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日本の高齢者 医療サービス利用頻度が欧米より高い、健康度も高い 内閣府が国際比較調査(2007.4.4)
資料1:健康・医療サービス(内閣府)
資料2:第6回高齢者の生活と意識に関する国際比較調査全資料(内閣府)
月に1回から2−3回利用が46%、利用しないも25%
日本の高齢者の医療サービスの利用状況は、「月に1回または月に2−3回」が46%を占め、「年に数回」が41%から62%に達している欧米に比べて利用頻度が高いことが明らかにされました。韓国も「月に1回または月に2−3回」が41%と高くなっています。
内閣府が05年11月から06年2月にかけて、日本、韓国、アメリカ、ドイツ、フランスの5ヵ国の60歳以上高齢者を対象に行った第6回高齢者の生活と意識に関する国際比較調査の結果です。調査は5年ごとに実施しています。
日本の高齢者の医療サービスの利用状況は、(1)月に1回くらい28.1%、(2)月に2−3回くらい17.7%、(3)年に数回17.7%の順です。「ほぼ毎日」1.2%と「週に4−5回くらい」の合計も2.0%となり、米・独・仏の1%未満に比べて高くなっています。
韓国は(1)年に数回33.6%、(2)月に1回くらい25.4%、(3)月に2−3回くらい15.2%の順で日本に近く、「ほぼ毎日」と「週に4−5回くらい」の合計は3.4%と高い数値です。
これに対し、アメリカは(1)年に数回62.4%、(2)月に1回くらい15.4%、(3)月に2−3回くらい8.0%、ドイツも(1)年に数回40.9%、(2)月に1回くらい17.4%、(3)月に2−3回くらい9.8%、フランスも(1)年に数回45.7%、(2)月に1回くらい16.3%、(3)月に2−3回くらい4.5%と、大半が「年に数回」としています。
一方、「利用していない」は、日本も25.4%あり、ドイツの26.1%、フランスの30.8%に並びます。アメリカは10.5%、韓国は9.7%と少なくなっています。
医療サービスに対する満足度は、「満足している」はアメリカが75.8%と高く、ドイツ58.9%、フランス56.9%と続きます。これに対し、日本は32.5%にとどまり、韓国は25.6%と低くなっています。ただ、「まあ満足している」は日本56.1%、韓国も60.5%に達しています。
「満足と「まあ満足」の合計では、アメリカ95.3%、フランス94.3%、ドイツ92.9%、日本88.6%、韓国86.1%と各国とも高い水準です。
医療サービスに対する不満点は、日本では「診察時に待たされる」20.4%、「費用が高い」15.3%、「医師や看護師の説明が足らない」6.5%の順です。
アメリカでは、「費用が高い」31.5%、「診察時に待たされる」17.2%、「医師や看護師の説明が足らない」15.7%。
ドイツでは、「費用が高い」22.8%、「診察時に待たされる」13.5%、「医師や看護師の説明が足らない」11.9%。
フランスでは、「手術などの日を待たされる」17.7%、「医師や看護師の説明が足らない」16.7%、「費用が高い」15.1%。
韓国では、「費用が高い」26.8%、「診察時に待たされる」17.7%、「施設が近くにない」12.6%の順となっています。
健康状況については、「健康である」が日本64.4%、アメリカ61.0%、フランス53.5%と日本の割合が高くなっています。ドイツは、「健康とはいえないが病気ではない」が55.8%と最も多く、韓国では「健康である」43.2%、「健康とはいえないが病気ではない」34.6%、「病気がちで寝込むことがある」21.0%とばらついています。
高3男子の体重が過去最大63.9kg、身長は170.9cm 06年度文科省学校調査(2007.3.28)
資料:平成18年度学校保健統計調査(文部科学省)
全体に身長は増加・体重は減少傾向
文部科学省は3月27日、06年度学校保健統計調査の結果をまとめました。身長は、男子が8歳、12歳、15歳、17歳で前年度より増加し、10歳、13歳、14歳では前年度より減少、女子は10歳、11歳で増加し、5歳、6歳、8歳、14歳で減少しました。
男子は、幼稚園(5歳)110.7cm、小学生(11歳)145.1cm、中学生(14歳)165.3cm、高校生(17歳)170.9cm。女子は、幼稚園(5歳)109.8cm、小学生(11歳)147.0cm、中学生(14歳)156.7cm、高校生(17歳)158.0cmで、小学生(11歳)は女子のほうが高くなっています。
体重は、男子が17歳のみ増加、63.9kgで過去最高となりました。7歳、10歳、11歳と13歳から16歳では減少しています。女子は、16歳で増加、8歳から10歳と13歳から15歳では減少しました。
