メディカルチェックって、聞くと、普通の診察を思い浮かべますよね?私の行っているチェックは少し異なります。私のメディカルチェックを簡単に書いてみます。ただこれはねんざや靱帯損傷などの、急性外傷を除きます。
メディカルチェックは、医師の教科書に書いてあるものがあります。柔軟性のチェックや、筋力、調整力のチェックなどです。また、痛いところがあれば、診察して診断します。大体はここまでで終了です。
私のチェックは、以下の流れで行います。
・痛いところを聞く
・ポジションを聞く
・さわって診察する
大体以上で、最初のメディカルチェックを終了します。ここで、選手のプレーの癖がわかります。アタックの踏切の仕方、ブロックの飛び方、アタックの手の振り方、等々です。選手や指導者に、プレーをする前に「こんな癖がありますよね?」と、確認します。約9割くらいは当てられると思います。そうすることによって、当たると、ビックリして、「信用してもよいかな?」と、思ってくれるようになります。長年バレーをしている人は、ただ休ませる治療をする医師にたくさん遭遇します。私が実際メディカルチェックをしにいっても、最初は信用してくれない雰囲気を感じてしましますが、ここで、信用を得ることが大事になります。
次に、いよいよ、プレーをみます。アタックなどは、ビデオを用意して、「さっき説明したとおりの打ち方ですよね?」と、確認をします。そこで、正しい打ち方をするためにはどうしたらよいかを説明して、一対一でフォームを矯正していきます。若い選手はとても早く治ります。大学生以上は根気が必要です。
また、元々の、足の形が原因で起こる障害もあります。これも病院では 休ませることを強調されることがあります。しかし、足の形によっては、練習は休ませず、靴を変えたり、足底板を使用することで改善することが多いです。実際今までも練習を休ませることなく、3年続いた痛みをとったこともあります。
皆、同じ練習をしているはずです。全世界をみると、自分よりもっと大変な練習をしている人がいるはずです。なのに、自分だけどうして痛みが出るのか?と考えたとき、
・人と違う動きをしているから(いわゆるプレーの癖)
・人と違う脚などの形をしているから(扁平足 なで肩など)
と、思ってください。そこから、休まずに障害を乗り越えられるヒントが隠されていて医学的な知識を持った人がアドバイスすることが大事になるのです。