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1998年冬フィリピンでのボランティア活動の報告及び御礼

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           このたびは、わたしたちカガバイ(フィリピンの人々に古着等を贈る
          会)に古着等のご支援いただきありがとうございました。
          昨年12月より1月にかけてフィリピンへ赴き小学校、貧困地区等で学
          用品、古着、おもちゃ(今回はクリスマスプレゼントとして)等の配布
          を実施することができました。
           みなさんの愛情に対しまして、現地小学校の校長先生及び生徒よりお
          礼の手紙が多数届いております。日本では施設でもなかなか受け取って
          もらえない古着ですがフィリピンの子供達がどんなによろこんでいるの
          か、そしてまだ顔も見たことがない皆さん対して、どんなに感謝してい
          るのかを分かっていただきたいと思い古着等をご支援いただきましたみ
          なさんに現地の人々からの礼状等を送らさせていただきました。
           手紙は現地の小学校6年生が書いたものです。英語の学力に個人差は
          はありますが、辞書を持っていないのに短時間で良く書けると感心させ
          られました、このような彼らですが、その多くが経済的理由で進学でき
          ないのはとても残念です。
           また、参考になればと思い、今回撮影した写真も掲載いたしました。
          貧困地区では裸のこども、栄養失調、病気により腹部が異常に大きいこ
          ども、衛生状態が悪く皮膚病等の子供が多数おります。医療技術が発達
          した現在ですが、彼らには皮膚病に塗る薬も買えないのが現実でした。
          次回貧困地区へ行く時は医薬品を多少なりともわたしの方で用意したい
          と思いました。

  ボランティア物資の箱詰め(自宅にて)

 わたし1人でも、持つことができるよう1箱の重
さを約13キログラム以下にします。


   出発時の荷物(成田にて)

 フィリピンへ古着等を送る手段は郵送による
ものと、現地へ行くときに航空手荷物として持
って行くものとがあります。
 今回私と子供2人で段ボール箱6個(75K
G)、バッグ2個(20KG)、リックサック
1個(2KG)を持っていきました。
 中身は古着、学用品、おもちゃ等です。

   貧困地区の家

 貧しい人々が地主に無断で家を建てている地
区(スコータ エリア)の家です。首都マニラ
ではスコータ エリアは川べり、線路脇、道路
脇に多く見られますが、地方都市であります、
ここリパ市では、山沿いの奥まった地域に多く
見られます。
 また、写真の地域は山沿いにあるため、水道
は来ていませんので、飲料水を取りに行くため
1キロ程度山を下らなければなりません。

 貧困地区の家

 スコータ エリアの典型的な家です。柱は丸
太をそのまま使う高床式の家で、短い梯子を登
り家の中に入ります。中は1部屋で広さは三畳
ほどですがどの家も5人以上住んでいます。
 側面はヤシを編んだ物で破れると段ボール等
を使って補修します。屋根はトタンを使ってい
ます。

   病気の子供

 スコータ エリアでは栄養失調、皮膚病等の
病気の子供が数多く見受けられます。これは栄
養摂取、衛生状態が極端に悪いためです。写真
は病気により腹部が出た子供です。

   病気の子供

 写真右の子供も病気により腹部が出た子供で
す。正面から撮影したものですがはっきりと腹
部が出ていることが分かります。彼女の着てい
る服は上のシャツがかなり小さく、逆にパンツ
ンツが大きめになっています。
 食べることも十分でわない彼らにとって、衣
類は貴重品であり、サイズが合わなくとも大切
に着ています。

   皮膚及び骨格に異常のある子供

 頭部皮膚に異常が見られ、髪の毛が抜けてい
ました。また臀部骨格にも異常が見られます。
医学が発達した現在ですが、彼らは経済的理由
から、その恩恵を受けてはおらず、医療技術は
彼らにとって遠い存在です。

   食事をする子供

 彼の昼食は、ご飯だけでした。
 彼らの食事は、ご飯だけあるいは、ご飯と少量
の乾燥した魚というものなので、育ち盛りの子供
には栄養不足となるのは明らかでした。また食べ
ることで精一杯ですから服を買うお金は有りませ
ん。

   働く子供

 この子供たちは、炊飯の燃料にするため地面に
落ちている乾燥したココナツを暗くなるまで袋に
拾い集めていました。
 フィリピンの貧しい子供たちは、水くみ、洗濯、
たきぎ拾い、炊事、農作業等を行っており、親の
手伝いをするというよりは、貴重な労働力として
働いています。このため義務教育である小学校に
行けない子供、学校を中退する子供も多数います。





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