日中環境戦略研究家 メルマガ再編集 
  中国環境ニュース


2004年5月16日(日)第80号
・資源ごみの対日輸入禁止措置
 数ヶ月前に日本の廃棄物処理業者が、廃家電リサイクルの実験都市である青島
港に輸出した資源ごみの中に不良品が多数含まれていたことが発覚、中国は今月
から資源ごみの日本からの輸入を禁止する措置を取った。


2004年5月9日(日)第79号
・拒馬河の水利権をめぐる北京と河北の対立
http://www.thebeijingnews.com/2004-2-25/200422582859.htm
・第10次五ヵ年計画科学研究計画 環境資源法学調査報告
http://clj.whu.edu.cn/sqcai/talks/t12.htm
・史培軍論文集(黄土高原、砂漠化に関する論文)
http://202.112.93.50/spjbook/
・中国環境危機報告
http://www.btaccp.com/cityboat/hbdjt.htm
・中国水不足レポート 経済発展の死角
http://business.sohu.com/2004/05/08/21/article220042148.shtml
・環境産業振興第10次五ヵ年計画
http://www.zei.gov.cn/gov/jjqs/15gh/zxgh/0204.htm

2004年1月18日(日)第63号
国が大学生の環境保護活動を支援
http://www.envir.online.sh.cn/info/2004/1/112447.htm
市民参加を奨励 緑色幹部を育成 大学生の環境保護参与に基金で支援
http://www.envir.online.sh.cn/info/2004/1/113452.htm
中国の大学生の環境保護への参加レベルが低い 関連部門が資金を出しセミナー開催
http://www.envir.online.sh.cn/info/2004/1/113469.htm
大学生環境保護団体のトレーニングが始まる
http://www.envir.online.sh.cn/info/2004/1/114538.htm
海水の内陸部引水で砂漠化対策
http://www.envir.online.sh.cn/info/2004/1/113472.htm
 ※海水を移送して砂漠化対策とは奇抜な発想です。


2003年12月28日(日)第61号
韓中環境保護産業センターが成立
http://www.envir.online.sh.cn/info/2003/12/1215733.htm
 ※「日中環境保護産業センター」もつくるといいと思います。
中国21世紀生態農業と有機農業発展シンポジウムが開催 科技日報
http://www.envir.online.sh.cn/info/2003/12/1215741.htm
電子廃棄物分解の町・貴嶼の視察 科技日報
http://www.envir.online.sh.cn/info/2003/12/1215740.htm
 ※グリーンピースチャイナによる電子廃棄物処分状況の調査
中日蒙韓朝が共同で黄砂嵐対策を進める 新華社
http://www.envir.online.sh.cn/info/2003/12/1216873.htm
 ※この会議では北朝鮮からも参加者がいることに注目。北朝鮮の黄砂被害も相当に
大きいはず。
日本で森林管理ができず、質が低下 環球時報
http://www.people.com.cn/GB/huanbao/2260542.html
 ※日本は自国の森林を守って周辺国から大量に木材を輸入しているとの批判が中国
でも聞かれますが、その原因は自国の森林保護ではなく、単に日本の木材が高すぎ
て輸入木材との価格競争で負けること、その結果管理が行き届かず、森林の荒廃を
もたらし質が低下することにありますが、その点が比較的客観的に記述されていま
す。以前宮崎県の高級木材が中国に輸出された記事を見たことがありますが、日本
の林業振興のためにも是非とも中国に日本の木材を買ってほしいとことあるごとに
伝えています。


2003年11月23日(日)第56号
中国環境ニュース(中国語)
中国室内環境連盟が結成される
http://www.envir.online.sh.cn/info/2003/10/1028445.htm
日本政府が農家婦女トレーニングを支援
http://www.enviroinfo.org.cn/Agriculture/Rural_Development/f103026.htm
中日が共同で首都圏環境緑化モデル基地を建設
http://www.enviroinfo.org.cn/Environment_Protection/International_Cooperat
ion/f102819.htm(1行にコピーしてご覧ください)
中国が積極的に脱硫産業発展を推進
http://www.enviroinfo.org.cn/Pollution_from_Energy/Coal/f102928.htm
SEPA『新化学物質環境管理方法』を制定 新化学物質の生産や輸入は申請が必要
http://www.envir.online.sh.cn/info/2003/11/114762.htm
中国の市民環境権益が立法過程で具体化されるように
http://www.envir.online.sh.cn/info/2003/11/116932.htm
100名もの中国環境専門家が循環経済立法を呼びかけ
http://www.envir.online.sh.cn/info/2003/11/117986.htm


