プルテウスィマー
ネオディプリュールラ科

  

時 代 2億年後
分類 ウニ綱・ネオテニア目・ネオディプリュールラ科
分布地域 海洋
全長 10cm

 プルテウスィマーは、プルテウシーと共通の祖先から生じたと考えられる遊泳型の棘皮動物である。
ウニのプルテウス幼生がネオテニー(幼形成熟)する形で、この進化が起きたと考えられている。
 プルテウシーが、寄生生活へむけての前段階として遊泳生活を送るのに対して、
このプルテウスィマーは生涯を遊泳生活することでおくる。
食物は、海中を漂っている光合成プランクトンやデブリスなどである。  プルテウシと同じく、口部より吸い込んだ海水を専用に発達した嚢に溜め、
これを肛門より噴出することで推力を得ている。
普段は、その力も抑えられ緩やかな速度で遊泳しているが、
敵に襲われたときなどは瞬発的に噴出を行い、すばやく逃げることが出来る。

 多くの場合、その背面に小型の甲殻類(エビ)がのっているのが見られる。 このエビは、「プルテウスライダー」という名で、両者は一種の共生関係にあると考えられている。
すなわち、エビがはさみや背面の棘で両者を防御し、
一方移動や食物のおこぼれをもらう形で恩恵を得るという関係である。

  
  

[参考文献]
エキーノ.H 「プルテウスィマーの発生過程の解明」
デルマー.U 「プルテウスィマーの回避行動 動画による解析」
イシュウネン.Y 「プルテウスィマー プルテウスライダー そのよき関係」
カンシャ.S  「プルテウスライダーはいかにしてプルテウスィマーの背にのるのか」