今回は趣向を変えまして科学の中の化学のお話をしてみましょう。1970年代は公害の時代とか言われまして、光化学スモッグやヘドロ、PCBなど、今までの高度成長期のつけがどっと出てきた時代でした。今の中国がその時期らしいですが、隣国のことはおいておいて。それ以来30年、我々もだいぶ汚染されているようですが、なんとか中年を迎えているので、人間って強いですね。地球に最後に残る生物は人間かゴキブリだろうと言われているくらいですから。けど、アスベストの中皮腫など微量汚染物質は、20-30年後に結果が出てきますので、まだ、これから来るかも知れません。この発ガンもいつも申します人生と似ておりまして、一種の生活習慣病で、努力(節酒、禁煙、運動)、才能(遺伝)、環境(汚染物質、ストレス)の集合結果(合計、確率)です。その汚染物質の話の時に、ppm(ピーピーエム)と言う単位が出てきます。これは濃度の単位で、Parts Per Million(部分、当たり、百万=百万分の一)の頭文字を取ったものです。アメリカの人は頭文字を取るのが好きですね。CIAとかODAとかGDPとか。それで、ppmの濃度は%(per cent:当たり、百)の1万分の1です。と言うことは、1%は10,000ppmです。大変薄い濃度ですね。公害の時に、大気や水、土壌中の汚染物質の濃度で使います。最近、この1 ppmの1,000分の1の濃度が出て来まして、ppb(parts par billion:10億分の1)と言います。非常に薄い濃度で、ダイオキシンなどの時に使います。では1ppmの濃度って、どんな感じかピンと来ませんね。わかりやすく言うと、学校の25mプールを思い浮かべてください。そこへ牛乳ビン1本半(300ml)を流し込むと、おおよそ1ppmの濃度に牛乳で汚染されたと言うことになります。牛乳は食品ですので、正確には汚染では無く、混入ですが。では、ppbはどうでしょうか。同じプールに目薬を2、3滴垂らしてください。それが、1ppbの濃度です。もう、めちゃくちゃ薄いですね。ところが最近の分析機器では測定できちゃいます。測定できたら気になりますよね。困ったもんです。今日は少し科学的なお話でした。公害の映画では2000年アメリカ「エリン・ブロコビッチ」ジュリア・ロバーツ主演がございます。この場合は公害のおかげで、金持ちになっちゃいますが。
今年初め「八甲田山」をご紹介した時の宿題でした。「砂の器」1974年松竹系、30年くらい前の映画です。「八甲田山」と同じ野村監督、橋本忍脚本です。原作がかの有名な松本清張、推理小説なんですが、社会派ミステリー映画となっています。音楽は芥川也寸志、主題曲は「宿命」。舞台は東京から、東北、三重、岡山へと変わっていきます。見られた方も多いと思いますが、主人公は天才音楽家、和賀英良(加藤剛)、それを追う今西刑事(丹波哲朗)と吉村刑事(森田健作)。病気の父と子。前回も書きましたが子供は生まれてくる親と環境を選べません。そして、父親は当時不治の病のらい病。病気のためふるさとを追い出された父と子がさすらいの旅に出ます。クライマックス、主題曲「宿命」をバックに北陸から中国地方にかけて日本の四季が映し出されます。ここに、二つの運命、宿命があります。病と親子のきづな。さすらいの末、岡山県亀嵩で巡査(緒方拳)に助けられますが、主人公、和賀英良はこの宿命を乗り越えようとして、小学生で単身家出。東京で才能を見いだされて音楽家になります。しかし、戸籍偽造、父親は岡山県長島のらい病患者収容施設。これでは大蔵大臣令嬢(山口果林)と結婚できません。この過去を消そうとします。この運命のやるせなさ、それが宿命なんでしょうか。ハリウッド映画はハッピーエンドが多いんですが、これは現実ではありません、娯楽です。大部分の人は希望が叶わず生きているのでしょう。快食快眠快便とは参りませんが、毎日、食べて、寝れて、トイレに行ければ幸せです。本日もボツボツ参りましょうか。今回も暗い話ですんまへん。色々な映画の主題曲です↓
http://www14.plala.or.jp/oto3/gallery/framest.html
皆様、穂積隆信著の小説というかノンフィクションを憶えておいででしょうか。今年、娘さんの由香里さんは、35才で亡くなられました。合掌。1983年頃でしょうか、映画にもなりまして、今年、リバイバルドラマで放送されております。ゴッドファーザーでご存じのように、生まれてくる子供は親や環境を選べません。もう一つの現実は「かえるの子はかえる」というか、親子はDNAの絆で縛られており、滅多に「トンビがタカを生む」ことはありません。DNAがそんなに簡単に変わったら、皆さん、ガンになっちゃいます(^^;。その自分のDNAを棚に上げて子供に無理な要求をするのは止めましょう。それと努力と才能(DNA)と環境(確率)の問題です。大学の教授でも会社の社長でも、たまたまなったんです。それを全部、自分の努力の結果のように思い上がるのはやめましょう。由香里さんは結局、愛情を求めて、穂積さんの生き方とは合わず寂しく亡くなったのではないでしょうか。インファナル・アフェア(無限地獄)です。明石家さんまさんの言葉があります。「人間、生きてるだけで丸儲け」、そこから、さんまさんの娘さんは「いまる」ちゃん。人間生きてるだけで良いんです。あと、少しの愛情と。あの頃、「家族ゲーム」と言うドラマもはやりまして、その主題歌が長渕剛の「グッバイ青春」1983でした。「グッバイ、青春、いいことなーんか、なかった季節に・・・」、小椋桂の「さらば青春」もございました。「ぼくはー、呼びかけはしなーいー・・・」1970年代は「これが青春だ」だったんですが。教育問題って難しいですよね。
特に我々の年代は子供の進学問題があります。私立の理系大学は学費が高いし、国公立も独法化で高くなって来ています。押しつけはいけませんが、もしお子様が進学を望むなら何とかしてかなえてあげてください。あるユダヤ人が言いました。「子孫に財産や不動産を残しても、それは奪われるかも知れない。しかし、子供の教育は誰も奪えない。」以前、ご紹介したパールバック著「大地」の中でも、孫をアメリカの大学へ送り出す場面があります。教育と言っても学問だけでなく、スポーツも芸術もあります。1973年アメリカ「ペーパー・チェイス」という映画もございました。今日も長々と書いちゃいました。失礼。
