Online Med
支払基金統計データ
<リンクはフリー、連絡も不要です。ご活用ください。記事を引用する場合は「出典:Online Med」と明記してください。記事の転載とコピーのご希望、ご意見・ご要望は「onlinemedsante@yahoo.co.jp」までご連絡ください。記事の無断転載、コピーは禁止です。>

特徴と読み方
 ・ 社会保険診療報酬支払基金がまとめ、毎月末に2ヵ月前の結果が公表されます。最も早く実績の傾向をつかむことができます。

 ・ 対象が組合健保、政管健保、各種共済組合とサラリーマンの保険であるため、医療費全体に比べて、高齢者が少なく、金額の規模としても全体の3分の1程度です。したがって、そこに現れる傾向もそうした視点で捉える必要があります。

 ・ 金額データは医療機関から請求されたレセプトに対する支払金額であり、患者負担分が除外された給付費ベースであることにも注意する必要があります。2割負担が3割負担に変更されるような患者負担の変更が行われた場合、それによる直接の変化の方が負担率の変更による受診抑制を含む医療費の変動よりも大きく現れます。

「医療費のページ」へもどる

ニュース

電子レセ請求の医科7−8月分医療費4.1%増、DPC点数伸び率が半減し10.5% 支払基金(2010.12.7,1:05)資料


支払基金4-6月医療費5%増、2ヵ月連続で5%台の伸び(2010.9.2,23:15)資料


電子レセ請求の医科4−5月分は5.1%増、増加分の2割が手術料 支払基金(2010.8.25,1:55)資料


4月診療分支払金額 1件当たりで入院が6.8%の大幅増、入院外は1.7%増にとどまる、支払基金(2010.7.2,3:50)資料

レセプト請求数 病院が9000を割る、診療所は増加 支払基金07年度(2008.11.12,2:35)資料







支払基金07年3月診療分金額1.3%増、インフルエンザ流行拡大で件数8.5%増(2007.6.5,20:35)
資料1:支払基金支払確定状況(07年3月)
資料2:支払基金データのまとめ(Online Med)
06年度累計0.6%減 3月の入院外は件数8.6%増、金額3.0%増
 07年3月診療分の社会保険診療報酬支払基金の支払金額は総額で1.3%増となりました。昨年12月以来3ヵ月ぶりのプラスです。稼働日数は前年同月と比べて平日が1日少なく土曜日が1日多く、0.5日少ない状況ですが、インフルエンザの流行拡大が続き、件数は前月を大きく上回って8.5%増となっています。
 06年度累計では0.6%減となりました。10月からの70歳以上高齢者で現役並み所得者の自己負担率の変更、療養病床の高齢者の居住費負担導入と点数引下げにより、保険給付費ベースの支払基金の伸び率は低めに出ています。

 3月は、医科入院外の件数が8.6%増となり、06年度最大であった前月の3.9%増を大幅に上回りました。金額も3.0%増と、平日が1日多かったため2.8%増を記録した5月を上回りました。件数の伸びに比べて金額の伸びが小さいのは、インフルエンザの流行で患者単価が低下したと考えられます。
 医科入院は、件数が2.0%減で金額も0.2%減となりました。金額のマイナスは06年度で4度目となりました。


支払基金07年2月分金額0.1%減、インフルエンザの流行で件数の伸びが最大に(2007.5.9)(2)
資料1:支払基金データのまとめ(Online Med)
資料2:支払基金支払確定状況(07年2月)
医科入院外は件数3.9%増、金額も0.2%増
 社会保険診療報酬支払基金の07年2月分の支払金額は総額で0.1%減となりました。稼働日数が前年同月と比べて平日が1日多く、土曜日が1日少なかったこともありますが、インフルエンザの流行が本格化し、件数は06年度最大の4.9%増となりました。70歳以上高齢者で現役並み所得者の自己負担率が変更となり、また療養病床の高齢者の居住費負担導入と点数引下げがあった10月以降は、伸び率が低めに出ており、医療費ベースではプラスになっていると見られます。

 医科入院外は、件数が3.9%増となり、06年度で最大の伸びを記録しました。金額は0.2%増にとどまっていますが、制度変更の影響があります。また、インフルエンザの流行のため、患者単価が低下したことも考えられます。

 医科入院は、件数が2.3%減で金額も1.3%減となりました。金額のマイナスは06年度では4月、11月に次いで3度目です。
 総額の4月から07年2月までの累計は0.8%減となりました。


