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極 私 的 マ エ ス ト ロ

――気になる棒振りオヤジたちの溜まり場――



気になるマエストロを語ってみようという企画。好きか嫌いかは別問題。何しろ「気になる」マエストロですから。必然的に情報の入ってきにくい、マイナーな人になってしまいます。なんとなく気になる人(名前しか知らない人もいる)から、熱烈に気になる人、イチオシの人まで入れています。


フィーチャード・マエストロ

第1回: ハンス・ドレヴァンツ  Hans Drewanz

第2回:  ユーリ・シモノフ  Yuri Simonov

第3回: ミラン・ホルヴァート  Milan Horvat

(浦野さんのご教示によりバイオグラフィを少し更新)

その後マエストロのミニ特集は
ブログ 極私的百科全書雑録集極私的マエストロ にもあります。


そして独自ドメインを持つマエストロたちに会える

マエストロリンク

はこちらから。
(ピエロ・ガンバ、バティス、パヌラ、ストゥルーゴールズ、ティチアーティなどを追加(08.4.22.))


★……気になる度:名前と評判は聞くけどちゃんと聴いたことがない、謎だからこそ気になるマエストロ、もしくはマイナー曲でしか聞いたことがなく、他人と比較できる名曲で一度聴いてみたいマエストロ
☆……イチオシ度:何かを聴いて、コイツはスゴイのになんでもっとメジャーじゃないのかと思ったイチオシのマエストロ

思いついたまま気になる人を挙げてみると、以下のようになりました。しかし、全員を語るのはムリです。

気になるマエストロ 気になる度 イチオシ度
(未聴は「/」)
コメント
独墺系
フェルディナント・ライトナー
Ferdinand Leitner
(1912-1996)
★★ 穏健派だと思っていたのに、ブル9がヤバかった。先日N響アワーで (ブラームスのハイドン・ヴァリエーション) 久々にお目にかかることができた。
ハインツ・ヴァルベルク
Heinz Wallberg
(1923-2004)
★★ 善良な音楽づくりの2代目ワルさん(初代はコロンビアのブルーノさんね)。 いつもN響に来てくれてたのにとうとうお亡くなりに。はやく名誉指揮者の称号を!
クルト・ヴェス
Kurt Wöss
(1914-1987)
★★ 日本に登場するのが早すぎたのかな。晩年の演奏を聞いてみたい。
ハインリヒ・ホルライザー
Heinrich Hollreiser
(1913-2006)
★★★ ☆☆ 最近お亡くなりになりました。忘れられた巨匠臭がプンプン。ホルライザー・エディションなんてでないかなあ。ブル4を聞いたが、どこまでも職人気質の、素朴な輝きのある力強い演奏だった。
エルンスト・メルツェンドルファー
Ernst Märzendorfer
(1921-)
ヴィーン国立歌劇場の謎の常連。名前の恰幅もいい。読響や札響を振りにきたこともあるらしい。
アレクザンダー・ルンプフ
Alexander Rumpf
(1928-1980)
死亡説があったり、オルデンブルクにいるという噂があったり・・・(同姓同名の別人らしい、しかも生年も一緒らしい)。そもそも何でN響の常任になったのか知りたい。


オランダ・ベルギー系
ウィレム・ヴァン・オッテルロー
Willem van Otterloo
(1907-1978)
★★ ☆☆☆ 日陰の大巨匠。フランクのシンフォニーの壮大で豪快な演奏にKOされた。目下再評価の機運が高まっている。
エドゥアルド・ヴァン・ルモーテル
Edouard van Remoortel
(1926-1977)
★★★ 夭折の天才って聞いたんですけど・・・最近クアドロマニアという激安4枚組でその名を見かける。
ピエール・バルトロメ
Pierre Bartholomée
(1937-)
どなたかリエージュ去ってからの消息を知りませんか。
ヤープ・ヴァン・ズヴェーデン
Jaap van Zweden
(1960-)
☆☆ ブラ全が新鮮かつ豪快でいい。エクストンからブルックナーの新譜が出始めたが、た、高い・・・


