早朝6時過ぎ大泉ICから関越道に入った(大泉みどり会(16名)+すずしろ短歌会、並びに岩手・北上の参加者5名、総勢21名乗車) 地元の太平観光旅行会社仕立の南街バスは、予定通り白馬村に12時過ぎ到着。 車窓からは常念、鹿島槍、五竜そして白馬三山の眺望を十分に堪能、丁度満開の桜も随所に見られ正に春たけなわの安曇野を満喫した。 (サミットと自然観察会終了後は、往路と同じく上信越道・関越道経由30日午後7時前に無事大泉に戻ることが出来た。 充実の2日間でした。 以下簡単な報告と感想を記しました。)

第1日:(4月29日午後)
第1部 シンポジウム(白馬村 ウイング21)

  河野昭一(京大名誉教授)先生の基調講演は、第3回にも少し触れられた「蟻がかたくりの種を運ぶ理由は、自分たちのさなぎと勘違い?」との説を発表、参加者の多大の関心を呼んだ。 日本でただ1種のカタクリが、世界(主に北米)には数多くの変った種類があることをスライドで説明された。 清水山憩いの森でも、最近は「黄色いかたくりは無いのか?」など来園者から質問を受けることがあり、外来種が出回りすぎるのは、いささか心配。野生化による固有種圧迫にならないことを、日本のカタクリに代わり祈っている。
  カタクリの里からのメッセージ: 昨年開催の西和賀町「カタクリの会代表 瀬川強さん」のカタクリをこよなく愛する力強い言葉と美しい映像、その中の故高橋喜平さん懐かしい姿に接し、奥羽の山々と本場物の花々に会いたくなった。(高橋さんのご冥福を心からお祈り申し上げます。)
  「パネルディスカッション カタクリを通して 自然をしる、まもる、つたえる」:都会人からうらやましく思える白馬地区で、多くの都会移住者が自然保護に活動している現実、五輪により開発後の直面している問題点を浮き彫りにしてくれた。清水山憩いの森の小さな自然環境を維持保全していく上に種々参考になる発表とご意見が得られた。

第2部  交流会(白馬五竜スキー場・エスカルプラザ)
  多くの自然愛好者の仲間と語り合うひと時を持てた。 青森県浅虫温泉沖の湯之島にもカタクリがあること、新潟県安塚町の今年のカタクリは?秋田県西木村の栗林の林床のカタクリなどなど
また、練馬区から他にも5名、またお隣の新座市野寺のカタクリ保護担当の方なども参加されていて、かたくりの輪はますます広がることが期待され楽しくなった。

第2日(4月30日) 自然観察会
  3台のバスに分乗、それぞれのグループを白馬村マイスターが懇切丁寧に案内してくれた。 
飯森ザゼンソウ園:林間の中に群生、木道から観察、若干花は峠を越していて緑の葉が大きく育っていたがその数には圧倒された。
姫川源流:今回の観察会の目玉。 豊な清流の傍らにフクジュソウが輝きながら群生し、キクザキイチゲも可憐な花を咲かせていた。 ネコノメソウも。 サンショウクイがヒリリ・ヒリヒリと頭上を飛んだ。 
貞麟寺裏のカヤバ跡:雪が消えた跡にカタクリの芽だしが始まっていた。練馬と異なるのは、花芽株と片葉株が殆ど同時に上がってきている。 だから群生の見事さと花の色の濃さが一層引き立つのだろう。

収穫の多い2日間、車中の盛り上がりもあって無事帰宅、久し振りに訪れた清水山はすっかりみどりが濃く、カタクリの結実とキンランとギンランの花盛りでした。       ( 5月4日文責:大泉みどり会小泉佳一)
   写真アルバムもご参照にどうぞ。


「第4回全国かたくりサミットin白馬五竜」参加報告
    平成18年4月29日(祝・土)〜30日(日)
     於 長野県北安曇郡白馬村
 天気予報とは?よく言ったもので、良い方にはずれるのは大歓迎、残雪の北アルプスを楽しみつつ白馬村まで快適なバス旅行でした。

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感想文・短歌(すずしろ短歌会)