2回連続で重いお話しでしたので、今回は少々軽い話題にします。以前こんなマンガがございました。昔から、男性は力(パワー)に、女性は美しさ(ビューティー)にあこがれまして、それをずっと保ち続けたいと思うもんでございます。しかし、月日は過酷なもので、それを許してはくれません。私も例に漏れず、若い頃はキン肉マンにあこがれまして、エキスパンダーやブルワーカーを買ったり、プロテインを飲んだりしましたが、ぜーんぜん筋肉はつきませんでした。やはり遺伝子(DNA)なんでしょうか。そんな関係で、筋肉系のシュワルツェネガーやスタローンの映画が大好きです。シュワちゃんでは「ターミネーター」(アイル、カムバック)1(1984), 2(1991), 3(2003?)、「イレイザー」(1996)、スタローンではおなじみ「ロッキー」シリーズ1(1976), 2(1979), 3(1982), 4(1985), 5(1990)、「ランボー」シリーズ1(1982), 2(1985), 3(1988?)、「スペシャリスト」(1994)。お二人とも60近いんですが、やっぱテストステロン(男性ホルモン)を飲んでいるのでしょうか、それとも努力か。 そう言えば、スティーブン・セガールの沈黙シリーズもございました。沈黙の戦艦(1992)、沈黙の要塞(1994)、沈黙の断崖(1997)。「沈黙の艦隊」と言う漫画もございましたね。先日、「亡国のイージス」(真田広之)松竹系を見て参りまして、なかなか良かったです。
http://aegis.goo.ne.jp/
筋力、美顔が無理なら、知力、知性美で対抗しましょうか。話は変わりまして、明日9.11はいよいよ衆院総選挙です。皆様、投票に参りましょう。
本日は前回に続き少々重い話題です。私も皆様の例に漏れず、40代は発ガンを恐れまして、ガン保険に入ったり、胃カメラを飲んだりしました。調度、堀江しのぶさんや逸見さんがスキルスで亡くなられた頃でしたから。けど、遺伝的には肝硬変の様です。アルコールも取り過ぎだし(^^;。さて、本日、ご紹介の本は、もうガン治療で有名な近藤誠著「患者よ、がんと闘うな」文藝春秋、同著「ぼくがうけたいがん治療」さいろ社です。皆様ご存じの様に、我々の身体は約60兆個の細胞が人口60万人の都市の様に仲良く活動しているわけですが、発ガンは遺伝子(DNA)複製の失敗により、周りと連携せず勝手に増殖する細胞が出来てくる現象です。それを医学では外科処置、抗ガン剤、放射線でやっつけようとします。しかし、ガン細胞と正常細胞は良く似ていて、抗ガン剤でガン細胞をやっつけると当然正常細胞もやられて、おう吐や下痢、発熱、脱毛が起こります。なぜなら、抗ガン剤は本来細胞を殺す毒薬ですから。放射線も同様ですね。また、外科手術でガン組織を取り除くと言いますが、細胞一つ一つは10〜100マイクロメートルのちっちゃなもので、目に見えません。それが血液に乗っていたら、体中を回っていますよね。一説によると、私たちの体内では毎日、数百個のガン細胞が発生していて、それを掃除細胞が食べたり、アポトーシス(細胞自殺)と言って、ガン細胞が自分で死ぬ仕組みがあるらしいです。この点はネットワーカーのいのさんがお詳しいです。結局、近藤先生の言いたいことは、ガン細胞にも悪性と良性があって、悪性であれば、発見した時に何億個もの細胞の固まりになっているので、外科で取りきることは困難であり、身体もガンと闘っているのだから、ガンと共存して寿命を延ばした方が苦痛が少なく、生活のしやすさ(QOL:Quality of Life)を向上させる方法を考えようと言うものでした。もちろん、切除した方が良いガンもあるとは思います。ガンも一種、生活習慣病なんでしょうか。もう1冊のおすすめは、関根進「ガンは宿命、癒しは運命」太陽企画出版。ご参考に。また、柳田邦男「ガン50人の勇気」文春文庫などもございます。ガン宣告された時、その人の人生観が問われます。
それから、すなさん、夏の夜の芸術、花火をありがとう。
毎日暑いですねえ。今年もまたお盆の季節がやって参りました。ほそ女史やないですが、お墓参りをいたしましょう。また、15日は60回目の終戦記念日です。小泉さんは靖国参拝するでしょうか。さて本日のご紹介は1993年アメリカ映画「シンドラー・リスト」。第2次大戦下のドイツ、東ヨーロッパではヒトラーによって何百万人というユダヤ人が虐殺されました。いわゆるホロコースト(アウシュビッツ)ですね。この映画の主人公、オスカー・シンドラーはポーランドで会社を経営する資本家ですが、私設収容所を作ることで1,200人のユダヤ人を助けました。すなわちシンドラー・リスト(名簿)に載ると助かるんです。この映画は白黒、3時間に及ぶ重い超大作で、J.スピルバーグ監督始め多数のアカデミー賞を受賞しました。「7月4日に生まれて」も重いですが、日本で言うと「蛍の墓」でしょうか。結局、世の中、何が悲惨かと言って戦争ほど悲惨なものはありません。一部の狂気の指導者により何百、何千万もの人の人生が踏みにじられます。現在もイラクで続いています。また今年は御巣鷹山のJAL123便の事故(8/12)からも20周年となります。合掌。「三十にして立ち、四十にして惑わず、五十にして天命を知る」孔子。人にとって運命っていったい何なんでしょうか。歴史とは。あなたは9.11で誰を選びますか。
6月下旬から、久しぶりに腰が痛くなってきた。30才過ぎにぎっくり腰になってからだから、20年来の私の悪友である。彼の他に痔主というもう一人の悪友もいるが、これは後日。そんなことで、腹巻きをしたり、柔軟体操をしたり、ウォーキングをして、少しましになってきた。腰の痛みにも色々ありまして、ぎくっと電撃が走るものから、にぶーい鈍痛やぴりぴりしびれるような感じのものまで色々あります。腰痛は人間が二本足で立って以来の文明病らしいが、結局の所、運動不足なんでしょうね。私の場合、車の運転が悪く、30分以上運転するとてきめんに痛くなってくる。クーラーも良くないですね。それから、太るとなりやすいなんて言うけど、私なんか超がりがりで、体重よりも背筋、腹筋が弱ってるんでしょうね。人間の身体も50年も使っていると、どこか傷んでくるわけで、部品交換できませんから仲良くつきあっていきましょう。世間では「一病息災」とか申しまして、腰痛なんかの小さい病気があると、その痛みで飲み過ぎ食べ過ぎ、運動不足に注意するので、心筋梗塞などの大病にかかりにくいそうです。そう言う意味では私の腰痛は成人病や老化を注意してくれている悪友なんでしょう。少々口は悪いですが。いつも元気で悪友がいないそこのあなた、今夏の猛暑で心筋梗塞、脳梗塞と言った犯人があなたをねらっているかも知れませんよ(^^;。ご注意!(単なる負け惜しみ?)
