条件付確率⑤ (問題練習3)
さあ、前回の問題の続きを行きましょう。場合分けが登場する問題だ。
はーい。なんかだんだんと確率が好きになってきた。
へー。 では、さっそく問題を見ていこう。
【問題1】
12本のくじの中に当たりくじが3本ある。この中からA、Bの2人がこの順に1本ずつくじを引くとき、Bが当たる確率を求めよ。ただし、引いたくじは元に戻さないものとする。
▼解答
さあ、いつも通り条件付き確率かそうでないかを見極めよう。
「~とき~」の左は「A、Bの2人がこの順に1本ずつくじを引くとき、」の部分だね。これも、前回と同じで事象になっていないので、普通の確率を求める問題だね。
そうだよ~。わかるんやね。
わかるさ。 でもどうやって解くんだろーー。Bが当たる確率は、Aがすでに引いているから全体は11本で、このうち当たりは何本になっているんだ?3本?
でも、Aが既に当たりを引いていたら2本やし。。。うーーーん。わからん。
やろ。君にはちょっとね。
まあ、いい線いっているけど、このときのようにAが「当たりかはずれ」のどちらを引いたかによって、後に引くBの状況が変わるときは場合分けが必要なんだ。
場合分けかー。どうやるんー。
考えろや。「Aが当たりを引いた場合」と「Aがはずれを引いた場合」の二つに場合分けするんだ。
わからん。
そーなん。じゃあ、解説しよう。
【問題1】
(解答)
(Aが当たりを引いた場合)・・・①
Aが当たりを引く確率は\(\displaystyle \frac{ 3 }{ 12 }\)。このときBは、残りのくじは当たりが2本、はずれが9本から引くことになり、Bが当たる確率は\(\displaystyle \frac{ 2 }{ 11 }\)。
したがって、Aが当たり、Bが当たりを引く確率は \(\displaystyle \frac{ 3 }{ 12 }\)×\(\displaystyle \frac{ 2 }{ 11 }\)である。
(Aがはずれを引いた場合)・・・②
次に、Aがはずれを引く確率は\(\displaystyle \frac{ 9 }{ 12 }\)。このときBは、残りのくじは当たりが3本、はずれが8本から引くことにな、Bが当たる確率は\(\displaystyle \frac{ 3 }{ 11 }\)。
したがって、Aがはずれ、Bが当たりを引く確率は \(\displaystyle \frac{ 9 }{ 12 }\)×\(\displaystyle \frac{ 3 }{ 11 }\) である。
①と②は、互いに同時に起こらないので、求める確率は①+②となり、
\(\displaystyle \frac{ 3 }{ 12 }\)×\(\displaystyle \frac{ 2 }{ 11 }\)+\(\displaystyle \frac{ 3 }{ 12 }\)×\(\displaystyle \frac{ 2 }{ 11 }\)=\(\displaystyle \frac{ 1 }{ 11 }\)
▲問題
なるほど~。言われてみれば、簡単だねーー。
うそつけ。
。。。。
ま、がんばってマスターしてくれや。
う、うん。
じゃあ、もうひとつ場合分けの問題をやろう。次は君が解いてくれ。
オッケー。
【問題2】
箱Aには赤玉3個、白玉2個、箱Bには赤玉2個、白玉2個が入っている。
(1)箱Aから玉を1個取り出し、それを箱Bに入れた後、箱Bから玉を
1個取り出すとき、それが赤玉である確率を求めよ。
(2)箱Aから玉を2個取り出し、それを箱Bに入れた後、箱Bから玉を
2個取り出すとき、それが2個とも赤玉である確率を求めよ。
▼解答
これも箱Aから何色の玉を取り出すかによって、箱Bから取り出すときの確率が変化するから場合分けが必要なんだね。
そやけど、ほんまに分かってるん。
君こそわかってるんか。
君やろ。
君や。
。。。。。
よし、じゃあ聞いとき。
【問題2】
(解答)
▲問題
わかったかい。
うん。
君でもわかったんだね。
もう君には、なんも教えたくなくなった。
え?
君は卒業です。さようなら。
ちょまてよ。
消えなさい。はは~~。
ぎゃーーーーーーーー。
・・・・・・。
・・・・・・。
・・・・・・。
何も聞こえなくなった。
さあ、気を取り直して続いての問題を行きましょう!(^^)!
わん!
次は、類題をいくつか載せておくので、自分で解いておいてほしい。今回はそれで終わりだ!(^^)! 頑張ってくれ!
わん!
【問題3】
8本のくじの当たりくじが3本ある。一度引いたくじは元に戻さないで、初めに太郎が1本引き、次におっさんが1本引く。さらにその後に太郎が1本引くとする。
(1)初めに太郎が当たり、次におっさんがはずれ、さらにその後、
太郎がはずれる確率を求めよ。
(2)太郎、おっさんともに1回ずつ当たる確率を求めよ。
【問題4】
袋Aには白玉5個、黒玉6個、袋Bには白玉4個、黒玉2個が入っている。まず、Aから2個を取り出してBに入れ、次にBから2個取り出してAに戻す。このとき、Aの中の白玉、黒玉の個数がはじめと変わらない確率を求めよ。。
この2問を解け。
わん!
宿題だ。解答はまた、おいおい載せる。はは~。
わん!
では、今日はここまでだ。ばいばい。
