シニガミノカマは、群体として生活をすることで知られるクダクラゲの一種である。
すなわち栄養摂取・防御・遊泳など役割に応じ特殊化をした個虫が多数集まり,その体を構成している。
クダクラゲの中でも、このシニガミノカマは深海に多く観察され、クダクラゲの中でも特に異形のものとされている。
群体は、プランクトンとして、浮遊生活をしながら、微小生物などを捕獲している。
その際に、鎌状に見える部分にある発光器が赤みがかった光を放ち、これにより生物を誘引していることがわかっている。
生殖の時期となると、多数の幼体が生殖型個虫からはなれ、海中に散っていく。
そのほとんどは、捕食されてしまうが、幸運にも大型の魚類などの体表に付着することが出来た幼生は、そこで触手を伸ばし捕食を始める。
この時期のヒドラ型の幼生から、出芽により個虫の数が増えていくと、固着生活は終わりを告げ、再びシニガミノカマは群体として遊泳生活に入っていく。
ただ、付着する相手が小型であった場合、幼生の固着によって遊泳に支障を生じ、共倒れになってしまう場合も多い。
[参考文献]
ナマズ.S 「大型魚に固着するクダクラゲ」
シックル.E 「シニガミノカマ 個虫の役割分担」
ファウシル.L 「シニガミノカマの発光器 赤色光の波長」
ホス.B 「シニガミノカマの形態的特長」
〈原案〉鯰さん〈シニガミカマクラゲ〉 RIBON−Yさん&海洋芽鷹さん(大型魚:マッコウマグロのモデル)