フランス系
ピエール・デルヴォー
Pierre Dervaux
(1917-1992)
★★ 生きていればフルネ並みの待遇だったと思うのだが。最近EMIの廉価盤で幻想やフランス管弦楽曲集などが復刻された。
ジャン=ピエール・ジャキヤ
Jean-Pierre Jacquillat
(1935-1986)
★★ パリo.アシスタント →アイスランド →自動車事故死・・・この人の音楽の話を知らない・・・
ルイ・フレモー
Louis Frémaux
(1921-)
★★ ☆☆ ご存命ですよね?古き佳きフランスのエスプリを体現できるのはもう彼しかいないと思うのだが・・・97年に来日して日本po.でオルガン付きなどを振っているが、そのときの演奏なんかないものか・・・ロンドンso.とのシェエラザードを入手したが、柔らかくて紳士的な佳演だった。
ルイ・ド・フロマン
Louis de Froment
(1921-1994)
★★ 手兵ルクセンブルク放送so.とともに一時期廉価盤の王者だったようだ。バッハからハイドン、モツ、ベーはもちろん、あんまり想像できないブラームスの録音などからドビュッシー選集、ミヨー選集を経てメシアン(なんとトゥーランガリラがある!!)まで幅広く録音しているようだ。伴奏も精力的にこなしていた。CD時代になってぱったり見かけなくなったが最近復刻がなされている。やっぱり廉価盤。粗っぽいが瑞々しく元気な演奏がウリのようだ。実はクリュイタンスの弟子。
アントニオ・デ・アルメイダ
Antonio de Almeida
(1928-1997)
無印 アゼルバイジャンの国民的作曲家アミーロフとイタリアのマリピエロしか聞いたことがない。判断できん!!しかもアミーロフあんまり面白くないし、マリピエロはどんなんやったか忘れたし・・・王道レパートリーで聞いてみたい。モンテカルロの録音が復刻されないかな。
セルジュ・ボド
Serge Baudo
(1927-)
★★★ ☆☆ ニースpo.で聞いた幻想がよかった。まだまだイケるぞ、ボド!!2005年に日本のオケ振りに来るという未確認情報があるが・・・(結局来ませんでした)
ミシェル・タバシュニク
Michel Tabachnik
(1942-)
★★★ ☆☆ さすがブーレーズの弟子。指揮もする作曲家になっただけでなく、髪型まで師匠をマネるとは。でもアナタは師匠を超えましたね。オペラ座を爆破しろといいながら(比喩だとは分かってますが)結局やらずに犯罪者になることを逃れた (意外に常識的な) 師匠とは違って、アナタは・・・・・・・・り、立派な、もんです。結局裁判で無罪放免になったと聞きましたが。 ちなみに指揮して出てくる音楽は師匠とは正反対のアツい音楽。展覧会よかったです。何と公式サイトあり。しかも例の太陽寺院教団がらみのおそらく自伝 (もしくは釈明本?)「贖罪の山羊 (スケープゴート)」のサイトもあるというサービスっぷり。
ロベルト・ベンツィ
Roberto Benzi
(1937-)
忘れた頃に出てくる神出鬼没の元天才少年指揮者。なにやら最近フルネの代役で読響に来てたとか。
ジャン=イヴ・オッソンス
Jean-Yves Ossonce
(1960-)
★★ ☆☆ マニャールの交響曲しか聞いたことないが、オーケストラの統率がうまく、この演奏しか知らない曲なのにかなりいい演奏をしているのがわかる。パリo.にも登場するようだし、これから出てきそうな人。


