条件付き確率③ (問題練習)
ここからは、いよいよ問題練習をやっていこう~
はーーーい
前にも言ったけど、条件付き確率の単元では、「普通の確率を求める問題」と「条件付き確率の問題」が混じっているので、必ずどちらの問題かを意識しながら解こう~~!
はーーーい
ではさっそく、簡単な問題からやっていこうかー
【問題1】
血液型がA型、もしくはB型である100人を調べると「男子59人、女子41人」で、A型は「男子は39人、女子は12人」であった。次の確率を求めよ。
(1)選ばれた1人が男子のとき、その人がB型である確率
(2)選ばれた1人がB型のとき、その人が女子である確率
まず、条件付き確率の問題かどうかを考えるんだね。
そうや。どっちやと思うねん。
「~とき~」の左に注目すると、(1)も(2)も事象になっているので、条件付き確率の問題だね!
そうや。君にしてはやるやん。
からあげ。
じゃあ、条件付き確率を求めてみて。
うん。あとは簡単だ。
完璧だね。これは簡単だったな。
余裕だった。
じゃあ、次も前回の復習問題だ。
【問題2】
白玉4個と赤玉3個が入った袋から玉を1個取り出し、それをもとに戻さないで、もう1個取り出す。1回目に白玉が出たとき、2回目に赤玉が出る確率を求めよ。
これも「1回目に白玉が出たとき」ってなってるから、条件付き確率だね。
そうだ。「1回目に白玉が出たとき」のパターンを確率の分母にするんだ。じゃあ、この条件付き確率を求めてくれ。
分かったー。
これでどう?
意外とやるな。田中くん。
ゴリラ。
スパイシーゴリラ。
さあ、あとはひたすらこのパターンを練習しよう~。
以下にいくつか問題を出しておく。まずは自分の力で必ず解くこと。
ぷーー
【問題3】
白玉5個と赤玉2個が入った袋から玉を1個取り出し、それをもとに戻さないで、もう1個取り出す。1回目に赤玉が出たとき、2回目に赤玉が出る確率を求めよ。
▼解答
【問題4】
白玉8個と赤玉5個が入った袋から玉を1個取り出し、それをもとに戻さないで、もう1個取り出す。1回目に赤玉が出たとき、2回目に白玉が出る確率を求めよ。
▼解答
【問題5】
箱Aには赤玉4個、白玉2 個、箱Bには赤玉3個、白玉2個が入っている。
箱Aから玉を1個取り出し、それを箱Bに入れた後、箱Bから玉を1個取り出す。
はじめに箱Aから取り出した玉が赤玉であったとき、箱Bから取り出す玉が赤玉である確率を求めよ。
▼解答
【問題6】
9本のくじの中に当たりくじが3本ある。1度引いたくじはもとに戻さないで、初めに太郎くんが1本引き、次に次郎くんが1本引く。この場合、太郎くんが当たったときに、次郎くんがはずれる確率を求めよ。
▼解答
【問題7】
13本のくじの中に当たりくじが2本ある。1度引いたくじはもとに戻さないで、初めにAくんが1本引き、次にBくんが1本引く。この場合、Aくんがはずれたときに、Bくんが当たる確率を求めよ。
▼解答
【問題8】
1から15までの番号が付いたカードが15枚入っている箱から、カードを1枚取り出し、それをもとに戻さないで、続けてもう1枚取り出す。
(1)1回目に奇数が出たとき、2回目も奇数が出る確率を求めよ。
(2)1回目に偶数が出たとき、2回目は奇数が出る確率を求めよ。
▼解答
【問題9】
ある遊園地の入場者数のうち、45%が大人、55%が子供で、大人の男性は25%だった。この中から1人選び出すと大人であった。このとき、その人が男性である確率を求めよ。
▼解答
さあ、自分の力で解いてみたかい?