先日の同窓会総会の前日、非常に懐かしい映画が再放送されていました。題名は「レッド・サン」1971年フランス、イタリア、スペインの合作、テレンス・ヤング監督で、今で言う所のEU(ヨーロッパ連合)ですね。舞台はアメリカ西部でしたが。主役は今をときめく3大スター、チャールズ・ブロンソン、アラン・ドロン、三船敏郎。チャールズ・ブロンソンは「狼の挽歌」、「うーん、マンダム」でスターダム、アランドロンは「太陽がいっぱい」後に「シャルル、ボージェ、ムニャムニャ、ダーバン」。三船敏郎は「七人の侍」「男は黙ってサッポロビール」。ウルスラ・アンドレスも出ていました。「アマゾネス」だったっけ。1971年夏この映画を当時高2だった私はすなさん、やまさんと3人で見ました。レッド・サンは日本語で赤い太陽、朝日でしょうか、夕日でしょうか。内容はアメリカ大統領への献上の刀をブロンソン、ドロンの銀行強盗に乗っ取られ、裏切られたブロンソンと三船が取り返しに行くというものでした。当然、三船は羽織袴。さすがに拳銃と日本刀の対決はありませんでしたが。武士道とアメリカンフロンティア・スピリット、ヨーロッパの伝統の競演だったのでしょうか。最近はそれに中華思想も入ってきまして、大変です。前門の虎(フー)、後門の狼、お隣の龍(ロン)、仲良しの鷲(イーグル)。まっかにもーえーたー、太陽だーかーらー(ピンキーとキラーズ)。今年も50回目の暑い季節が巡って参りました。お身体を大切に!
先日、用事があって、10年ぶりくらいで、吹田インターから中国縦貫自動車道を軽四で走った。昔はスポーツカーでブイブイ言わした時もあったが、現在は省エネ、節約、運動神経、視力も衰えて、安全運転。しかし、オートマ、クーラーを入れて、660ccのエンジンでは上り坂はきつく、トラックと競争。燃費も16km/L余りとあまり伸びなかった。それにしても、事故は恐い。1970年代は1万人以上が亡くなっていたが、最近は道路が整備されたせいか、7千人代で推移している。けど、事故件数やけが人は100万件もあるそうだ。一方、自殺者数は3万人台ですごい増加。運転も人生も似たような所があります。自分の排気量(能力・環境)にあったスピードでのんびり参りましょう。時々、後ろから、どけのパッシング(警告)があるけど、中年は若者(ばか者)に道を譲りましょう。無事故で目的地に着くことが重要なミッション(責務)です。特に帰り道(人生の後半)は気を付けましょう。心身が疲れていますから。運転中は禁酒、禁煙?、飲み物、食べ物もほどほどに。成人病が恐いですから。事故は出会い頭で、確率です。リスクアナリシスして確率の低下を図りましょう。コンプライアンス(法律遵守)も大事です。
江戸時代以降、色々な剣豪が出て参りました。宮本武蔵に始まり、柳生重兵衛、千葉周作、桂小五郎に坂本龍馬、新撰組と列びます。新撰組の中では沖田総司が天才と言われておりますが、浅田次郎「壬生義士伝(みぶぎしでん)」によりますと、主人公・吉村貫一郎(中井貴一)が新撰組で一番強かったそうです。東北は南部藩随一の文武両道の士といわれながら、極貧の足軽ゆえ妻子を養うために脱藩し、壬生浪(みぶろ)と呼ばれた新選組に入隊します。人間、理念だけでは生きていけません。銭がいります。しかし、お金が目的になると人生は寂しいものになります。この映画では、京都や東北のきれいな風景をバックに時代に流される一武士の姿が描かれます。彼にとっては幕末の勤皇と佐幕の争いはどちらでも良かったんです、家族が養えれば。しかし、時代は徳川幕府の崩壊でそれを許してはくれませんでした。あくまで夫として父親として、そして何より人間らしく生きようとしながら、最後は切れない刀で切腹します。本物のサムライとして生きた男とその家族の感動の物語です。ある意味、東北のゴッドファーザーでしょうか。
「智に働けば角が立つ、情に棹(さお)させば流される、とかくこの世は住みにくい」漱石、草枕
最近、投資の話が話題に良くあがります。M&Aでライブドアがニッポン放送の株式を買い占めた時にソフトバンク系列のSB何とか投資顧問会社が「ホワイトナイト」で株券を預かったとか、村上ファンドが大阪証券取引所の株式を買ったとか、納税者番付でタワー投資顧問会社の部長が30数億円で一番になったとか。庶民には関係のない話ですが、これもアメリカンスタンダードの影響でしょうか。すなわち、お金が余っとると言うか一部にかたよっとるんですね。ビルゲイツが1兆円の資産家だと言っても、日本人全員に配ったら、1万円以下です。昔の農耕時代では毎日食べるのが精一杯で、せいぜい米の備蓄止まりでした。それが石油のおかげで食糧生産が大幅にのびて、お金が余ってきました。そのお金が不動産や会社に向かうのでしょう。会社は本当に株主のものでしょうか。私は社員のものだと思いますけどねえ。これを言うと資本主義社会が崩れちゃいますが。私は投資が悪いとは言いません。子供の教育も毎日の仕事も一種の投資です。見返り(利子)があるかどうかは知りませんが(^^;。皆様、投資の話にはくれぐれも注意しましょう。お金には色が付いてないと言いますが、額に汗して稼いだ金とバクチで手に入れた金は同じ色では無いような気がします。同窓会も一種の投資です。それでは皆様、明日(5)午後1時、上六ホテルアウィーナ(旧なにわ会館)でお待ちしております。(^^)
少しのストレスは心身の活性化に必要だそうですが、南洋の離れ小島じゃあるまいし、現代社会はストレスのかたまりです。当然、過度のストレスは身体に悪いです。もう皆様十分ご存じですね。免疫能力が低下するとか、そのためガン細胞が発生するとか、ノイローゼになるとか。けど現代社会ではストレスから逃げられません。どうしてもまじめな方にたまりやすいようで、真面目な方は責任感が強いですから。また、人によって、強い弱いがあるようですが、強い方が良いかと言いますと、そうでもなくストレスが蓄積して、ある日ポッキリと言うこともあり得ます。私なんかストレスに非常に弱く、ポッキリは無いんですが、時々うつ状態になります。皆さん、このゴールデンウィークはゆったりして、ストレスを解消いたしましょう。その時におすすめの本が「気疲れだけはやめたほうがいい」松木康夫著、青春出版社、「鬱の気分転換法」斉藤茂太著、ワニの本、もう20年くらい前の本でしょうか。茂太さんは精神科医で、マンボウ作家北杜夫さんのお兄さんです。お父さんが確か詩人、斎藤茂吉さんですね。青春出版社と言えば「試験に出る英単語」なんてありました。音楽も良いですね。特に'70年代フォークあたりが。同窓会に参加してカラオケなんか最高の気分転換になります。けど飲み過ぎはねえ。呼吸法も大事かも知れません。「息のしかた」春木豊・本間生夫著、朝日新聞社。50才代は身体や心の老化に加えて、責任や仕事の増大か、増大が無ければ反対にリストラの嵐。そして子供や老親の心配もありますね。正常な神経ではつとまりません。ほりえもんの太っ腹が欲しい所です。