ロシア・旧ソ連系
アルヴィド・ヤンソンス
Arvid Jansons
(1914-1984)
☆☆ 東響育ての親と同時に今をときめくマリスの親。レニングラードとの幻想が凄い。ヤンソンス情報といえばあいざーまんさんによる海外オーケストラ来日公演記録抄ここか。Altusから来日公演ライヴが出た。
ジャンスク・カヒッゼ
Dzhansug Kakhidze
(1936-2002)
★★ 先日亡くなったグルジアの巨匠。亡くなる前にどかーんと出してくれましたね、フシギなのを。マルセイユでニアミスしたのが返す返すも残念。
エドゥアルド・セーロフ
Эдуард Серов
Eduard Serov
(1937-)
★★ ヴォルゴグラードpo.連れて日本へカモン!ダメならピンで!セーロフ情報もあいざーまんさんの海外オーケストラ来日公演記録抄ここか。
イーゴリ・ゴロフチン
Игорь Головчин
Igor Golovchin
(1956-1998)
★★ ☆☆ この人も夭折。スヴェトラーノフの後釜候補だったらしい。いつもはヘタレなモスクワso.がこの人の法悦の詩ですごいことになっていた。
オハン(オーガン)・ドゥリアン
Ohan [Ogan] Durjan
(1922-)
★★ ショス12のみで有名なんですよね、この人。ちなみに私はハゲ山しか聞いたことがありませんけど、かなりいいです。当時のゲヴァントハウスの鉄壁のアンサンブルをアルメニアンパワーで自由自在にドライブ。この人ならちょっと記事を持ってますので、機会があったら紹介したいと思います。またTandoさんの銀璧亭の中のこちらの記事も詳しい。(追記)何と公式サイトを発見!カッコいいけど何だか怪しいサイトです。特にビデオが怪しさの極地!
ユーリ・アーロノヴィチ
Юрий Аронович
Yuri Ahronovitch
(1932-2002)
★★★ ☆☆☆ ストックホルムとのショス5がリリカルな名演かと思えばヴァーシャーリとのラフマニノフの伴奏はべったべたのロマン全開でこれまた名演。ラジオで聞いたパリo.との神聖な詩(どうやらこれがラストコンサートらしい)もよかった。何で出てこないんですかねえ、いい指揮者なのに。同じファーストネームのシモノフとちょっとだけかぶるイメージ。FMで流されたチャイ5がそれは壮絶なものだったらしい。ぜひ音盤化を!!(08.2.20追記)と思っていたら07年後半から徐々にライヴが音盤化されており、どれも面白いらしい。要注目!また公式サイトも発見!
ヴェロニカ・ドゥダロヴァ
Вероника Дударова
Veronika Dudarova
(1916-)
★★ 無印 1919年生まれと書いておりましたがどうやら1916年生まれのようだ。というわけで何と御年90歳のドゥダ老婆女史。カリンニコフ聞く限り音楽は好きではないが、存在と見た目がすごく気になる。最近マンフレッド交響曲を振ったDVDが出た。
ヴラディーミル・ヴェルビツキー
Владимир Вербицкий
Vladimir Verbitsky
(1943-)
★★ 西オーストラリアso.のチャイ5についていたスラヴ行進曲が凄演だった。
ヴァシリー・シナイスキー
Василий Синайский
Vasily Sinaisky
(1947-)
★★ ☆☆ モンテカルロで聞いたチャイ5がよかった。あとシャンドスでのいい仕事っぷりも気になる。担当作曲家はショスタコ(映画音楽担当)、カバレフスキー、シマノフスキ、シュレーカー。み〜んな私の好きな作曲家ばかり。07年からマルメso.の首席になるようです。
ヴィヤチェスラフ・プラソロフ
Вячеслав Прасолов
Vyacheslav Prasolov
(1955-)
★★★ ☆☆☆ 個人的に親しくさせてもらいました。この世代の一番の特徴である、筋の通ったスマートな推進力と溢れ出る歌心の融合が出来る人。もう一回呼びたい。(08.2.20追記)と思っていたら08年2月に3度目の来日実現(手を尽くして呼びました)!ロシア語のみの公式サイトはこちら
アルノルト・カッツ
Арнольд Кац
Arnold Katz
(1924-2007)
「シベリアのカラヤン」らしい。もうかれこれ50年近くノヴォシビルスクpo.の音楽監督をやっている。・・・むしろ「シベリアの朝比奈」か?2006年に至ってまだ新譜(ラフ2)が出るというから、やっぱり朝比奈だ。でも残念ながら07年にお亡くなりに。
アンドレイ・チスチャコフ
Андрей Чистяков
Andrei Tchistiakov
(1949-2000)
この人も若くで亡くなったらしい。最近出たラフマニノフの2番がいいらしくって、気になる。
ロリス・チェクナヴォリアン
Loris Tjeknavorian
(1937-)
★★ ☆☆☆ 音楽のゲリラ戦士。今どこにいるの?テヘランのオケのサイトで見たような気もするが・・・。そんな彼の今を知りたいときはこちら(公式サイト)へ。ひょっとしたら近々日本に来るかも。
ペーテル・リリエ
Peeter Lilje
(1950-1993)
★★ 夭折のエストニア人指揮者、くらいしか情報がない。最近エストニア放送からシベ2や春祭などの放送録音が出たが、これがまたいいらしい。
エドヴァルド・チヴジェリ
Эдвард Чивжель
Edvard Tchivzhel
(1944-)
最近はアメリカで活躍しているらしい。フォートウェインpo.をはじめ、いくつかのオケの音楽監督を兼任している模様。
ニヤジ(ニヤーズィ)
Niyazi
Knyaz Hacıbəyov
Niyazi Zulfigar ogli Tagizade Hajibeyov
(1912-1984)
★★ 出た!ファーストネームオンリーマエストロ。どうやら本名はニヤジ・ハジベヨフ(もっと正式にはNiyazi Zulfigar ogli Tagizade Hajibeyov)というようで、アゼルバイジャンの名門音楽一家出身である。チェコpo.とのチャイ4があるらしいのでぜひとも聞いてみたい。