2003年10月26日(日)第52号
中国環境ニュース(中国語)
日中韓三カ国環境NGO交流会
http://www.cenews.com.cn/news/2003-10-16/28649.php
廃棄タイヤ回収利用管理方法の制定が待たれる
http://www.chinaeol.net/news_content.asp?newsid={F8DBEFC3-37E2-4E9C-859F-58824B983EB4}

2003年10月19日(日)第51号
中国環境ニュース(中国語)
一滴の水も使わないトイレ 深セン商報
http://www.envir.online.sh.cn/info/2003/10/108615.htm
政府環境行為の公開と企業環境行動の公開制度の実験が始まる 新華網
http://www.china5e.com/news/huanbao/200310/200310050001.html
第1回中国緑色製品・技術国際博覧会が12月湖南省で開催 経済日報
http://www.zhb.gov.cn/649096689457561600/20031010/1041908.shtml


2003年10月5日(日)第49号
■中国環境ニュース(中国語)
欧米水務企業が中国水市場に急速に参入 新華網
http://www.china5e.com/news/jichu/200309/200309260076.html
 ※日本もうかうかしていると、他国に市場を奪われてしまいます。
市民参加と環境保護の国際シンポジウムが開催 環境報
http://www.cenews.com.cn/news/2003-09-26/28282.php
 ※徐々に環境保護への市民参加が重視されるようになりました。


2003年9月28日(日)第47号
■特集
□北京史上初の外部からの引水
 北京ではここ5年間、干ばつが続いており、水不足が深刻化している。この水不足
緩和のため、21世紀初期首都水資源持続的利用計画が制定、実践される。その一環と
して9月下旬に山西省大同市の冊田ダムの5000万トンの水を北京の水ガメ官庁ダムに
引水した。
 他の関連メーリングリストでも記しましたが、以下に参考サイトを挙げます。

山西冊田ダムからの官庁ダムへの水輸送に関する記事一覧(海河水利網)
http://www.hwcc.com.cn/hwcc/news/ListZhuanti.asp?ClassID=1099
(特記事項)
・今回の水輸送は21世紀初期首都水資源持続的利用計画の一部
・今後毎年北京に冊田水庫と山西東楡林水庫から6000万〜9000万トンの水を供給する
・今回は東楡林水庫から1000万、冊田水庫から4000万トンの水を輸送した
・この河川(桑干河)は長らく水がない状態が続いていたので、水輸送中の水損失が
心配されたが、最近雨が降り、水輸送がしやすくなった。

冊田ダムの紹介(海河水利網)
http://www.hwcc.com.cn/hwcc/NewsDisplay.asp?id=75976

21世紀初期(2001−2005)首都水資源持続的利用計画について(海河水利網)
http://www.hwcc.com.cn/hwcc/news/ListZhuanti.asp?ClassID=1036

※以上のサイトは全て中国語。ボランティア運営のため、翻訳は省略。


2003年7月13日(日)第37号
中日民間緑化合作委員会第4回会議が開催(中国緑色時報)
http://www.caf.ac.cn/gov/x4370.htm
※小渕基金の関連記事です。


2003年4月20日(日)第25号

□北京で雨水資源利用を強化(要約)
 4月1日より施行された北京市「プロジェクト建設用地内での雨水資源利用の強化
に関する暫定規定」によると、今後北京市で新築、改築、増築工事には雨水利用・
中水利用建設も同時に進めるようになる。
≪中国水利報≫4月15日

※中水とは、上水と下水の中間の意味で、汚水を処理し再生利用するもの。道路洗
浄や植物の水撒き等に使われる。
※北京は雨が少ないゆえ、雨水対策が不充分で、少しでも雨が降ると至る所で大き
な水溜りができてしまいます。今後道路での水はけがよくなれば、生活しやすくな
ります。