先日、新聞を見てましたら、ふと目にとまったのが、鴨志田穣(ゆたか)著、「日本はじっこ自滅旅」、講談社。以前読んだ「糖尿列島」情報センター出版局の著者、鴨志田恵一さんかなと思ったら名前が違っておりました。自滅旅の言葉が示すとおり、アルコール依存症で数度の吐血、元奥様?は漫画家西原理恵子さん。アルコールが原因で亡くなられた中島らもさんに似ております。この複雑な世の中、繊細で優しい方には生きづらい渡世です。穣さんは東南アジアを旅行するカメラマンで、昨年?イラクで亡くなられた橋田さんとも知り合いだったそうで、「どこまでもアジアパー伝」鴨志田穣・西原理恵子著、講談社文庫に色んなエピソードが出てきます。この穣さんの飲みっぷりは半端じゃありません。ビールに始まって、ワイン、焼酎、ウイスキー、日本では朝から日本酒、沖縄では泡盛、韓国ではマッカリ、真露、タイではメコンウイスキー、イラクではウオッカ。皆様、ゴールデンウィーク中飲み過ぎには注意いたしましょう。
今春は1988年以来の低温だそうで、桜の開花が遅れておりました。17年ぶりですね。ようやく大阪も今日明日が桜の満開です。そう言えば1970年の桜の開花も遅く、布施高校へ入学した後、長瀬川の桜並木をひとりぼっちで歩いていたような記憶があります。あれから、35年、月日は流れました。そして、2005年、35年ぶりで愛・地球博が愛知県で開催されます。本日、ご紹介の本は「日本人とユダヤ人」イダヤ・ペンダサン著、角川文庫です。作者は山本七平と言う日本人のようですが、私は中学時代に読んだ記憶があります。ユダヤ人の聖地はエルサレムでアラブの人とけんかしております。旧約聖書の世界ですね。ユダヤ人以外で故郷から離れて世界中で生活している民族に華僑もあります。こちらも世界中に散らばっております。アメリカの中枢はユダヤ人がおさえていると言われるくらいで、世界の大富豪の大部分はユダヤ人と華僑かも知れません。経済活動に対する心構えが違うようです。この本に書いてある内容は国を超えて世界で活躍するためには、それなりの覚悟が必要であると言うことでした。すなわち、安全と自由と水はただではないと。日本もそんな時代になってきましたね。国際化の時代、日本人も安全と自由と水はただでは無いと実感するようになりました。リスクアナリシスでしょうか。1973年、小松左京の「日本沈没」でもそんな記述がありました。
1987年、イギリス・イタリア・中国合作の歴史映画です。清朝最後の皇帝溥儀(ふぎ)の物語です。アカデミー作品、監督、脚色賞など9冠を受賞しています。音楽は坂本龍一、松竹163分、長い映画です。時代は昭和初期、場所は満州、日清、日露戦争に勝利した日本は調子に乗って、大東亜共栄圏と称して、台湾、韓国、南樺太を併合して、次の目標は満州すなわち中国北部です。中国は4000年の歴史と言われるだけあって、色んな王朝が変わってきています。秦あり、漢、清と来てアヘン戦争でイギリスに敗れ、日清戦争で日本に敗れます。日本の陸軍はこの満州を支配したいために、清の子孫を捜してきます。名を溥儀(ふぎ)と言います。画策は石原完爾でしょうか。この若者を皇帝にすえて、満州支配をたくらみます。彼がラストエンペラー(最後の皇帝)です。日本でも司馬遼太郎著「最後の将軍」徳川慶喜がいますが、彼の場合は多分自分の意志で将軍の座を放棄します。溥儀は一応皇帝なんですが、祭り上げられてしまって、決定権はありません。当時の昭和天皇も同じ様な状態だったかも知れません。そして、日本人と政略結婚します。しかし、太平洋戦争は日本が負けます。溥儀は死刑は免れますが、当時台頭してきた中国共産党に追い出され、日本にも行けず、中国の片隅で細々と暮らしていきます。まさに、人生の栄光と影です。溥儀の責任ではありません。歴史にもてあそばれた一人の人間の一生でした。以前、ご紹介しましたパールバック「大地」とも重なる時代ですね。この後、中国は蒋介石から、毛沢東と共産主義へと傾いていきます。歴史の一場面でした。
Merger and Aquisition を略して、M&A、企業(資本)買収のことですね。今、ライブドアのM&Aが話題になっています。アメリカでは90年代、日常茶飯事に行われたそうです。出張から帰ってきたら、会社の名前が変わっていて、迷ったとか言う笑い話もあるくらいです。このライブドアのM&Aに800億円とも言われる目のくらむような資金を提供したのが、リーマン・ブラザーズ証券なんですが、一種の投資銀行です。メリルリンチやリップルウッドが有名で、確か傾いた日本長期信用銀行を買ったのがリップルウッドでしたっけ。資本を運用して利潤を目指す会社です。そう言う意味では銀行と同じですね。日本でも銀行、証券業界のボーダレス化が進んでおります。この投資銀行で働いているのが、MBA(Master of Business Administration)のエリートです。数年前、「投資銀行残酷日記」ジョン・ロルフ、ピーター・トゥルーブ著、主婦の友社を読んだのを思い出しました。M&Aの世界も大変です。
半年位前だったでしょうか。昭和の名作、山崎豊子原作、フジテレビ開局45周年記念ドラマ「白い巨塔」をご紹介いたしました。
http://www.universal-music.co.jp/classics/soundtrack/shiroikyoto/uccs1046.html
ところが今年正月、京都の本屋さんでたまたま平成の白い巨塔「破裂」久坂部羊、幻冬社を発見しました。帯の言葉がすごいんです。「医者は三人殺して初めて、一人前になる。」そう言う事ってあり得ますよね。医学も一種の技術ですから、練習が必要です。学問だけでは上達しません。内容も「白い巨塔」から30年、環境や技術は進歩しておりますが、非常によく似ております。舞台は阪都大学香村助教授、当然、教授をねらっています。そしてもう一人の主人公は厚生労働省の技官佐久間、高齢化社会を解決するために、プロジェクト「天寿」をもくろみます。作者は阪大医学部卒の49才、当然、大学病院にもいました。ほんと生きるって何なのでしょうね、寿命とは?幻冬社は大手出版社が手がけないユニークな本を出版しております。また、フジテレビと言えば資本的には、ほりえもんに買い占められたニッポン放送の子会社らしいです。フジサンケイグループというと一時は鹿内家が株式を所有しておりました。21世紀となり時代はどんどん動いています。