うーーん。一応~。
静かに。では、解答を載せておく。合ってるか確認だ。
【問題3】
(解答)
1回目に赤玉が出るパターンは、1回目は赤玉が2種類で、2回目はどの色でもいいので、残りの6種類から引くから「2×6」通り。
このうち、2回目も赤玉になっているパターンは、1回目は赤玉が2種類で、2回目は1つ赤が減るので1種類の「2×1」通り。
したがって、1回目が赤玉のときの条件付き確率は、\(\displaystyle \frac{ 2×1 }{ 2×6 }\)=\(\displaystyle \frac{ 1 }{ 6 }\)
(別解)
1回目に赤玉が出ているので、2回目は白玉5個、赤玉1個から引くことになるので、2回目に赤玉が出る確率は、\(\displaystyle \frac{ 1 }{ 6 }\)
▲問題
とりあえず、【問題3】の解答だ。慣れてきたら意味が分かったうえで、別解を使おう!(詳しい解説は、条件付確率② (条件付き確率の見分け方) 参照)
これは、もう簡単だね。
静かに。では、残りもどんどん答え合わせしよう~。簡単な問題は、別解パターンで解答を書いておくよ。
【問題4】
(解答)
1回目に赤玉が出ているので、2回目は白玉8個、赤玉4個から引くことになるので、2回目に赤玉が出る確率は、\(\displaystyle \frac{ 4 }{ 8 }\)=\(\displaystyle \frac{ 1 }{ 2 }\)
▲問題
【問題5】
(解答)
▲問題
【問題6】
(解答)
「太郎くんが当たったとき」のパターンの数が、この問題の確率の分母(全体)だ。
まず、この太郎くんが当たったときのパターンの数を求める。初め、太郎君が引くとき、当たりは3パターン。続いて、次郎君が引くときは、残りの8本から引くことになるので8パターン。したがって、太郎君が当たるときの全パターンは「3×8」通り。
このうち、「太郎君が当たり」かつ「次郎君がはずれ」を引いているパターンは、はずれは6本あるので「3×6」通り。
よって、求める条件付き確率は、\(\displaystyle \frac{ 3×6 }{ 3×8 }\)=\(\displaystyle \frac{ 3 }{ 4 }\)
(別解)
太郎君が当たりを引いているので、残りのくじは当たりが2本、はずれが6本。よって、次郎君が外れる確率は、\(\displaystyle \frac{ 6 }{ 8 }\)=\(\displaystyle \frac{ 3 }{ 4 }\)
▲問題
【問題7】
(解答)
Aくんがはずれを引いているので、残りのくじは当たりが2本、はずれが10本。よって、B君が当たる確率は、\(\displaystyle \frac{ 2 }{ 12 }\)=\(\displaystyle \frac{ 1 }{ 6 }\)
▲問題
【問題8】
(解答)
▲問題
【問題9】
(解答)
「1人選び出すと大人であった。このとき、」とあるので、大人を全体として考える。
(パーセントの数字をそのまま使って構わない)
全体は40%。大人かつ男性は25%。
よって、求める条件付き確率は、
\(\displaystyle \frac{ 25 }{ 40 }\)=\(\displaystyle \frac{ 5 }{ 8 }\) である。
▲問題
ふ~。疲れた。
これで、全部解答が出揃ったね。
全部、慣れてしまえば簡単だね!!
ほんまか。よう言うわ。
ほんまですよ。
まあ、1回解いて満足せずに、必ず何度も解くこと。
最低、3回は解いてね。
暇やったらな。
いや、解かないと絶対、身に付きません。
わかったわ~。しゃーないから解いてやるわ~。君のために。
お前のためにね。ちなみに、最終は別解のやり方で解けるようにしておいてくれ。
なんで?
これから先の話をするときは、そちらの解き方を使ったほうが圧倒的に早いし、やりやすいんだ。
なら、最初から別解のやり方だけで教えてくれよ。
いやいや、あほか。言っただろ、本質を理解しないとのちのち混乱するって。
そやっけーーーー。すませーん。
はいはい。じゃあ、しっかりと学習してくれ。今日はここまでだ!
わん!!