支払基金07年1月分金額2.8%減、インフルエンザ少なく入院外が5.3%減(2007.3.28)
資料1:支払基金支払確定状況(07年1月)(支払基金)
資料2:支払基金データのまとめ(Online Med)
インフルエンザ患者数は昨シーズンの15%、4−1月は0.9%減
 社会保険診療報酬支払基金の07年1月分の支払金額は総額で2.8%減となりました。稼働日数が前年同月と変わらない中で、入院外が5.3%減と大幅なマイナスを記録したことによります。インフルエンザの流行が少なく、1月末から2月にかけての週の段階で学校報告によるシーズン累計患者数が昨シーズンの15%にとどまっていたことが影響しています。

 医科入院外は、件数が4.9%減と大幅なマイナスとなり、そのため金額も5.3%減という結果になりました。件数の伸び率と金額の伸び率との差は06年度は2ポイント程度で推移、最小でも0.7ポイントありましたが、1月は0.4ポイントと小幅になっています。これは、1件当たり医療費の低いインフルエンザの患者が少なかったため、患者数の減少に対し、金額の減少が12月以前の月に比べて少なかったことによります。

 医科入院は、件数が1.0%減で金額は0.3%増となりました。ここではインフルエンザの影響と言えるような結果は出ていません。
 総額の4月からの累計は0.9%減となりました。


支払基金12月分金額0.1%増、平日が1日多い影響(2007.2.28)
資料1:支払基金支払確定状況(06年12月)(支払基金)
資料2:支払基金データのまとめ(Online Med)
インフルエンザ流行なしの結果、4−12月は0.7%減(訂正07.5.9:下線部が訂正後)
 社会保険診療報酬支払基金の06年12月分の支払金額は総額で0.1%増となり、2ヵ月続いたマイナスから増加に転じました。稼働日数が前年同月と比べて平日が1日多く、土曜日が1日少なかったことが影響しています。減少が続いていた入院の件数が0.0%、入院外は3.2%増となって、トータルの件数は4.1%増と高い伸びを記録しました。

 医科入院外の金額は件数の3.2%増にも係らず0.0%となりました。医科入院の金額も件数が0.0%であった中で0.3%増にとどまりました。12月にはインフルエンザの流行が始まらなかったのですが、その結果としての実績です。

 総額の4月からの累計は0.7%減となりました。ただ、支払基金の金額は患者自己負担分を除いた給付費ベースのため、70歳以上の高齢者で現役並み所得者の自己負担率が変更となり、また療養病床の高齢者の居住費負担導入と点数引下げがあった10月以降については、患者自己負担も含めた医療費としての伸び率とは多少の誤差が生じます。


支払基金11月分金額1.3%減、70歳以上の療養病床入院者の居住費負担・現役並所得者3割負担の結果(2007.1.31)
資料2:支払基金データのまとめ(Online Med)
4−11月は0.8%減、医療費ベースの伸び率とは誤差
 社会保険診療報酬支払基金の11月分の支払金額は総額で1.3%減となり、前月に続いてのマイナスです。稼働日数は前年同月と同じです。前年同月より0.5日多かった前月よりもマイナス幅が拡大しました。10月からの70歳以上で現役並み所得者の自己負担が従来の2割から3割に引き上げとなり、その分だけ支払基金の支払金額が減少したことの影響が明確になりました。10月からは同時に療養病床に入院する70歳以上の高齢者に居住費(光熱水費=1日320円)の負担が加わりその分診療報酬の引き下げが行われていることも影響しています。

 医科入院外が1.3%減、医科入院も0.7%減と、医科は入院外・入院ともマイナスとなりました。今年度では土曜日が1日少なかった4月以来2度目です。そして、歯科や調剤なども含めた総額で1.3%の減少となっています。

 総額の4月からの累計は0.8%減となりました。ただし、支払基金の金額は患者自己負担分を除いた給付費ベースのため、70歳以上の高齢者で現役並み所得者の自己負担率が変更となったこと、また療養病床の高齢者の居住費負担導入と点数引下げがあった10月以降については、患者自己負担も含めた医療費としての伸び率とは多少の誤差が生じます。

 件数は、医科入院が1.1%減、医科入院外が2.2%増で、歯科、調剤なども含めた総数では3.0%増となりました。
資料1:支払基金支払確定状況(06年11月)


支払基金10月分金額0.2%減に、70歳以上現役並所得者3割負担の結果(2007.1.9)
資料1:支払基金支払確定状況(06年10月)
資料2:支払基金データのまとめ(Online Med)
受診抑制は読み取れず、4−10月は0.7%減
 社会保険診療報酬支払基金の10月分の支払金額は総額で0.2%減となり、またマイナスに転じました。4月、7月、8月に続いて4回目のマイナスですが、10月から70歳以上の高齢者で現役並み所得者の自己負担が従来の2割から3割に引き上げとなり、その分だけ支払基金の支払金額が減少したことが影響しています。
 自己負担の引上げにより受診抑制が起きた可能性もありますが、支払基金のデータからは読み取ることができません。