寒い時期になると、毎年思い出す映画があります。新田次郎原作、橋本忍プロダクション制作「八甲田山」(1977)です。橋本さんには松本清張原作「砂の器」と言う名作もありますが、それは後日。私は高校の同級生はし君と見ました。時は明治34年(1901)、青森県の陸軍の雪中行軍の物語です。舞台の八甲田山は普段は緑の美しい1,548mの山です。しかし、いったんシベリアから−何十度の寒気団が降りて来ると事態は一変します。大変な積雪と気温の低下、一面真っ白なため方角も分からなくなります。そしてこの時代は、明治維新を成し遂げた日本が日清戦争(1894-95)で中国に勝ち、次はロシアと戦う準備を進めていました。皆さんもご存じのようにロシアから無敵のバルチック艦隊がやってくる戦争(1904-05)です。ロシアでは乃木大将が要塞を攻めます。ロシアで戦うためには零下何十度に耐える訓練が必要です。そこで選ばれたのが弘前31連隊と青森5連隊だったのです。弘前31連隊の中隊長は、徳島大尉(高倉健)、青森5連隊の中隊長は神田大尉(北大路欣也)です。二つの隊が反対側から登って八甲田山ですれ違う計画です。どんなプロジェクトでもしょうもない上役が色々注文を付けて邪魔するもんです。外野はだまっとれ。と私なんかよう言わんから泣いてます(^^;。しかし、徳島大尉は言うんですね。だまっとれ! ああ気持ちいい(^^)。神田大尉は言えないんです。情けない。私みたい。その結果、文句たれの山田少佐(三国連太郎)が付いてきて、あっちへ行け、こっちへ行けと言って、結局遭難してしまい210名の隊員のほとんどが凍死します。この映画を見るとリーダーの条件がよくわかります。私には無理です。第1に他人のお節介を断固拒否する決断力です。だまっとれー!。第2に見栄や外見にとらわれず、スキルと情報を持っている人を使い綿密な計画を練ることです。徳島大尉は道案内に地元の娘さん(秋吉久美子)を抜擢します。最後に第六感です。人知なんてたかが知れています。自然の前では無力です。先が見える予測力がリーダーには必要です。
皆様、お元気ですか。毎日寒いので冬眠しとりました。本日は少々ぬくいので何か書いてみます。オーストラリアでは全豪オープンも終わりまして、注目のシャラポアは残念ながら負けたようです。
本日の話題は芸術の絵画のお話です。昨年は写楽の映画をご紹介しましたが、本日は東山魁夷さんの紹介です。絵には印象派や写実派、抽象派など色々あるようですが、私の好みは写実派でしょうか。間違っていたらごめんなさい。東山さんは青(ブルー)を基調とした風景画が多く、場合によっては印象派なのかもしれません。心が落ち着く絵を描かれています。青とブルーは少々色が異なるかもしれませんが、ブルーと言う色はブルーマンデイのように憂鬱の表現に使われたり、スカイブルーやマリンブルーのようにさわやかさの
表現に使われます。日本でも青は進めですから。一見違うブルーなんですが、どちらにしろ、心を落ち着かせてくれる色のようです。
そして、京阪線で京都に行くと東山と言う緑深い山々があるんですが、東山さんはここから名前を付けたと聞いています。それでは東山魁夷さんの世界へ。
http://www.takenet.or.jp/~vil_yama/kokoro/fukei/fukeikaigan.htm
本年も残す所約14時間となって参りました。今年最後の紹介はフォーク?歌手です。1970年代は多くのフォーク歌手が生まれましたね。泉谷しげる、高石ともやに始まって、吉田拓郎、井上陽水、さだまさし、荒井由美、松山千春・・・。1980年代からはフォークと言うよりヒュージョン?系になりますね。サザンとかアリス、オフコースとか。そして、女性シンガーではリリーさんも良いですが、私の一押しは中島みゆきさんです。ユーミンは我々と同い年だと思うんですが、みゆきさんはいかがでしょうか。北海道出身、20代から歌われていますから、もうじき勤続30年。ご苦労様です。いわゆるシンガーソングライターです。曲にはご存じのように、A、B、C、Dのようなコードがあります。私は生来の音痴ですが、みゆきさんのEmは音程が合います(と自分では思っております)。みゆきさんには色々悲しい曲がありまして、「すずめはすずめ」とか「わかれうた」とか。元気の出る曲としては中年のおっちゃんの間ではやった「地上の星」でしょうか。2002年の紅白歌合戦では黒部ダムの坑道から歌って頂きました。今年も大晦日、紅白歌合戦が近づいて参りました。最後に「地上の星」を紹介しまして、本年の締めとさせて頂きます。1年間ありがとうございました。!(--)! ↓他の思い出の曲もありますよ。
http://www.fk.urban.ne.jp/home/kazuaki3/utagoe49.htm
良いお年をお迎えください。来年は正月から営業いたします。(^^)i
先日、ゴジラ最終作「final wars」を見てきました。ゴジラ映画はハリウッドも含めて全部で28作、訂正致します。そして、最終作は怪獣のオンパレード、モスラに、アンギラス、ラドン、ヘドラ、エビラ、ミニラ、・・・最後のとりはキングギドラでした。ストーリーは宇宙人が怪獣を操って、地球に攻め込みますが、それを遺伝子にM塩基が発生したミュータント人間が迎え撃ちます。戦艦「轟天」も出撃、宇宙人側の怪獣はガイガン、これを最後にゴジラがぶっ飛ばします。このゴジラは日本文化に合っております。なぜなら欧米はキリストを代表とする人間中心主義、神はイエスキリストであるのに対して、日本人は仏教はありますが無意識に自然を神として信仰している多神教です。だから人間が地球の中心ではなく居候であることを十分理解しております。グローバルスタンダードなんて言いません。ゴジラの映画ではゴジラが地球を代表する神として登場します。手塚治虫の「火の鳥」のようなもんですね。さて、我々26期もゴジラ同様、50年間幾多の試練(怪獣)を乗り越えて(逃げて)来ました。そして、いよいよ50代は今までの蓄積(知恵)を総動員しなければならないファイナルウォーが迫っている予感がします。それはリストラかも知れないし、親との死別、子供の進学、就職、運の良い人は昇進かもしれません。運が悪ければ自分の病気の可能性も。その危機(リスクorチャンス)に対してゴジラのようにファイナルウォーを挑みましょう。そしてガイガを倒したら、いつの日か笑って再会したいものです。
http://www.godzilla.co.jp
本日は皆さんご存じ有名な歴史小説家、司馬遼太郎さんのお話です。「龍馬がゆく」を始め、「坂の上の雲」、「項羽と劉邦」、「最後の将軍」などなど多数の小説を書き、晩年は全国を回って「街道を行く」を書いておられます。人生の後半は我が母校の近くに住んで、現在は司馬遼太郎記念館になっております。
