸刺繍が施される。
反り屋根屋台は伊達綱に、梵天となる。
★昼提灯(ひるちょうちん)
絵柄や文字の刺繍の入った飾り提灯。
★水引幕(みずひきまく)
四本柱の周りに巻く細長い幕のこと。ラシャ布で赤地、白地に金糸刺繍を施したもの。
題材には須佐男尊八俣大蛇退治、天の岩戸、源平合戦などがある。
★高欄掛(こうらんかけ)
高欄に掛ける四角の刺繍飾りで絵柄に蜈蚣、土蜘蛛、猪、鵺、鬼、九尾の狐退治、武者、龍、獅子、虎、鷹、鯱等、獣の場面等がある。
その他、土地柄に因んだ海老、鯛、蛸、蟹もある。
着用の位置は屋台の中から見て、正面が南で朱雀、背面が北で玄武、右方向が西となり白虎、左方向が東で青龍である。
                「三木市観光協会」【三木の祭】屋台・獅子舞・写真集より



【我が町の屋台内彫刻】