東欧系
ヴィトールド・ロヴィツキ
Witold Rowicki
(1914-1989)
★★ ☆☆ あんな立ち姿の美しい指揮者になりたい。ロンドンso.との新世界がダンディでカッコいい。最近出たブラームスもギチギチに引き締まったスパイシーな名演。その他の音源もぼちぼち復刻され始めている。
ボフダン・ヴォディチコ
Bohdan Wodiczko
(1911-1985)
★★ ☆☆ パデレフスキの交響曲を持っていますが、この演奏のおかげで曲のクオリティが数段上がっているような気が。アイスランドso.にも一時期いたとか。
スタニスワフ・ヴィスウォツキ
Stanisław Wisłocki
(1921-1998)
★★ 聞いたことはあるんだけど、伴奏だけじゃあねえ。やっぱ主役で聞きたいわな。リヒテルのラフ2の伴奏の人として有名。
ヘンリク・チジュ
Henryk Czyż
(1923-2003)
★★ 日本では「ヘンリク・シス」という名でペンデレツキのルカ受難曲のディスクが出ていた。作曲家でもあるらしい。シス、チシ、チシュなどいろいろな表記がありますね・・・
ヤン・クレンツ
Jan Krenz
(1926-)
キャリアの初期から日本との縁が深い人。知っている方だれか特集してくれませんかねえ。
イェジー・セムコフ
Jerzy Semkow
(1928-)
★★★ スラットキンの前のセントルイス音楽監督。もう一発ドカーンと来て下され。06年のラ・フォル・ジュルネがらみでひそかに来日していた。
タデウシュ・ストゥルガーワ
Tadeusz Strugała
(1935-)
★★ この人も珍曲系でしか見たことがない。今度は王道プロでよろしく。ブーニンのショパンコンクール優勝時 (85年) の伴奏をしていた人。映画『戦場のピアニスト』のサントラでもご活躍。意外と言っては失礼だが、この人も公式サイトを持っている。何でも昔の指揮棒コレクターらしい。
カジミェーシュ・コルド
Kazimierz Kord
(1930-)
★★ よく日本に来てますがまだお見かけしたことがございません。ワルシャワpo.も禅譲なさったことだし、ひとつ同郷のスクロヴァさん並にデッかく出てきてください。ちなみに音楽づくりは結構私好みのようです。
イェジー・マクシミウク
Jerzy Maksymiuk
(1936-)
パデレフスキの交響曲持ってますが、ツマラン(演奏が)。でもほかの曲聴いたときにはなかなか濃い演奏を繰り広げていたので、王道プロを一回聞いてみたい。05年のショパンコンクール実況番組でハイテンションのしゃべりを披露していたのが印象的だった。アンタ酔うてたやろ。
ヤーツェク・カスプシーク
Jacek Kasprzyk
(1952-)
★★ チョン、ゲルギエフと同世代。ポーランドの歌劇場つれてよく日本に来ますけど、アナタ若作りですね。オペラもいいけど、もっとシンフォニーを!!
ヤーノシュ・フェレンチク
János Ferencsik
(1907-1984)
ベー7がちょっとキレてた。そういうキャラの人じゃないはずなのに。バルトークをちゃんと聞いてみたい。
ジェルジ・レヘル
György Lehel
(1926-1990)
ブラームス交響曲全集がいいとか。チラ聞きした感じでは一本太い筋の通ったまっすぐな演奏だった。
ゾルターン・ロズニャイ
Zoltán Rozsnyai
(1926-1988)