□UNEP世界環境写真展中国巡回展が北京で開催(要約)
 4月15日、国家環境保護総局宣伝教育センターと世界環境写真展日本実行委員会共
同開催で「UNEP世界環境写真展中国巡回展」が北京中華世紀壇で開催。今回は
身の回りの環境に注目するというテーマで154件の作品が展示された。主題は美しい
自然から人為的環境破壊へというもので、過去3回の世界環境写真コンテストの数万
点の中から選ばれた優秀作品を展示している。
《中国環境報》4月17日

※普通中国語で写真といえば「照片、撮影」ですが、原文が「写真」となっていた
ところに、日本の関わりが大きいのだろうと推測できます。

□中韓が共同で黄沙モニタリング(要約)
 中国と韓国が黄沙嵐共同観測ネットワークプロジェクトが4月15日北京でスタート
した。これは両国の黄沙気象の観測、予報のレベルを高めるものと期待される。
 中国気象局と韓国国際事業団の共同実施によるもので、韓国政府は中国政府に資
金援助を行い、内蒙古の朱日和、通遼、山西省の楡社、山東省の恵民、大連市の気
象台に5つの黄沙嵐観測ステーションを設置する。
 プロジェクトは黄沙嵐の発生、成長と移動特点に基づき、5つの地点でエアロゾル
濃度測定器、乾式沈降測定器、太陽光度計、視界測定器、レーザーレーダー等の設
備で大気中の黄沙濃度、強度、視界とその三次元構造などの数値を出し、気象部門
の国際通信網で韓国気象部門に転送し、データ共有化を図る。双方は定期的に専門
家を派遣し合同シンポジウムを開催し、協力関係を強化し、黄沙嵐予報の手法の研
究開発を進める。
《新華社ネット》4月16日

※黄沙問題は韓国も被害が甚大で関心が高い。日中韓蒙で昨年北京黄沙シンポを行
ったこともありましたが、環境対策が東アジアの協力と相互理解増進のかすがいに
なる可能性を示すものといえましょう。人民日報海外版(4月18日)では、内蒙古
農業大学と韓国の大学生による中韓友好植林がフフホトにて行われたという記事も
あります。韓国の対中環境協力も目が離せなくなってきています。それにしても韓
国国際協力団とは日本国際協力事業団に名前が似ていますが、やはり日本をモデル
にしたものなのでしょうか。


