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ゼミの名前は日本法史ですが、日本法制史とも言います。この学問は私たちが生活するより、遙か昔の前近代(原始社会・古代国家・中世国家・近世国家etc)における長い期間の法や制度を学び、そこから近代や現代の法を歴史的に見つめ批判や考察を行う学問です。
一般的な法律科目の授業が、日本の現在の法を対象に考察するのに対して、日本法制史は、現在では絶えた日本の過去の法律を対象に研究して考察します。過去の法の歴史から何が学べるか、中・高で身近に習った日本の歴史を、法の視点から洗い直して、現代の日本を見つめ直すことができる壮大なスケールの学問です。法学部に居ながら、法学と歴史学の両分野を兼ねることができる一つで二度美味しい分野ともいえます。歴史だけでなく当時の文化様式も併せて把握しなければ、真相を追求することが困難な非常に奥が深く面白い分野です。
日本史に興味がある人も無い人も、まずは大平先生の学部開講科目「日本法史T・U」or「日本法史(夜間開講)」を受講して、日本法制史の世界に触れてみて下さい。今まで気付かなかった新しい視野が開けるかも知れません。ちなみに、ゼミ生にも日本史に全く興味が無く、大平先生の授業を受講して法史にはまった人も多数居ます。
(吉田)
*参考(http://www.keiho-u.ac.jp/syllabus/syl327.html)[Visited
2.04.2004]
下記にゼミ生が関心を持っていた分野の一例を示します。大平先生の専門は近世(江戸時代)ですが、それ以外の時代区分からでも研究を進めることが出来ます。
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分国法と甲州法度之次第
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治安維持法
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人足寄場
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西洋法と近代日本法の比較
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幕府法と藩法
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教育勅語と教育問題
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明治民法以前の私生児認知
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キリシタン弾圧について
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