今はなきフィルハーモニア・フンガリカの創立者。昔の録音ばっかりなので戦前の人かと思いきや、今生きていてもおかしくない世代の指揮者。この人も凄まじく情報がありません。誰か知らにゃい?
アルパド・ヨー
Árpád Joó
(1948-)
★★ 80年代に割と精力的に録音活動をしていたのだが、その後さっぱり聞かない。検索かけても近況に関してはなしのつぶて。どこに行っちゃったのか。ちなみにこの人がヨーさん。シブいねえ。ちなみにブログでも特集していますのでぜひご参照ください。
エミール・タバコフ
Emil Tabakov
(1947-)
時々スカイAでお見かけします。マラ全聞いてみたい。最近トルコのビルケントso.と密かに来日していた。ホンマ密かに。
ヴァシル・カザンジェフ
Vasil Kazandziev
(1934-)
名前以外まったく知らないのですが、ブルガリアの巨匠なんですよね?この人もスカイAの常連らしい。
マルティン・トゥルノフスキー
Martin Turnovsky
(1928-)
★★ 凄まじくいい噂しか聞いたことないのでぜひ聞いてみたい人。この人についても大谷さんの海外オーケストラ来日公演記録抄ここに情報あり。
イオネル・ペルレア
Ionel Perlea
(1900-1970)
ショパンの伴奏だけじゃ判断できませんでした。今度は主役で聞いてみたい。
アントン・ナヌート
Anton Nanut
(1932-)
無印 15年前は大変お世話になりました。今どうしているのかって?まあ、気になるわなあ。音楽づくりは、緩んで普通になったホルヴァートという感じ。見た目は勝新。(08.2.20.追記)と思っていたら林 侘助。さんのサイト【 KechiKechi Classics 】内のお便りコーナーに「スロヴェニア放送交響楽団(旧リューブリヤナ放響)の現場から」という記事にナヌートの近況について書いてあるのを発見。
エーリッヒ・ベルゲル
Erich Bergel
(1930-1998)
★★ うわさのブラームス交響曲全集を聞いてみたい。
フランティシェク・ヴァイナル
František Vajnar
(1930-)
日本のアマオケ振りに来たとかいう噂を聞いたことがある。ショスタコをいくつか録音していると聞くが、やはり素朴なのだろうか。ちなみに所有のドボ8はすさまじく素朴。
ヨシフ・コンタ
Iosif Conta
(1924-2006)
ルーマニア勢で録れた第九が面白いらしい。04年に80歳記念コンサートをやったらしいので、まだ十分現役と考えられる。(06.11.16.追記)と書いていましたが、つい先日お亡くなりになりました。合掌。
イルジー・コウト
Jiři Kout
(1937-)
★★ ビルスマ並にカロリー控えめの風貌に、カロリーたっぷりの音楽のギャップ。N響が必死で捕まえておいてほしい人。
ベリスラフ・クロブチャール
Berislav Klobučar
(1924-)
★★ ☆☆ 消息不明の「マタチッチの再来」。再「再来」してくれえ!!N響客演時のツァラを聞いたが、師匠顔負けの巨大な演奏だった。
ルドヴィート・ライテル
Ľudovít Rajter
(1906-2000)
実は今年生誕100年のスロヴァキアの隠れ巨匠。ブラームスやフランツ・シュミットの交響曲全集などが出ていた。意外と最近まで存命だったに最初驚いたが、デジタル録音がそこそこあるのにこのお歳だったことの方にもっと驚いている。ライテルに関してはTandoさんの銀璧亭にあるこちらの記事に詳しい。


