条件付き確率⑥ (問題練習4)
さあ、いよいよ最後の問題練習だ。これで、条件付き確率はバッチリや。
ぷぷっ
誰や。
私だ。
まあ、だれでもいいや。
ほほっ
きしょ。じゃあ、さっそく問題を見ていこう。
【問題1】
赤玉4個、白玉2個が入っている袋がある。ここからケンちゃんが、1個ずつ元に戻さずに続けて2個の玉を取り出す。
だが、変な人であるケンちゃんは、1番目の玉は色を見ないで別の箱の中にしまった。
ケンちゃんの引いた2番目の玉が白玉であったとき、1番目の玉も白玉である確率を求めよ。
▼解答
さあ、ではいつも通り、この問題が条件付き確率を求める問題かどうか見極めよう!
ほほ。なにいってるか分かんないよ。
くそが。誰やねんテメー。
ほほ。ほーほーほー。ぷ。
まあいいや。やり方をもう一度言おう。「~とき~」の左の文章に注目して、ここが事象になっているかどうか確認するんだ。
ぷー、発車します~~。そんなことより、ぷーー。
この問題は、「2番目の玉が白玉であったとき」と事象になっているので、条件付き確率を求める問題だ。
ぽぽー。
じゃあ、解答だ。別解もあるので見ておいてね。
さあ、わかったかい。
ちーーーす。
ちなみに、この辺の問題は、条件付き確率を求めるとき、今のように場合の数から解いてもいいけど、多くの場合は確率を利用したやり方で解く。
あ?
条件付き確率の最初のところで、ちらっと触れただろ。条件付き確率の以下の公式を思い出してほしい。
これの下の方の公式だよ。
俺は知らない。ぷ
はぁ。。田中くんのほうがましだったね。
たこ焼き。たこ焼き。お好み焼き!!!
君はもういいや。消えてくれ。はっ!!!
あれーーー。。。。。。。。。
・・・・・・。
・・・・・・。
・・・・・・。
何も聞こえなくなった。
さあ、気を取り直していこう。その前に、生徒を召喚しよう。はっ!
わんわん。
犬か。。まあ、いいや。
では、さっきの続き。確率を使った場合の解き方も載せておく。ちなみに、慣れればこちらの解き方のほうが解きやすいかもしれません。是非、マスターしましょう~~。
【問題1】
(別解)
「2番目の玉が白玉であったとき」とあるので、条件付き確率の問題であり、このパターンを分母として確率を求める。
このとき、先ほどの解答では場合の数を使ったが、確率を使って求めてみよう。
まず、「2番目の玉が白玉である」確率を求める。
これは、前回の単元の場合分けの確率と同じやり方である。最初に赤を引くか白を引くかで2番目の状況が変わるので、次のように場合分けをして求める。
(1番目が赤玉の場合)・・・①
最初に赤玉を引く確率は、\(\displaystyle \frac{ 4 }{ 6 }\)。続けて、2番目に白玉を引く確率は、赤玉が1つ減っているので\(\displaystyle \frac{ 2 }{ 5 }\)。よって、赤玉→白玉と引く確率は、\(\displaystyle \frac{ 4 }{ 6 }\)×\(\displaystyle \frac{ 2 }{ 5 }\)。
(1番目が白玉の場合)・・・②
最初に白玉を引く確率は、\(\displaystyle \frac{ 2 }{ 6 }\)。続けて、2番目に白玉を引く確率は、白玉が1つ減っているので\(\displaystyle \frac{ 1 }{ 5 }\)。よって、赤玉→白玉と引く確率は、\(\displaystyle \frac{ 2 }{ 6 }\)×\(\displaystyle \frac{ 1 }{ 5 }\)。
①と②は、互いに同時に起こらないので、「2番目の玉が白玉である」確率は①+②となり、\(\displaystyle \frac{ 4 }{ 6 }\)×\(\displaystyle \frac{ 2 }{ 5 }\)+\(\displaystyle \frac{ 2 }{ 6 }\)×\(\displaystyle \frac{ 1 }{ 5 }\)
これが、最終的に求める条件付き確率の分母になる。
一方、分子は「2番目が白玉」かつ「1番目も白玉」のときなので、この確率は先ほど求めた、②の確率のことなので、\(\displaystyle \frac{ 2 }{ 6 }\)×\(\displaystyle \frac{ 1 }{ 5 }\)となる。
したがって、求める条件付き確率は、\(\displaystyle \frac{ \displaystyle \frac{ 2 }{ 6 }×\displaystyle \frac{ 1 }{ 5 } }{ \displaystyle \frac{ 4 }{ 6 }×\displaystyle \frac{ 2 }{ 5 }+\displaystyle \frac{ 2 }{ 6 }×\displaystyle \frac{ 1 }{ 5 } }\)=\(\displaystyle \frac{ 1 }{ 5 }\)
▲問題
さあ、どうだ。なかなか難しいだろ。だが、結構慣れるとサクサクいけるようになるので、問題集などでも繰り返し解いて慣れてほしい。
わん!