2003年4月13日(日)第24号

□廃液から金を回収―――千灯三廃浄化工場はIT腐食銅版廃液に“落ち着き先”
を探した
 かつて環境保護界から汚染処理“頭痛の種”とみなされたIT産業の腐食銅版廃液
だが、現在、江蘇省昆山市の千灯三廃浄化工場ですでに輸出して外貨獲得の手段と
なっている。2002年から、彼らはIT企業から腐食銅版廃液を回収し、加工処理して
硫酸銅、塩基性チタン酸銅と塩基性塩化銅などを再生産し、米国、カナダに輸出し
ている。硫酸銅だけでも輸出量1000トン以上になる。
 昆山市千灯村は江蘇省IT産業の最も早くから興った村である。20世紀80年代中期、
千灯村は次々と7,8軒の専門的電気回路板生産を行う村が経営する企業を興した。こ
れらの企業は細々とした規模に属するが、彼らの毎年生み出した200トン余りの高濃
度の銅を含む腐食銅版液体には処理するすべがなく、そのまま排出して、周囲の水
域を汚染し、魚が死ぬ事件が頻繁に起こっていた。このような情況の下で、昆山市
環境保護部門は何度も企業に期限付きで汚染対策の責任を課した。企業が営業停止
に追い込まれる苦しい状況に直面して、昆山市千灯村政府は積極的に汚染対策の考
えを改め、廃棄物を宝にすることから始めて、省内外の環境保護、化学工業の専門
家を招聘し腐食銅版廃液の総合処理、抽出、再生産をするという難問に取り組んで
もらった。1987年村経営の千灯三廃浄化工場を興し、IT産業から収集した腐食銅版
廃液を、自ら作り上げた難関攻略の技術により、塩化第一銅、酸化銅などの新製品
を抽出、再生させ、IT企業の腐食銅版廃液に、最も理想的で価値のある「落ち着き
場所」を見つけた。一挙にIT企業の“深刻な汚染産業”という悪評を取り去った。
 ここ数年来、昆山市の対外開放の進展に伴い、千灯村IT産業も盛んな発展と迅速
な拡張を続けている。IT企業の腐食銅版廃液の残らず処理しつくすことができるよ
う、千灯三廃浄化工場は相前後して500万元余り投資して、腐食銅版廃液の処理、
抽出、再生生産ラインと処理技術に対して大規模な改造と更新を行っている。1998
年彼らは惜しげなく、積極的に国家環境保護科学技術進歩の2等賞を獲得した腐食銅
版廃液の再生技術を導入し、千灯三廃浄化工場の抽出、再生技術を大いに高めた。
現在まで、この企業は年腐食銅版廃液の処理能力は年間2万トンに達した。
 千灯三廃浄化工場の総経理任洋氏は記者取材で答えた。我々は腐食銅版廃液の先
進技術を導入して消化した後に、直ちに従来の“細々とやる”生産様式を捨て、精
励して地域をよく治めようと再生する腐食銅版廃液を再生する新型産業を振興した。
今、私達は毎日30軒余りの民間企業と5軒の外資企業の腐食銅版廃液全てを回収で
き、抽出後に硝酸銅、塩化第一銅、硫酸銅など10数種の製品を生産することができ
る。これらは農薬、電気めっき、飼料生産と防腐、建築材料などの職業に幅広く用
いられて、総合利用の年間生産額は1500万元に達した。
 絶えず腐食銅版廃液の再生製品を国内市場に送り出すと同時に、企業はまた積極
的に製品を海外に送り出す突破口を求めている。2002年、企業がネット上で米国、
カナダなどの国が硫酸銅などの製品を輸入したいことを知った。この情報を捉え
て、企業は積極的に努力して、外国貿易会社を通じて、願いどおりに輸出注文書を
受け取り、相前後して硫酸銅などの製品1100トン余りを輸出して、“廃液”に頼っ
た輸出利益目標を達成した。
 処理基準達成を抽出再生に変え、千灯三廃浄化工場の汚染処理の考えの転換はIT
企業の環境保護の排出基準達成という難題を見事解決し、しかも再生して外貨を稼
げる新製品を生み出した。2003年、企業は更に新しい生産ラインをつけ、腐食銅版
廃液を「食べる食欲」を引き続き拡大させ、年間生産高を2000万元突破させようと
している。輸出方面で、いっそう多くの国の輸出ルートを開拓して、絶えず多く
の“廃液”を輸出しようとしている。
《中国環境報》2003年4月10日

※中国の郷鎮企業の廃棄物を金儲けの手段とするたくましさを感じさせられます。

□韓国は花粉予報を実施
 ソウルと京畿、大邱、光州、釜山、済州など8の地方で花粉採集装置を取り付け
て、季節や地区によって週ごとに市民に花粉情報を提供し始めた。この花粉予測
制は4月から韓国で正式にスタートした。これは大韓幼児アレルギー・呼吸器官学
会会長と漢陽大学の李河百教授が3月31日に明らかにしたものである。
 花粉情報を予報するためにドメイン名を申請し、4月12日にホームページの運行を
開始した。
 この予報システムを建設のために、1995年にアレルギー・呼吸器官疾病領域の専
門医からなる花粉調査グループが組織された。
 花粉研究グループ責任者は病院内設置した採集装置による情報を分析官に渡しこ
の分析官は週ごとに全国の花粉情報を整理分析した後、ホームページで市民に公開
する。
 一度、花粉採集装置でアレルギーを引き起こす花粉が発見されれば、責任者はこ
の情報を根拠に、この花粉の次の週での拡散状況、患者への影響などを分析予報す
る。この予報システムの運行に参加している李慧蘭教授は、「いくつかの国で、季
節、地区別に花粉情報システムはすでにできあがり、天気予報内で花粉予報も放送
している。花粉予報の実施により、花粉アレルギーの患者はずいぶん楽になるだろ
う」。
《中国環境報》2003年4月8日

