ペンプキンは、かなり早い段階で海生鳥類(ペラゴルニス)の中で分岐した種である。
他のペラゴルニスが、アザラシやクジラのように海中でのニッチを獲得したのに対して、海面をその生活の場とした。
そのため翼〈前肢)はほとんど退化し、痕跡程度のものとなっている。
普段、ペンプキンは沿岸部の海面に浮かびながら、摂食時にその大きな後肢を巧みに使って潜っていき、海底の小動物や海藻を獲る。
ペンプキンは浮くために多くの皮下脂肪を蓄えており、他の肉食獣からみると、かなりの好餌である。
その一方、彼らは動きが鈍く、ほとんど身を守るすべをもたない。
唯一の身を守る方法が、その後肢のみずかきの裏にある。
みずかきの裏は、体の他の部分が地味な保護色的な色彩をしているのに対して、鮮やかなオレンジ色をしている。
そこに、黒色の大型獣の目を思わせる模様がついており、敵が近づくとこのみずかきをすばやく広げ、その敵を驚かせる。
そのために、上空からの敵には、体を180度回転させて、みずかきに体を隠すようにして対応する。
また、このみずかきの裏には数本の体毛が変化した毒をもった棘がついており、この鮮やかな色には脅しだけではなく、警戒色としての意味もあるように考えられている。
[参考文献]
コルビス.D 「ペンプキンの捕食行動 〜日周行動の解析〜」
スト.C 「ペンプキン 平均的体脂肪率の測定」
アイスロ.Z 「ペンプキンの棘より発見された有毒物質」
ボーラ.F 「ペラゴルニスの系統的分岐」