私は物心ついたときから宇宙人についてや超能力、
いわゆるオカルト番組とかが大好きでした。
でも、別にマニアだったわけでもなく、たまに本屋さんで見つけた
オカルト本といわれるものを読んだりする程度でした。

当時、宇宙人番組がやっていると好きで見ていましたが、
「宇宙人は絶対いる!」という確信めいたものがあったことを思い出します。

父が「んなもん、いるわけねーじゃねーか」とテレビの前で怒鳴っているのを聞くと
むしょうに腹が立ったものです。かと言って自分も宇宙人に会ったわけでも、
UFOを見たわけでもないので変な話ですが、とにかくいると思っていました。

逆に超能力に関してはベッドの上で、
「あるのかな〜、ありえねーだろ。でもあってほしいな〜」
というどうしても信じられない悶々とした気持ちがあったことを思い出します。
物が勝手に動いたりスプーンが曲がったりすることは、私の中で
「到底、ありえないこと」でした。そんなバカな話あるわけない、と。

私にとって超能力の存在は、まったく理解できない、異世界のことのように感じていたのです。


高校生の頃でした。個人的なことで精神的に不安定になっているときで、
私はいつも友達2人と併せて3人で行動するようになっていました。
ひとりでいるのが嫌だったのです。いつも3人でバカなことをして遊んでいました。
満足していました。

ある時、友人の加藤に、不思議な話をしてみると意外にも興味を示してきました。
私はいわゆるオカルトに興味がある人は、ほとんどいないと思っていたし、
加藤はそういうタイプでもなかったので何だか嬉しかったのを覚えています。

じゃあ、おもしろい本を探しに行こうということになり、学校の帰りに本屋さんに行ったのです。
彼はひとつの本を見つけ、私に教えてくれました。それは、
秋山眞人さんという方が書いた「私は宇宙人と出会った」という本でした。
何ともストレートな表現ですが、「これはおもしろそうだ(笑)」ということで早速買ったのです。
加藤は勉強が苦手で本を読むのも好きではなかったので私だけ買いました。

家に帰って読むと、おもしろくて一気に読んでしまいました。
そして、私は秋山眞人という人が気になり、この人の本はほかにないのか、と思って
見つけたのは「潜在能力開発法」と「第六感の法則」という本でした。

これらの本に出会ったことが、信じられない出来事の序章だったのかも知れません。


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