http://www.shibazaidan.or.jp/
1996年2月12日、72才で亡くなられました。合掌。そのため、毎年2月12日は菜の花忌として、司馬さんが好きだった黄色の菜の花が八戸ノ里駅周辺に飾られます。そう言えば以前たんぽぽさんから菜の花の写真をいただきました。一度、機会があれば、司馬遼太郎記念館にお立ち寄りください。けれど、司馬さんが布施高の近くに引っ越されたのは1970年代中期のようで、我々が学生時代はまだおられなかったようです。だから、下校時にすれ違うと言うことは無かったようです。けど当時は小阪に住んでおられたので自転車で走っていればあるいはすれ違っていたかもしれません。司馬さんは毎日新聞記者から小説家に転じました。司馬さんは龍馬を始め歴史上の色んな主人公を登場させますが、共通していることは、どの主人公も愛すべき少年のように描くことです。人間には色んなタイプがあり、その個性が時代の環境に合った時、輝き始めます。しかし、その司馬さんも後半の講演で、日本は昭和時代に堕落してしまい、高度成長期の土地バブルで、心を失ってしまったと嘆いておられました。「貧家に孝子いず」でしょうか。最近ものの価値をお金で計算する風潮はどんなものでしょうか。ITベンチャー社長の「世の中にお金で買えないものってあるんですか?」発言もございますが。(^^;。
35年前から有名なトランペッターで今でも活躍されているようです。数多い曲の中でも「夜空のトランペット」は記憶に残る1曲です。中3の頃、形だけの受験勉強をして、11時頃布団に入りました。あの頃、ラジオのリクエスト(DJ:Disk Jockey)がはやっていましたね。毎日系の「バチョンと行こう」と朝日系の「ヤンリク」とか、そして、12時からは日本放送系の「オールナイトニッポン」だったでしょうか。私はバチョン派で仁鶴や鶴こうや浜村純を聞いていました。あの頃は「必殺仕置き人」もはやっていましたね。「あっしには関わりのねえことでござんす。」木枯らし紋次郎もはやりました。そして、我々が布施高に入った1970年、吹田で大阪万博が催され、チャールズ・ブロンソンが「男の世界Mandom」を歌いました。FMによるステレオ放送も始まります。遠い昔の物語でした。
http://www.muzyczka.pl/spis_midi_sklep.html?par=dodaj&midi=2525
Silenzio です。
1968年スタンリー・キューブリック監督アメリカ映画です。大阪万博の2年前、アポロ月面着陸の頃です。その当時は2001年と言うとはるか未来だった訳ですが、今年は2004年、「天から魔王が降りてくる」とか言ってたんですが、ノストラダムスもアルマゲドンも過ぎちゃいました。時の経つのは速いもんです。すばらしい構成で、昔の作品であることを考えると、今のスターウオーズも形無しでしょうか。テーマ曲はクラシック音楽の「ツアラストツァラはかく語りき」です。宇宙飛行というと近代科学の粋を尽くした技術なんですが、技術が進むほど神に近づいていくようです。不思議ですね。たいていの宇宙パイロットは帰還後、神の存在を信じるようになります。手塚治の「火の鳥」でもそういう場面が出てきます。前置きはこれくらいにしまして、内容ですが2001年に宇宙ステーションができていて、そこから宇宙船ディスカバリーがある惑星に向かって旅に出ます。その宇宙船や宇宙ステーションをコントロールしているコンピュータの名前をハル(HAL9000)と言います。このHALの名前の由来は当時から巨大コンピュータメーカだったIBMの一つ前の頭文字、AB, HIJKLMを取って、名付けられたとか。そしてこのHALが狂い出します。そのためこのHALのスイッチ切ろうとするのですが、HALに感情が発生し、抵抗します。乗組員が何人も殺されます。コンピュータは最初は単なる計算機なんですが、複雑になるにつれ、揺らぎというか感情のようなものが発生するそうです。私なんかも毎日パソコンを使っているのか使われているのか、ご機嫌を伺いながら仕事をしております。最新鋭のスーパーコンピューターでも10の何百乗以上の計算をさせると最終桁の数字が変わってくるそうです。これは揺らぎでしょうか。コンピュータが狂い出すと恐いですね(^^;。
時は元禄十五年(1702)と申しますと忠臣蔵ですが、今回のお話はそれより90年位後の江戸時代後期の物語です。八代将軍徳川吉宗の享保の改革のかいもなく、江戸幕府の経済は傾きつつありました。しかし、文化の方は咲き乱れ、元禄文化とやら申します。その時代に彗星のごとく現れた謎の天才浮世絵師、写楽の物語です。彼は寛政6年(1794)から7年(1795)にかけて、およそ140種の役者絵と相撲絵を残して突然消えました。映画の題名は「写楽」1995年製作、松竹配給、主演は真田広之でした。この写楽の正体は謎に包まれておりまして、実は葛飾北斎だとか色んな説があります。画家を江戸時代は絵師とか申しまして、英語ではアーチストですが、芸術と申しますのはあまり生産的な職業ではございません。お金を出してくれるスポンサーが必要です。 貧しい大道芸人の子供、写楽(十郎兵衛)は金持ちの商人に引き取られ、絵の才能を開花させますが、ライバルの歌麿にねたまれ、最後はまた貧しい大道芸人に戻って行くという天才画家のはかない一生でした。
たけさん、大変お待たせいたしました。ついに「血と骨」の登場です。少々仕込んでいました。大して、発酵しておりませんが。(^^;
梁石日(ヤン・ソギル)の小説は昨年読みまして、その迫力に圧倒されました。
先日、映画も見て参りました。主演のビートたけし、鈴木京香もがんばっておりますが、小説に比べると迫力が足りません。それでも、15歳未満は見れないR-15映画に指定されております。さて、内容です。
1923年、祖国を追い出され、済州島から大阪に渡ってきた金俊平。しかしそこで彼を待ちうけていたのは、差別と劣悪な労働条件だった。蒲鉾職人であった金俊平は、自分の蒲鉾工場を立ち上げ成功するが、金銭へのすさまじい執着から高利貸しへと転じていく。その並外れた凶暴さと強欲さが、周囲の人々を不幸に陥れる。生涯誰にも心を開かず、凄まじいまでに孤独に生きた男が本当に望んだものは、金だけだったのだろうか...。監督崔洋一でただ今、日活系で上映中です。けど、今回はお薦め出来ません。人生には色んなことがございます。そして、それがたとえ現実であったとしても、出来れば知らないで生きていきたいこともございます。
これは鶴橋の「ゴッドファーザー」でしょうか。戦後の鶴橋から森ノ宮にかけては無法地帯でした。できれば、こんな経験は子供にはさせたくないものです。そのためにもイラク戦争反対!