※中国の環境ニュースの中に韓国の花粉情報システムが掲載されていました。花粉
症は日本特有のものかと思っていましたが、隣の国にもあるのですね。しかもおそ
らく日本をシステムのモデルにしたのでしょうが、それには触れられていません。


2003年3月16日(日)第20号

□新築部屋の9割近くの室内空気に問題あり 一定期間後の入居がお薦め
 北京の新築部屋の環境汚染不合格率は88.8%。昨日、中国室内装飾協会室内環境測定
センターが消費者に注意を呼びかけた。新築・改築部屋または新しい家具を備え付けた
場合、一定期間後の入居が望ましい、と。
 装飾、家具、建物そのものの汚染は室内環境汚染の主要な原因である。昨年7月建材国
家基準が正式にでき、室内環境測定センターが1000戸の新築・改築家庭に対して行った
調査では、室内環境汚染はひどく、不合格率は88.8%、中でもホルムアルデヒド不合格
68%、アンモニア系不合格23.4%、ベンゼン系不合格8.6%。新しい家具を備え付けた家
庭での汚染状況調査では不合格46.5%。
 別の調査では、追跡調査で新築・改築6ヶ月以内では汚染率70.6%、6ヶ月から12ヶ月
では10.8%に低下、1年から2年では7.5%に低下する。専門家は環境配慮型資材を使うに
しても一種を大量に使用するのはよくない、新築・改築後や新家具購入後はすぐに入居
せず、しばらく時間がたって有害物質拡散が終わった後からした方がよいと指摘してい
る。
《北京娯楽信報》2003年3月12日

※昨年北京で、シックハウス症候群で裁判沙汰になりマスコミで報じられたのをきっか
けに室内汚染の問題が注目されるようになりました。

(参考)
中国室内環境計測ネット(中国語)
http://www.cietc.com/


2003年3月9日(日)第19号

□結婚の新風潮に実情を見る
 一年一度の植林の日がやってきて、三峡ダム区域の湖北省巴東県の広い農村が
新しい流行をもたらした。青年男女の結婚式で仰々しく行う古い習慣を改め、経
済林を植樹することで将来の幸福な生活の基礎を固めようとするものである。
 近年生活水準の高まりとともに、巴東農村では結婚式を仰々しく行い、しかも
ますますひどくなってくるという風潮があり、多くの若者が膨大な借金をし、結
婚後の生活に支障をきたしている。多くの若者はこのために苦しみ、メンツのた
めにしぶしぶ無理するしかなかった。この状況にかんがみ、野三関村が村全部の
範囲で先駆けて「古い習慣を打破し、新風を吹き込もう」と活動を始めた。多くの
青年に倹約励行を呼びかけ、見栄を張った浪費に反対した。テレビラジオなどを
通じて、青年男女に酒宴に使う費用を今後の発展のために使い、早く豊かになり
それなりの生活ができるようにしようと呼びかけた。この呼びかけに多くの青年
は歓迎し、共産党員や共産党青年団員も早速反応した。わずか数日のうちに50組
ものカップルが、もともと爆竹や酒宴のために準備していた資金を栗や桃などの
経済林の苗木5万株を購入し、「家庭緑色銀行」を作った。全県各地がこれに習い、
一時期流行した盛大なイベントをする風習が、今後の発展のために植樹するよう
に変わりつつある。
《北京青年報》2003年3月4日

※過度の見栄っ張りやメンツは問題です。中国ではかつてケチとみなされるのが
最大の不名誉の一つということもあって、人前での節約を嫌う傾向がありました。
今後は節約するときは、「環境保護のため」と強調したらいいですね(これも一種の
メンツ?)。