 10月は稼働日数が平日が1日多く、土曜日が1日少なく、差引き0.5日多い中でのマイナスということになりました。
 医科入院外が0.5%減となり、医科入院は0.5%増ですが、歯科や調剤なども含めた総額では0.2%の減少となったものです。
 総額の4月からの累計は0.7%減で前月と変わりません。ただし、70歳以上の高齢者で現役並み所得者の自己負担率が変更となったため、自己負担も含めた医療費としての伸び率とは多少の誤差が出てきます。

 件数は、医科入院が1.7%減、医科入院外が1.6%増ですが、平日が1日多く土曜日が1日少ないという稼働日数の増加の中で、稼働日数では変化がなかった前月に比べると、入院は減少幅が拡大し、入院外は増加幅が縮小しています。
 ただ、それが70歳以上で現役並み所得者の受診抑制の結果かどうかは不明です。


支払基金9月分金額はプラスに、0.3%増 4-9月は0.7%減(2006.11.28)
資料1:支払基金支払確定状況(06年9月)
資料2:支払基金データのまとめ(Online Med)
入院外金額が0.4%増に、件数は3.0%増
 社会保険診療報酬支払基金の9月分の支払金額は総額で0.3%増と、わずかではありますが再びプラスに転じました。医科入院外が0.4%増となり、7月、8月のマイナスからプラスに転じたためです。医科入院は0.4%増で、5月からの微増が続いています。稼働日数は前年同月と変わりません。
 総額の4月からの累計は0.7%減となり、マイナス幅が前月より0.2ポイント減少しました。

 医科入院は、件数が0.9%減と前月を0.2ポイント上回る減少となりましたが金額は0.4%増と逆に0.3ポイント上乗せとなっています。
 入院外は、件数が3.0%増と前月を2.1ポイント上回る大きな伸びを示しました。平日が1日多かった5月の3.6%増に次ぐ伸び率です。そのために金額もプラスに転じ0.4%増となりました。伸び率としては小幅ですが、前月に比べると2.0ポイント多くなっています。
 入院件数はマイナス基調が続いています。老人保健の入院件数は6.4%減となり、減少幅が前月よりもさらに拡大しました。


支払基金8月分 金額が1.2%減、4-8月も0.9%減 マイナス基調へ(2006.10.31)
(支払基金統計データ)
入院外の金額は1.6%減
 社会保険診療報酬支払基金の8月分の支払金額は1.2%減となりました。7月に続いて、また4月と合わせて今年度3度目のマイナスです。4-8月も0.9%減となりました。8月の日数は前年と変わりませんが、件数が1.9%増と前月を下回りました。

 医科で見ると、入院は件数が0.7%減に対して金額が0.1%増、入院外は件数が0.9%増に対し金額は1.6%減となりました。1件当たり金額としては、入院は5ヵ月連続でプラス、入院外は5ヵ月連続でマイナスとなります。
 入院の件数はマイナス基調が続いています。老人保健の入院件数は6.1%減となり、減少幅が少し拡大しました。
資料1:支払基金支払確定状況(06年8月)
資料2:支払基金データのまとめ(Online Med)


支払基金7月分 件数の伸びが低く金額は0.3%の微減(2006.9.26)

資料1:支払基金支払確定状況(06年7月)
資料2:支払基金データのまとめ(Online Med)

入院外の金額がマイナスに
 社会保険診療報酬支払基金の7月分の支払金額は0.3%の微減となりました。5月と6月のプラス後のマイナス転換です。日数は前年同月と変わりませんが、件数が2.6%増にとどまりました。1件当たり金額では引続きマイナス基調です。

 医科で見ると、入院は件数が0.1%減に対して金額が0.7%増、入院外は件数が1.4%増に対し金額は0.8%減となりました。1件当たり金額としては、入院は4ヵ月連続でプラス、入院外は4ヵ月連続でマイナスとなります。
 入院の件数はマイナス基調が続きました。老人保健の入院件数は4.7%減となり、3月と4月の大幅なマイナスから、元の4−5%程度に戻っています。


支払基金6月分 件数増で0.2%増、1件当たり金額はマイナス続く(2006.8.29)

資料1:支払基金支払確定状況(06年6月)(ここをクリック)
資料2:支払基金データのまとめ(Online Med)(ここをクリック)
 社会保険診療報酬支払基金の6月分の支払金額は0.2%の微増となりました。5月に続いてのプラスです。日数は前年同月と変わりませんが、件数が3.6%増と大きな伸びを示しました。1件当たり金額では前月に続いてマイナスだったことになります。