本日のご紹介はパール・バックの「大地」です。確か中学の国語の教科書に一部載っていたような気がします。2000年中国上海へ観光旅行する予備知識に読んでみました。新潮文庫全4冊。かなりの量です。パール・バックはアメリカ生まれの女性で宣教師の親について、中国に渡っています。そして、1938年女性として初めて、ノーベル文学賞を受賞しました。物語は19世紀後半から20世紀にかけて古い中国が新しい国家へ生まれ変わろうとする激動の時代に、大地に生きた王(ワン)家三代の年代記です。貧しくわずかばかりの土地を耕す王龍(ワンロン)は、黄(ホワン)家の奴隷の阿蘭(アーラン)を嫁にもらいます。大富豪になりながらも、終生、大地を離れることのなかった王龍とは対照的に、三人の子供達は農民にはならなかった。三男の王三(ワンサン)は王虎(ワンフー)と呼ばれる軍人になった。王虎将軍に男児と女児が生まれる。男児の王淵(ワンユアン)はいとこの猛(メン)に誘われて革命党に加わるが、捕らえられ死刑になる所を王一族に大金を出してもらい、アメリカへと逃れていく。6年間のアメリカ留学を終えて故国に帰った王淵の前に美しく聡明な美齢(メイリン)という女性が現れる。恋に落ちた二人の前途に、新しい中国を担う若い世代の明るい未来を象徴させてこの物語は終わります。中国4000年の歴史と申しますが、中国大陸の広さと中国人の懐の広さ、すさまじいまでの生存競争、権力闘争をしみじみと感じました。観光旅行のバスはきっちり暖房が壊れておりました。お時間のある時にいかがですか。(忙しいって、すんません)
おなじみフーテンの寅さんの映画です。主演はもちろん渥美清さんです。1996年に亡くなられました。合掌。この映画は山田洋二監督のシリーズもんで、初作が1969年、50作以上が制作されております。私は偶然、高校の文化祭でみました。最初はあんまり売れると松竹も考えていなかったようですが、封切ってみたらあれよあれよという間にベストセラーになりました。私はこの映画にどれくらい救われたか知れません。仕事で落ち込んだ時、振られた時、この映画かまたはビデオを見ました。そしたら、「明日は明日の風が吹くさ、ケセラセラ」という気持ちになって気が楽になります。多分私がこの映画に出会ってなかったら、とっくに仕事を辞めていたに違いありません。ネットワーカーの皆さんぜひこの映画を見てみてください。もうとっくにご存じですよね。社長がなんだ。部長がなんだ。会社を出ればただの人。自慢やないですが私は全部見ました。そして繰り返しも入れたら延べ100本くらい見ています。私のバイブルであり精神安定剤です。たけさん、和風「心の旅路」でした。もっちゃりしてて、ごめんなさい。人生って、非常ーに寂しいですよね。最後に、私は能見さんの血液型分類学を全く信じている訳では無いんですが、この「男はつらいよ」を分類してみますと、現状維持、保守派のA型(虎屋のおじさん家族)と革新的、奔放派のB型(寅さん)の対立とO型(ゲスト)の関わりという構図が見えるような気がします。「おいちゃん、それをいっちゃー、おしめえよ」完
たけさん、リクエストありがとうございました。「ショーシャンクの空に」について仕込みましたので報告致します。1994年、ちょうど10年前のアメリカ映画ですね。あの頃のアメリカはまだ夢がありました。クリントン大統領で、弱者救済したり、正義は勝つというような希望がありました。今のアメリカは完全に弱肉強食になっています。人口の1%の人が富の90%?を持っているような。人生には色んなことがあります。病気とか倒産とか死別とか。そして、人によって、能力とか健康、運命、環境などは平等でないと思います。けど、幸福感、満足感は同じ量だと思いたいです。お腹が一杯の時はフルコースもおいしくないし、お腹がペコペコになったらおにぎりでもごちそうですよね。前置きはこれくらいにしまして、無実の罪で終身刑になった男(アンディ)のショーシャンク刑務所での物語です。刑務所の庭を公園のように散歩するアンディに興味を持ったレッド。レッドの言葉で物語が語られます。アンディは無実の罪でとらえられ、19年の刑を言い渡されます。確か銀行員?が罠にはまったんですね。そして刑務所暮らしの中でも希望を失わず創意工夫をこらします。人にとって「希望」は大切です。ナチスのホロコーストでも希望を失った人から亡くなっていったとか。希望は自分で捨てない限り失うことはありません。けど、持ち続けるには強靱な意志が必要ですね。そう言えば、1970年頃、岸洋子?の歌がはやりました。「希望というー名のー、あなたをさがーしてー・・・」
最後にゴジラさん、50才お誕生日おめでとうございます。Happy birth day to you!
また、大統領選挙の動向も気にかかります。がんばれ、ケリー!
そんなことで、今回ご紹介の映画は2000年公開の韓国映画「JSA」です。南北朝鮮分断の象徴である板門店の共同警備区域は英語でJSA(Joint Security Area)と言います。アメリカ人は語句の頭文字を取って3文字にするのが好きですね。JFKとかCIAとか。第2次戦争後、日本はアメリカが占領して分断は無かったんですが、朝鮮はアメリカとソ連が占領したために、韓国と北朝鮮に分断されました。その国境が板門店です。よく北緯38度線とか言われます。さて映画の内容ですが、韓国の兵士と北朝鮮の兵士が、地雷を踏んだきっかけで友達となり、友情を深めていきます。しかし、お互いは仮想敵国なわけで、それを上司に発見され、銃撃戦となります。そして、この秘密は闇に葬られるはずだったんですが、中立国監督委員会がオランダから調査者を送り込んできます。秘密が解明される度に、南北の友人たちが自殺していきます。なぜなら、密通者となるからです。以前のソ連でも中国でも、個人個人はいい人なんですが、組織とか国になると、その良心は薄まっていきます。会社でもそうですね。ゴッドファーザーでもそうです。その組織の中で如何に良心を維持するかというのは大変な問題です。 そこで、ネットワーカーです。一つの組織に埋没していると、たこつぼのたことなってしまい、世の中の流れが判らなくなってし来ます。それが、同窓会で利害関係のない同期生と話してみると世の中には色んな考えや立場の人が存在することに気づきます。多様性ですね。50を過ぎたら、マルチシンカー(多様的思考者)でいきましょう。亀の甲より年の功なんちゃって。
1960年のアメリカ、ハリウッド映画ですね。私は1970年に見たような気がします。黒沢監督の「七人の侍」の西部劇版ですね。メキシコの村が盗賊に苦しめられています。そこへ全身黒ずくめのガンマン、クリス(ユル・ブリナー)が用心棒を買って出た。そこへヴィン(スティーヴ・マックイーン)も助手を志願した。クリスは腕の立つガンマンを探し始めた。次に仲間に入ったのがクリスの古い友人ハリー・ラック(ロバート・ボーン)だった。確か借金を抱えていたような。ナイフ使いの名人ブリット(ジェームズ・コバーン)と早打ちのリーも加わった。それに西部で名高いオラリー(チャールズ・ブロンソン)も仲間に入れた。そしてチコを入れて7人のガンマン。ユルブリナーはつるつる天でしたね。「王様と私」などに出ていました。ロバート・ボーンは確かナポレオンソロ、チャールズ・ブロンソンは1970年に日本で一躍スターダムにのし上がりました。「うーん!マンダム」男の世界で、私はヘアトニックを買いに走ったのでした。ジェームス・コバーンはナイフの名人、下手なガンマンより早いんです。ロバート・ボーンが映画の中でハエを捕まえる場面があったんですが、「俺も年を取った。一匹しか捕まえられなくなった。」と嘆く場面があります。やはり、早撃ちは才能ですかね。日本の剣術使いも飛んでいるハエをはしで挟んだとか。ここで、荒野の七人の七人ですが「しちにん」と発音するんですね。私は最近まで「ひちにん」と打ち込んでワープロで苦労しておりました。本日は落ちがないようで。Magnificent Sevenを探してね。
