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実物の鳥にそっくりな 立体的な凧である。
この鳥凧は釣竿を使って一本の糸目で大空に揚げる凧でもある。
揚がっている姿は どう見ても鳥で、海岸などで鳥凧の「かもめ」を揚げると近くを
飛んでいるかもめは近寄ってきて、本物と凧が見分けられないほどである。
この本物そっくり凧が安定して空高く揚がるのは、本物以上に軽くて丈夫にそして
十分な揚力を得る羽(翼)面積をもたせた構造で・・・
一種の鳥の形をしたグライダーであるからである。
そのためには、軽くて丈夫な柳や和紙をベースにパルサ材、細い竹、ヒノキ材などを
使って丹念に時間をかけて制作する工芸品でもある。
しかし、天然素材だけでは重さや強度に限界があり、最近はカーボンパイプ・ロッドなど
を使ってより軽く丈夫な鳥凧が作られている。
この鳥凧は新潟が発祥の地であり現在各地で作られ始めた珍しい凧である・・・・
この凧を初めて作られたのは新潟市に住む後藤脩平さんで、新潟の軽くて丈夫な
柳の枝を使って初めて完成させたものである。
その後、いろいろと改良されて 現在では鳥凧の種類も「かもめ」「とび」「大鷲」
「白鳥」「朱鷺」「はやぶさ」「鶴」「にはとり」等大小様々な鳥凧が制作され・・・
大空を飛翔している。