イギリス系
ノーマン・デル=マー
Norman Del Mar
(1919-1994)
☆☆ ロンドンpo.とのチャイ5が凄まじい。隠れバルビ系か?
サー・アレクサンダー・ギブソン
Sir Alexander Gibson
(1926-1995)
☆☆☆ 一発豪演系マエストロ。凄まじい勢いのニールセン不滅がいい。シベ1もとんでもない豪演。
マーティン・ブラビンズ
Martyn Brabbins
(?-)
天才ハーディングがラトル路線でインターナショナルに活躍するのなら、この人はヒコックス路線でローカルに活躍するのかな?そこそこ若いはずなのにバイオグラフィがネット上で見つけられない奇特な人。生年すら分からん。
ヴァーノン・ハンドリー
Vernon Handley
(1930-)
ブライデン・トムソンの後を継げるローカル巨匠は彼しかいないだろう。現在サー推薦の動きがあるらしい。


北欧系
ユッシ・ヤラス
Jussi Jalas
(1908-1985)
シベリウスの女婿というこの人、ホンマに情報がないらしいですね。斉諧生さんのサイト斉諧生音盤志の中にあるこちらの記事が最大の情報源か。
スティグ・ヴェステルベリ
Stig Westerberg
(1918-1999)
★★ ☆☆ アルヴェーン4番を聞いてええ曲やと思ったが、この人の情念もかなり入ってるような・・・
エイヴィン・フィエルスタード
Øivin Fjeldstad
(1903-1983)
★★ 異常な殺気のペールギュント、バリバリ鳴るグリーグピアコン伴奏(p: カーゾン)、もへーっと寝ぼけ気味のシベリウスバイコン伴奏(Vn: リッチ)。何だこの差は?
オッド・グリュナー=ヘッゲ
Odd Gruner-Hegge
(1899-1973)
★★★ ヤンソンス以前のオスロpo.と名曲を入れていたらしいので聞いてみたい。エロイカやハイドン、ブラ1などがあるらしい。


南欧系
ルイス・ガルシア・ナバロ
Luis Garcia Navarro
(1941-2001)
数年前に60くらいで亡くなってます。春祭が凄いことになっているという話を聞いたことがある。
ペドロ・デ・フレイタス=ブランコ
Pedro de Freitas Branco
(1896-1963)
ポルトガルのフルトヴェ(以下略)?世界最遅のボレロのみで名を残す。この人の春祭も凄いらしい(オケのヘタさが)。
アルジェオ・クァドリ
Argeo Quadri
(1911-2004)
旧東フィルでおなじみの指揮者。もう引退したのかな(90超えてるし)。←残念ながら2004年4月14日にお亡くなりになりました。
アルド・チェッカート
Aldo Ceccato
(1934-)
★★ どうも守備範囲がいまいちつかめない指揮者。10年にいっぺんくらいの割合でディスクが出る。最近もチッコリーニの伴奏でひょっこり出てきた。
ピエロ・ベルージ
Piero Bellugi
(1924-)
★★★ ☆☆☆ グリュミオーのパガニーニコンチェルトの伴奏のみで名前を見る人だったが、何と生を見てしまったのだ。しかも名演だったために、一気に気になるマエストロへ。田原総一郎をダンディにした感じのステキな老紳士だった。御年80歳にしてパレルモのオペラの音楽監督になったそうで、それに関する記事がHayesさんのサイト"Hayes Middlesex England"の併設ブログ「拍手は指揮者が手を下ろしてから」こちらにある。(追記)一時期ポートランドso.(現オレゴンso.)の音楽監督をしていたこともあるということを最近知った。
ピエロ (ピエリーノ)・ガンバ
Piero [Pierino] Gamba
(1936-)
★★★ ☆☆ ステレオ初期のデッカの伴奏物でしか見ない指揮者なゆえ、とっくに物故者だと思っていたら、生年知ってびっくり。まだ60代です。つまり10代でカッチェンやリッチの伴奏を引き受けて、立派にこなしていたということになる。しかし検索かけても近況は全く出てこない。ロッシーニのようにさっさと富を作って引退したのか、天才の重圧に耐えかねて消えて行ったのか、はたまた夭折してしまったのか、ま〜ったくわからずじまい。(08.4.2.追記)スペイン好きさんのご教示により、今も活動していることが判明。しかも最近彼のサイト(独自ドメイン)を発見。活動は書いてありませんが指揮のレッスンをしてくれるようです。
 ※ケネソン著の『音楽の神童たち(下)』に少しだけ言及されていることを発見。
ポール・カポロンゴ
Paul Capolongo
(1941-)
★★ パリ管と録れたヴィラロボスのバキアーナスのみで名を残すマエストロ。その後は爽快なくらい情報なし!ブログでも特集しておりますのでご参照ください。
ジャンフランコ・リヴォリ
Gianfranco Rivoli
(1921-)
コンチェルト、アリアの伴奏でしか見かけたことないが・・・
アルチェオ・ガリエラ
Alceo Galliera
(1910-1991)
この人も同じく伴奏でしか見かけたことないが・・・新世界が名演とか聞いたことがある。
アントニオ・ペドロッティ
Antonio Pedrotti
(1901-1975)
★★ 彼の名を冠した指揮者コンクールで名を残しているイタリアのマエストロ。でもチェコフィルとのディスクがほとんど。ローマ三部作やブラ4が名演らしい。
カロロス・トリコリディス
Κάρολος Τρικολίδης
Karolos Trikolidis
(1947-)
★★ フンガロトンにヴェルディの序曲集の録音があった。期待の若手として出てきたようだが、最近はギリシアローカルで活動しているもよう。


