自作パソコン


組立奮闘記




サクサク動いて使い勝手の良いパソコン欲しいな〜と思うんだけど、ノートじゃ20万円位するしデスクトップでも15万円はするしな〜、高いよな〜。去年の7月にGatewayのB5ノートパソコン(ペンティアムV500MHz、約13万円)買っちゃったしな〜、その翌月にGatewayは日本から撤退しちゃったしな〜、あっそれは関係ないしな〜。

という事で、近くに新しく出店したパソコンショップを覗いてみた。自分の希望のスペックを充足するには本体に8〜9万円程度かかるようだ。女房には「2〜3万円くらいだな〜」といっておくことにしよう。

筐体は組立やすさと熱効率を考えるとドルタワー位が良いんだけれど、部屋が狭くなるのと、女房には大きいものは高価で小さいものは安価だという(浅はかな)認識が存在するため、後々発生する可能性のある家庭内トラブルのリスクを極力回避すべく、やむを得ずマイクロタワーにしようと思う。
僕の希望スペックとは…
@CPUはセレロンの1.1〜1.6MHz、ペンティアムWはちょっともったいないけど魅力はある。(14,000円)
Aインテル製のマザーボードでPCIの空スロットが2つ確保できること。(15,000円)
Bメモリは256〜512MB、あとで増設することも視野に入れる。(12,000円)
Cハードディスクは20GBで充分、これより少ないものはもう売ってない。(10,000円)
DDVD-ROMドライブは欲しい。(15,000円)
E100MbのLANカードは必須でマザーボードについていてもいい。
F電源付ケース(20,000円)

結局フル自作より安価に上がるようなのでベアボーンにした。CPUはセレロン1.2GHzで我慢したんだが、RAMだけはどーんと奮発、今まで使っていたデスクトップとの兼ね合いもあって384MBにした。なお今回、PC本体以外はすべて使い回しで、しめて合計70,003円也!
午前11時半から組立はじめて、2時間もあればOSのインストールも終了してサクサク作動する…はずであった。しかし何事も例外的なトラブルは発生するものだ。

というのも組み立て自体に時間はかからなかったんだが、今回はOSにまで資金を回せないのでWin98を使いまわそうと思ってインストールをしていたら、プロダクトIDが書かれたマニュアルがないじゃないですか。そこでストップ!

今は子供部屋になっちゃってるかつての僕の部屋に確かあったはずだが、少し前にリフォームしたために大切な書類がすべて僕の知らない何処かへ消えうせてしまっていた。それを探すのに出掛けている女房や子供に電話をかけて探しまくり2時間ほど中断した。
やっとマニュアルを見つけてOSのインストールが済んで、次はドライバのインストールだ。各パーツのドライバのインストール作業は以前デスクトップ機のハードディスクがクラッシュして交換した際にやったことがあったのでわかったんだが、今回はマザーボードにくっついているディスプレイアダプタとLANモジュールのドライバのインストールがわからずに悩んでしまった。その間、ディスプレイには640×480ピクセル16色のちょっと間抜けな状態でしか表示されない。

しかし何のことはない、落ち着いてマザーボードのマニュアルをよく読んだらインストール方法がちゃんと書いてあったのだ、英語で。すべてのドライバ群をインストールして使えるようになったのは午後6時半を回っていた。しかし苦労した甲斐があって、出来上がってみるとサクサク動くじゃないか!
DVDアプリケーションもインストールして試して観たらすこぶる快調!そこで、このパソコンを「サクサク5号」と命名した。これからは当家のメインマシンに鎮座するのである。

そして自作パソコン「サクサク5号」は経費節約のためにOSはWindows98で走らせていたのだが、後日Win98のアップグレード用のXP Home Editionを導入した。(12,200円也)

各所掲示板やマイクロソフトのHPから得られた情報によれば、XPはNTの流れを汲んでおり確かに以前のバージョンのOSよりフリーズしにくいとか、立ち上がりがスムースだと言われる一方、それなりのマシンスペックが要求されるということもわかったが、当家の「サクサク5号」なら問題はなかろうと購入に踏み切った。
かつて私もパソコンに関して極めて無知な時代に、ウィンドウズ3.1マシンに95のアップグレードパッケージを購入したのはいいが、ハードディスクの容量が足りなくてインストールできなかったというお粗末な結果を招いた時代もあり、その後、各種ハード・ソフトの導入には少しは慎重に対応を心がけている次第である。