 医科で見ると、入院は件数が1.2%減に対して金額が0.5%増、入院外は件数が2.7%増で金額は0.3%増となりました。1件当たり金額としては、入院は3ヵ月連続でプラス、入院外は3ヵ月連続でマイナスとなります。
 入院の件数はマイナス基調に戻った形です。老人保健の入院件数は5.0%減となっています。


 
支払基金5月分2.2%増、平日が多く件数増加で(2006.8.2)

資料:支払基金統計情報(ここをクリック) 
資料:支払基金データのまとめ(ここをクリック) 

1件当たり金額はマイナス
 社会保険診療報酬支払基金の5月分の支払金額は2.2%の増加となりました。4月のマイナスから一転しての増加ですが、平日が1日多かったためレセプト件数が4.8%増と大きな伸びを示したことが要因です。件数の伸びに対して金額の伸びが小さいため、1件当たり金額ではマイナスだったことになります。

  医科で見ると、入院は件数が0.6%増、金額が1.6%増、入院外は件数が3.6%増、金額は2.8%増となりました。1件当たり金額としては、入院は前月に続いてプラス、入院外は引続きマイナスとなります。
 入院の件数は、月ベースでは05年度を通じてマイナスを続け、06年度も4月はマイナスでしたが、5月はわずかながらプラスとなりました。平日が1日多かったことが影響しているとみられます。

 老人保健の入院件数は、3月、4月と大幅なマイナスが続きましたが、5月は4.2%減にとどまりました。ただ、平日が1日多かった中でのこのマイナスですから、実質的なマイナス幅はもう少し大きなものと言えます。


支払基金4月分5.5%減、ほぼ件数減の影響(2006.6.30)

資料:支払基金統計情報(http://www.ssk.or.jp/toukei/index_18.html 左のアドレスをクリック)

 社会保険診療報酬支払基金の今年4月診療分の支払確定状況によると、支払金額は前年同月比5.5%減となりました。4月には3.16%引き下げの診療報酬改定が行われましたが、それを上回る大幅なマイナスです。しかし、レセプト件数が5.3%減となったことの影響が大きく、それを差し引くとマイナス幅はごくわずかなものとなります。

 レセプト件数のマイナスは、入院外で05年4月は6.0%の大幅増となったのに対し、今年4月は6.8%の大幅減となったことによるものです。昨年はスギ花粉の飛散が大量にあり、逆に今年はスギ花粉の飛散が少なく、それによる花粉症患者の増減に影響されたものと考えられます。

 4月分の結果で特徴的なのは、医科で見ると、入院、入院外とも、また件数、金額ともマイナスですが、入院では金額のマイナス幅は件数のマイナス幅より小さく、一方、入院外では金額のマイナス幅が件数のマイナス幅を下回っていることです。  診療報酬マイナス改定の中で、入院では1件当たり金額がプラスになったことを意味します。

 一方、1件当たり金額もマイナスとなったことを示す入院外では、特に老人保健分で件数の8.9%減に対し、金額がそれを大幅に上回る12.0%減となっていることが目を引きます。

 老人保健分では、入院の件数が1月までの4%前後のマイナスから、3月9.6%減、4月8.6%減と大幅なマイナスを記録していることも注目されます。療養病床の点数改定が明らかになった時期と重なり、その関係がうかがえます。
 ただ、こうした4月分で見られた点については、さらに5月以降の動向を見極める必要があります。


支払基金 3月診療分医療費3.5%減、インフルエンザ収束で(2006.6.6)

資料:支払基金統計情報(http://www.ssk.or.jp/toukei/index_18.html 左のアドレスをクリック)

05年度(4月−3月)は1.2%増
 社会保険診療報酬支払基金の今年3月診療分の支払状況によると、支払金額は前年同月比3.5%減の9220億円となりました。インフルエンザが昨年は大流行となって3月にピークを形成したのに対し、今年は2月中旬までに収束したためのマイナスです。件数は7.4%減、医科入院外では9.5%減となっています。2月診療分の支払金額も1.1%減で、05年度(05年4月から06年3月)の支払金額は10兆2897億円、1.2%増となりました。支払金額は患者負担を除いた医療給付費分で、医療保険医療費の3分の1程度を占めます。

 支払基金のデータと国保連合会のデータをまとめている厚生労働省の医療保険医療費(MEDIAS)は、老人保健分の取扱いが多い国保分の医療費の伸びが高いため、支払基金の金額の伸びを大きく上回ります。04年度は、支払基金の伸び0.6%に対し、MEDIASは2.0%でした。05年度は12月分までの累計で3.7%となっています。