アジア系
林元植(イム・ウォンシク)
Lim Won-sik
(1919-2002)
朝比奈の弟子。最近亡くなった。どんな音楽を作っていたのか。
武田善美
Yoshimi Takeda
(1933-2000)
この人も最近亡くなったらしい。アメオケ相手に丁々発止渡り歩いていたということだが、音を聞きたい。
アリ(アレクザンダー)ラハバリ
Ali (Alexander) Rahbari
(1948-)
★★ よしじゅんさんより「この人気になるでしょ」とのご推薦。忘れてました、大事な人を。指揮者兼Discoverのイラン人元社長。倒産してからは古巣NAXOSに復帰。キワモノ臭いが、くせがなくかなりまともな音楽づくりをする。新世界がお勧め。


南北アメリカ系
ディーン・ディクソン
Dean Dixon
(1915-1976)
インバルの前のフランクフルトにいた人。アメリカ初の黒人指揮者という。
ヴァルジャン・コージアン
Varujan Kojian
(1935-1993)
★★ この人も若くして亡くなっていると知ってショック。ディスクも手に入りにくいし・・・入ってもドマイナーな曲やし。
ジョージ・ペーリヴァニアン
George Pehlivanian
(1965-)
アメリカ人初のブザンソン優勝者らしい。オリジンはベイルート生まれのアルメニア人。この人も公式サイトを持っている。2006年3月来日。かなりのショウマンらしく、日本の聴衆に強烈な印象を残していったようだ。。
ルイス・エレーラ・デ・ラ・フエンテ
Luis Herrera de la Fuente
(1916-)
★★ エレーラ・デ・ラ・フエンテといえばよしじゅんさんのよしじゅんのHPここに。メキシコのフルトヴェングラーもといメキシコの朝比奈はいまだ現役。御年90歳!!やっぱ朝比奈やわな・・・
エレアザール・デ・カルヴァーリョ
Eleazar de Carvalho
(1912-1996)
この指揮者、なんと一時期セントルイスの音楽監督をしていたこともある人なのだ。故郷ブラジルには彼の名の付いた室内オケがある。
ワルター・ヘンドル
Walter Hendl
(1917-2007)
ハイフェッツやクライバーンの伴奏でのみ名前を残すマエストロ。実は来日オケ第1号のシンフォニー・オブ・ジ・エアーが来日したときの指揮者がこの人。過去の人かと思いきや05年御歳88歳の時イーストマンpo.でラフ2を振っている。ブログでも特集しておりますのでご参照ください。残念ながら07年にお亡くなりに。


系統複雑
オレグ・カエターニ
Oleg Caetani
(1956-)
★★ 御存知マルケヴィチの息子さん。かなり曲者な音楽を作る。本人公式サイト あり。ミラノ・ヴェルディso.とのショス全がいきなり完成して驚いた。06年7月に来日して二期会で「蝶々夫人」を振る予定だったのにキャンセルになってしまった。残念。


番外編
ヴォルフガング・フォン・カラヤン
Wolfgang von Karajan
(1906-1987)
御存知ヘルベルトの兄。オルガン弾きだったとか。地味ながら自分のアンサンブルを持っていたら。かの弟が、「カラヤンは一人でいい」と言ったという話があるが、ホンマか?これ、兄のセリフやったら面白いのに。
ヴァッロ・ヤルヴィ
Vallo Järvi
(1923-1994)
御存知ネーメの兄。合唱中心にローカルで活躍していたとのこと。
ハンス・ミュンシュ(ミュンヒ)
Hans Münch
(1893-1983)
御存知シャルルのいとこ。バーゼルso.の監督を30年務めていた。意外と最近まで生きていたのが驚き。

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