また今のところ周辺機器については旧Win98マシンに接続したままにしてあるのでXP用のドライバを探しながら切り替えを行っていこうと考えている。なお、Windows XPインストール後の「サクサク5号」は益々そのスペックを発揮し超サクサク動いているのである。

また余談になるがWindows Meで走らせているGateway製のノートパソコンにもこのXPを導入してみた。PV500MHz、RAM128MBのPCでもそこそこ動き満足のいく動作をする。しかし、このノートパソコンを「ソコソコ4号」と命名するのはやめた。

ただし電源を切る際の設定の保存にちょっと時間がかかって時に終了できない場面もある。(ここまで読んでXPを2台のPCにインストールしたのか?どうやって…と思った方はパソコンに詳しい部類の方ですね、方法はここでは記述出来ませんので悪しからず)
さてここで今回のOSアップグレードに際して収集した「Windows XP」に関する情報について少し触れておこう。

「Windows XP」にはエントリー/ホームユーザーを対象にした「Windows XP Home Edition」とビジネスユーザー向けの「Windows XP Professional」の2パッケージが存在する。両者は同じカーネルを使っているため基本レベルでは同じ。相違点としてはASR(Automated System Recovery)やWMIコマンドラインツールのサポート、ログシステムのバイナリフォーマット対応などの機能差が存在する。つまり「Windows XP Home Edition」は、「Windows XP Professional」のサブセット版と言うことだ。
Windows XP Professionalのみが備える機能
・デュアルCPUのサポート
・リモートデスクトップ
・オフラインファイル
・ファイルシステムの暗号化
・アプリケーションやファイルへのアクセスコントロール
・ドメインコントロールへのアクセス
・グループポリシー
・移動プロフィールのサポート
・リモートインストールサービス
・マルチリングアルユーザーインタフェースのサポート
・C2レベルのセキュリティ
上記の通りほとんどがパワーユーザーや管理者向けの機能なので、これらの機能をすべてのユーザーが必要とするとは思えないが、注目すべきは本来ネットワークサーバー上にあるフォルダ/ファイルのコピーをローカルディスク内に保存しておき、ネットワークサーバーに接続できない場合(たとえば外出先であるとか、サーバー接続に支障が起きた場合など)でも、あたかもネットワークフォルダが存在するかのように、ファイルの閲覧や編集ができる「オフラインファイル」機能。

そしてネットワーク経由で別のパソコンにログインしWindowsのインタフェースをローカルマシンに表示させる「リモートデスクトップ」機能。つまりUNIX系OSにおけるTelnet機能と同じくリモートコントロールが可能なのだ。「Home Edition」にもログイン機能自体は用意されているがサーバーになれない(相手をログインさせることができない)という制限がある。

単独アプリケーションの使用やインターネット端末として使うのであれば「Home Edition」版で十分といえるかもしれないが、「Windows XP」自体をフルに活用するという観点や、低価格化が進んでいるAMDのAthlon MPなどを使ったマルチプロセッサ環境を持っている人。前述のふたつの機能は特にノートPCをビジネスシーンで活用する人には便利な機能なので、ノートPCをパワフルに使う人ならば「Professional」版を選択すべきだ。

また、アップグレード版は「Windows XP Home Edition」の注意点としてWindows 98/Meからでないとアップグレードインストールすることが出来ない。つまりWindows 2000を使っているユーザーは、「Professional」しか選択肢がない。購入する際は間違えないように。

価格について米Microsoft発表では、「Windows XP Home Edition」アップグレード版が$99。「同Home Edition」フルパッケージが$199。「同Professional」アップグレード版が$199、「同Professional」フルパッケージが$299。また、日本語版は「同Professional」通常版が35,800円、アップグレード版が23,800円、特別アップグレード版が15,800円、アカデミックアップグレード版が20,800円。「同Home Edition」通常版が25,800円、アップグレード版が13,800円前後である。

英語版に比べ数千円高くなる程度という感じだが「Windows 2000」通常版は38,800円(標準小売価格)だったことを考えると抑えめに設定されているとも言える。

*パーツ等の価格は2002年6月時点での一般小売店における実勢価格です。
Sep.15 2002
By 織田一彦




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