よーしよしよし。
では、どんどんいこう。次の問題はこれだ。
【問題2】
ある製品を製造する2つの工場、ぽんこつ工場とへたれ工場があり、ぽんこつ工場の製品には3%、へたれ工場の製品には4%の割合で不良品が含まれるらしい。
ある日、イタズラ好きの幸太郎くんが、ぽんこつ工場の製品とへたれ工場の製品を3対2の割合で混ぜた。
幸太郎君は、お母さんに「この混ぜた製品の中から、1個だけ取り出せ」と命令した。このとき次の確率を求めよ。
(1)それが不良品でない確率
(2)不良品でなかったときに、それがぽんこつ工場の製品である確率
▼解答
さあ、これはどうだ。
わん!
こいつも、もういいな。まあ、とりあえず解答や。
どうや、簡単やろ。ちなみにこれも確率で解く【別解】がある。
わんわん!
くそが。では、別解もみていこう。確率を使って条件付き確率を求めます。
【問題2】
(別解)
▲問題
さあ、どうだ。ちょっと難しかったかもね。
なんども読んで理解してほしい。
わんわん!
最後に、類題を載せておく。解答は、またおいおい載せていく。
条件付き確率については、これで一通り終わりだ!!
どうだ?少しはできるようになったか。
わんわん!
お前に聞いても無駄か。生徒を消しすぎた。。。
では、またどこかでお会いしよう。
【問題3】
ある工場があり、そこで靴下をいくつかの機械で製造している。
ここで、靴下に穴が開いている不良品ができる確率は、機械Aを使った場合は5%であるが、それ以外の機械では10%に上がる。また、機械Aで製品全体の60%を作る。製品の中から1足を取り出したとき、次の問いに答えよ。
(1)それが穴が開いている不良品である確率
(2)穴が開いている不良品であったとき、それが機械Aの製品で
ある確率を求めよ
【問題4】
白玉7個と赤玉5個が入っている袋から、1個ずつ続けて2個の玉を取り出した。2番目の玉が赤玉であるとき、1番目の玉も赤玉である確率を求めよ
【問題5】
20本のくじの中に5本の当たりくじが入っている。
このくじからマイケル君が1本ずつ順に引いた。くじは元に戻さずに2本引いたら、マイケル君は、2本の中に当たりくじがあるのが分かった。
このとき、1本目だけが当たりくじである確率を求めよ。
【問題6】
区別のつかない4個の黒玉と9個の白玉が袋に入っている。太郎君が、この袋から1個ずつ2回に分けて玉を取り出す。
太郎君は昔から、よく分からない行動をする子である。今回も、謎の行動をする。
太郎君は、取り出した球が黒の場合はもとの袋に戻し、取り出した玉が白の場合はもとの袋に戻さない。よく分からないが、太郎君はこういうことをするのが楽しいと思ってるらしい。それはさておき、次の問いに答えてね。
(1)1回目が黒玉であるとき、2回目も黒玉である確率を求めよ。
(2)2回目が黒玉であるとき、1回目も黒玉である確率を求めよ。
解答はまた今度~~。