□蘭州で円借款による節水灌漑プロジェクトが開始
 甘粛省蘭州市で先日開始した円借款による節水灌漑建設プロジェクトにより、
蘭州市73万人が恩恵を受けることになる。
 このプロジェクトはまもなく入札募集の段階に入る。工期は3年、2005年に終了
する。このプロジェクトは主に日本海外協力基金を利用して農業節水灌漑を実施
し、プロジェクト総投資額は7.93億人民元、その中で円借款は60億円(4.61億人民
元)。蘭州市におけるプロジェクト計画面積は16万ムー、永登、gao蘭、楡中3件の
36郷鎮の267村に及び、恩恵を受けるのは、73.28万人。プロジェクト投資額は1.03
億元、その中で円借款は7.868億円(6020.95万元)、蘭州市側分担は4325.96万元、地
方政府や民衆の募金、労働などの方法で解決しようとしている。今年中にその灌漑
面積は5万ムーになり、投資額も3200万元以上になる。
《中国水利報》2003年3月6日


2003年3月2日(日)第18号

□中国「手をつなごう地球村環境美化」プロジェクトに日本が援助
 「日中国交正常化30周年・手をつなごう地球村環境美化プロジェクト」が20日、人
民大会堂で署名式が行われた。協議書によると、在中日本大使館は中国の少年児童
手をつなごう地球村環境美化プロジェクトに20万ドル分の環境設備と環境関連の書
籍を無償で提供することになっている。これら設備や図書は北京や天津、青島の
300の会員小中学校の手をつなごう地球村プロジェクトに提供される。
 中国文化部副部長周和平氏は、今回の援助プロジェクトは300の学校のごみ分別回
収用のボックスと関連施設に使われ、40万の児童が環境保護活動に参加することに
なる。同時に廃品回収の収入は貧困児童の援助に使われ、児童の節約精神と相互扶
助の精神を育んでいく。
 中国少年児童手をつなごう地球村プロジェクトは1997年に開始、学校やコミュニ
ティに作られ、それぞれ児童を地球村村民にしていくというもの。
 このプロジェクトは日本政府が1989年に開始した草の根無償援助で、発展途上国
の貧困地区に無償援助を提供するものであり、主に貧困地区の医療、衛生、教育な
ど人々の生活に密着した社会福利事業に使われている。
 1999年、2000年、在中日本大使館は連続2回手をつなごう地球村プロジェクトに
草の根無償資金援助をしてきており、北京、石家庄、秦皇島、承徳の200の小中学
校の手をつなごう地球村環境教育プロジェクトを支援していた。
 全国人大常務委員会副委員長王光英氏、日本国大使阿南惟茂氏が署名式に参加し
た。
《新華ネット》2月21日

注:手をつなごう地球村(手拉手地球村)はNGO北京地球村とは違います。

□中国気象局の黄沙予報、2003年春の黄沙嵐は多くはならない
 今年春、わが国の強い黄沙嵐の発生はまだ続くものの、北京など北方地区での黄
沙嵐発生数は例年並かやや少なくなる。
 昨日中国気象局の2003年春季黄沙予報の一回目の正式発表があった。中国気象局
国家気象センターの章国材主任は、四大原因は今春北京など北方地区での黄沙嵐発
生数を例年並かやや少なくなると紹介した。
 中国気象局気候診断予測室の専門家、楊義文の研究によると、まず北方の大部分
の地区は冬季降水量が多く、春季降水量も例年並かやや多いので、黄沙発生の抑制
に有利になる。次に今春の冷気団の力が弱く、現在のところ、1月から2月わずか3
回しか冷気活動がなく、これも黄沙を発生しにくくしている。さらに今年春に新し
いエルニーニョ現象が発生し、資料によれば、黄沙嵐日数はやや少なくなるという。
最後にここ数年来、わが国は生態建設プロジェクトを実施しており、地表植物被覆
率は向上し、これも黄沙を発生しにくくしている。しかし気象専門家は同時に、現
在、今春北京で強い黄沙嵐が発生しないという兆候もまだ見られないことから、市
民は黄沙対策をしておくべきであると提起している。中国気象局の担当者も現在、
わが国が打ち上げた世界最先端の気象衛星の一つ「風雲1号D」は黄沙嵐の挙動を細か
く監視し、今春黄沙到達3日から5日前には市民に「黄沙警報」を出すことにしている。
 別の気象専門家によると、3月1日前後と4,5日、寧夏、甘粛、内蒙古西部及び河北
西北部などで黄沙が発生するが、北京地区への影響は少なく、北京地区で黄沙が発
生する可能性が小さい。
《北京青年報》2月28日