男子は、幼稚園(5歳)18.7kg、小学生(11歳)38.8kg、中学生(14歳)55.1kg、高校生(17歳)63.9kg。女子は、幼稚園(5歳)39.5kg、小学生(11歳)39.5kg、中学生(14歳)50.6kg、高校生(17歳)53.7kgで、やはり、小学生(11歳)で女子が男子を上回っています。
病気やけがで医者にかかった子ども、1年間で95.5%に 厚労省21世紀出生児縦断調査(2006.12.4)
資料:第5回21世紀出生児縦断調査結果の概況(厚生労働省)
かぜが8割、入院は6%
厚生労働省は子どもの成長過程について同一客体で追跡調査するため、今世紀初頭の2001年に生まれた子どもを対象とした「21世紀出生児縦断調査」を継続しており、その第5回調査の結果をまとめました。
対象としている子どもは、01年1月生まれの2万1735人と01年7月生まれの2万1824人です。調査時年齢は4歳6ヵ月。郵送形式による調査で回収率は91%と高率です。
調査項目の柱は、家族の状況、子どもの生活の状況、子育て感の3点で、子どもの生活の状況では、「病気・けが」の状況を聞いています。
この1年間に「病気やけが」で病院・診療所にかかったことがある子どもは95.5%に達しました。前回調査よりも1.9ポイント増加しています。
しかし、入院したのは6.0%にとどまり、前回調査より0.9ポイント低下しました。
病名では、「かぜ、咽頭炎、扁桃(腺)炎、気管支炎、肺炎」が78.6%を占めます。前回に比べて0.6ポイント増加しました。
以下、う歯(虫歯)26.9%、インフルエンザ23.7%、中耳炎16.8%、「胃腸炎など消化器系の病気、下痢、腹痛、便秘などの症状」16.5%、水痘(水疱瘡)12.9%と続いています。水痘以外は前回調査を上回りました。
20本以上の歯を持つ80歳以上高齢者が20%を越える(2006.6.2)
日本人の歯の状況は確実に改善されていることが明らかになりました。厚生労働省が6月2日にまとめた2005年歯科疾患実態調査の結果、20本以上の歯を持つ人の割合は、40歳以上の全年齢階級(5歳ごと)で増加し、8020(ハチマル・ニーマル)運動で目指す80歳で20本以上の歯を持つ人の割合も初めて20%を超えました。
人の歯は上下合わせて32本、親知らずを除くと28本ありますが、20本以上あれば、物を食べる上で種類を問わずに噛み砕く機能を果たすことができるとされます。
1人平均で20本を切るのは65〜69歳で18.27本となっています。また、20本以上持つ人の割合が50%を割るのは70〜74歳で42.3%です。80〜84歳は21.1%で、前回1999年調査に比べ7.1ポイント増加しました。
一方、歯周病(4mm以上の歯周ポケット)は、54歳以下では減少しましたが、65歳以上では増加しました。歯磨きの回数は、1日2回が49.4%と最も多く、1日1回が25.8%、1日3回以上が21.0%の順となりました。1日2回と1日3回以上が増加し、1日1回は減少しています。
厚生労働省ホームページ(http://www.mhlw.go.jp/index.html)の新着情報から6月2日の「平成17年歯科疾患実態調査結果」で資料を見ることができます。
日本人のメタボリック・シンドローム940万人、予備群が1020万人(2006.5.9)
厚生労働省は5月2日、平成16年国民健康・栄養調査の結果を発表、40歳から74歳のメタボリック・シンドローム(内臓脂肪症候群)の有病者数は940万人、その予備群は1020万人との推計を明らかにしました。合わせて1960万人となり、男性では2人に1人、女性では5人に1人がメタボリック・シンドロームかその予備群であるとしています。04年11月1日現在の調査で、約5700万人の人口に対して、有病者数は16.5%、予備群は17.9%、合計では34.4%となります。
メタボリック・シンドロームの判定は、学会の診断基準にほぼ従ったもので、腹囲が男性85cm以上、女性90cm以上で、血中脂質、血圧、血糖の3項目うち2つ以上の項目に該当するものです。3項目の基準はHDLコレステロール値40mg/dl未満、血圧85mmHg以上/130mmHg以上、ヘモグロビンA1C値5.5%以上(老人保険事業の健康診査の「要指導」指標)としています。
喫煙者 男4割・女1割 生活習慣に関しては、習慣的な喫煙者の割合が男性で約4割、女性で約1割となりました。男性では30歳代が最も高くて約6割、20、40、50歳代で約5割、女性では20〜30歳代が最も高く約2割でした。
運動習慣 男3割・女2.5割 また、運動習慣のある者の割合は、成人の男性で約3割、女性で約2.5割でした。男性では60歳以上、女性では50歳以上で高くなっています。平成6年(1994年)からの11年間でみるとばらつきはあるもののほぼ横ばいとなっています。
国民健康・栄養調査の結果は、厚生労働省ホームページ(http://www.mhlw.go.jp/index.html)の新着情報(上段掲示)から見ることができます。