エキノグライダ
ネオディプリュールリア科

  

時 代 2億3千年後
分類 ウニ綱・ネオテニア目・ネオディプリュールリア科
分布地域 海洋
全長 15cm

 プルテウシーやプルテウスィマーは、ウニのプルテウス幼生がネオテニー(幼形成熟)する形で進化したと考えられる遊泳型の棘皮動物である。
これらのグループより、3千万年後に派生したのが、エキノグライダである。
 エキノグライダは、プルテウスィマーに似た種から進化したものとみられ、外形は非常によく似ている。、
しかしながら、このグループが推進方法として進化させた口より取り入れた水を後方へ噴出する能力が格段に高くなっている。
すなわち、プルテウスィマーなどが肛門より噴出していたのに対して、エキノグライダは噴出するための専用の開口部を持つようにいたっている。
 さらに海水をためる嚢の容積も大きくなり、格段に大きな推進力を持つようになった、
 彼らは、敵に襲われると、水面より上に飛び上がり、滑空するだけでなく、ちょうど水切りの石が跳ねるように数回にわたってバウンドし、時には100m近く空中を移動することが出来る。
その間、水に接触したときに新たに水を吸い込めるよう、口は体の下面に移動した。
体の形は、全体に抵抗が少ない形となり、祖先に見られた腕も水切りに有利と見られる下面の1対だけが発達をしている。
 もちろん、水中の移動速度もかなり速い。

     

エキノグライダ 3面図

[参考文献]
ライト.W&O 「エキノグライダの滑空 動画を利用した解析」
コウ.C 「エキノグライダ 祖先種群とのDNAの比較」
リリエンタール.O 「エキノグライダ 骨格強度の測定」
アンリファルマン.F 「エキノグライダ 水中翼船型の移動の目撃例」