http://www.moviethemes.org/movie.html
皆様、ようやく涼しくなって参りました。天高く馬肥ゆる秋、そこここで運動会が催されております。お待たせ致しました。映画「パピヨン」の登場です。1973年フランス・イタリアの合作、主演は今は亡きスティーブ・マックイーン、「大脱走」で有名です。もちろん「荒野の七人」でも活躍しました。ダスティン・ホフマンも出演しています。この映画は無実の罪で牢獄に何年も閉じこめられる囚人の話です。見られた方も多いと思います。この囚人がもちろん、スティーブ・マックイーン。しかし、彼はそれに服従することなく、何回も脱獄を試み、その度に厳重で最果ての牢獄に送られます。最後の牢獄は海の中にぽかんと浮かぶ断崖絶壁の島でした。それでも彼はへこたれません。その中で体を鍛え、アブラムシを食べて栄養補給します。そして、最後の日、脱獄に成功します。この映画の題はフランス語papillonで蝶々を意味するそうですが、自由にどこへでも行ける蝶々は牢獄に閉じこめられている彼のあこがれだったと思います。そして、最後の歌が圧巻でした。歌詞は忘れましたが、例のミュージックに乗って、誰でも時間を無駄にする者はみんな罪人であるというような意味でした。時間は大切ですが、ひょっとすると私たちも都会という牢獄で、時間という鎖につながれた囚人なのかもしれませんね(^^;。最近、忙しくって(ウソをつけ)
http://www.polleng.freeserve.co.uk/midi.html
サイトの中でpapillonを探してくださいね。次回は西部劇のバイブル「荒野の七人」を書いてみます。
皆様、風邪は引かれておられませんでしょうか。本日は現在はやりのドラマの紹介です。木曜10時からの「白い巨塔」。山崎豊子原作の小説です。私は30年前にこの小説を読みました。
内容は大学病院に渦巻く人間模様を鮮やかに切り取ったもので、とりわけ、田宮二郎が主演した1978年版はテレビドラマ史に残る金字塔です。 浪速大学医学部第一外科の教授の座を狙う助教授の財前(唐沢寿明)と、その過ちをただそうとする里見助教授(江口)、裁判で原告側の関口弁護士、被告側の辣腕弁護士、前任の東教授(石坂浩二)の両陣営が繰り広げる激しい裁判劇。傲慢さと繊細さと華麗さが折り重なり合う怒涛の展開に、取り込まれていきます。山崎さんはこの他に「華麗なる一族」「不毛地帯」「沈まぬ太陽」などを書かれています。またバックミュージックがいいんですわ。それでは皆様をテレビにご招待しましょう。
http://www.fujitv.co.jp/shiroikyoto/index2.html
このドラマの中で原告側の関口弁護士が財前教授に「3000人を助けても1人を殺したら犯罪です。」と言う言葉があるんですが、これは医者には酷なような気がします。医療も外科手術も一つのバクチですから、手術して直るか直らないかは誰にも判りません。リスクを取る人をリスクテイカー(risk taker:危ない橋を渡る人)と言いますが、失敗の覚悟も必要ですね。人間、ほどほどがよろしいようで。今日の落ちでした。(^^;
本日は懐かしの「パピオン」をご紹介しようかなと思ってたんですが、夕刊に「インファナル・アフェア」2無間地獄の紹介があり、「香港のゴッドファーザー」の紹介がありましたので。これだ!と言うことでご紹介致します。とりあえず題名なんですが、インファナル:終わりのない、アフェア:出来事、すなわち無間地獄、直訳なんですね。どっかの宗教家や占い屋がおっしゃっておりました。これが、なぜ、香港のゴッドファーザーかと申しますと、やくざの映画であると言うことと、そこに生まれた人間の物語であると言うことです。前にも申し上げましたが、人は生まれる家と親を選ぶことは出来ません。そこで、生きていきます。マフィアに生まれれば、立派なマフィアにと。ここに人間の性と矛盾と悲劇と哀愁が生まれてきます。我々も現在、無間地獄を生きているのかも知れませんよ。と言って、某宗教集団は勧誘するわけですが。長い前置きはこれくらいにしまして、内容は、1991年。尖沙咀(チムサアチョイ)に君臨する香港マフィアの大ボス、ンガイ・クワンが暗殺された。混乱に乗じて離反をもくろむ配下のボス4人。新参の5人目のボス、サム(エリック・ツァン)はラウ(エディソン・チャン)を警察に潜入させた。一方ウォン警部は、警察学校の優等生でありながら、クワンの私生児であることが発覚して退学処分になったヤン(ショーン・ユー)の存在を知り、その血筋を利用してヤンをサムの組織に潜入させた。組織犯罪課の警官となって2年目のラウは、サムからの情報によって手柄を重ねる。一方、ヤンはスパイ警察の立場に悩む。ラウ対ヤンのスパイ同士のさぐり合い、その上司のサム(ボス)対ウォン警部、そして、マフィア対警察、壮絶なスパイ大作戦の行方は如何に?
卒業(Graduate, The) いやー、懐かしい映画です。1967年アメリカ制作、ダスティン・ホフマン、キャサリン・ロス主演の青春映画ですね。私は1970年、布施の映画館で見たような記憶があります。もちろん一人で。(^^; 大学(ハーバード?)を卒業したベンジャミンが実家(ロサンジェルスだったでしょうか)に帰ってきます。アメリカの大学の卒業式は7月なんですね。そして、8月いっぱい、家のプールで、ぶらぶら過ごしております。就職も進学も決まっていないんです。大学では陸上部、弁論部だったようですが。一種の燃え尽き症候群でしょうか。その間に、ロビンソン夫人に誘惑され、密会を重ねてしまいます。しかし、娘のエレーヌに出会い、恋を知ります。あの赤いオープンカー(アルファ・ロメオでしょうか)でエレーヌの大学までぶっ飛ばして行きます。最後の方で金門橋を渡りますね。ラストの花嫁略奪シーンがあまりにも有名です。また、S&Gのバックミュージックがきれいでしたね。「サウンドオブサイレンス」に始まって、「ミセスロビンソン」、「スカボロフェアー」・・・。
この時期は日本も田中角栄がでて高度経済成長まっただ中でした。大阪では1970年に千里丘陵で万国博が開かれ、みんなが希望にあふれ、我々も高校に入学したのでした。
http://www.geocities.com/Hollywood/8200/gradsnds.htm
いやー、大変なことになりましたね。ついにプロ野球スト突入!今晩と明日はナイターなし。寂しいですね。サッカーと大リーグはあるけど。時代は動いていますね。プロスポーツの多様化と国際化。プロ野球70年の歴史も動き始めました。大学の独法化だって、明治以来100年の歴史です。戦後、マッカーサーによる学制改革がありますから、60年の歴史でしょうか。そして、労使関係の多様化、自由化。もう、昔の大家さんではやっていけないのでしょうか。オーナー会社も電鉄会社から、地域、ITと変わりつつあります。と言うことは、このストは産業構造の変化を反映しているのでしょうか。そこで、我々、ネットワーカーはどう行動すべきか。危機管理ですね。リスクコミュニケーションです。とりあえず言えることは、夏の疲れを取って、秋に備えることでしょうか。(なんじゃそりゃ、消極的な)果報は寝て待て、風林火山の武田信玄も温泉で疲れをいやしたと言います。棚からぼた餅的発想。私の周辺の50代も循環器系、消化器系の病気が出てきております。後、生活習慣病も。ストレスもありますが、夏の疲れが一番悪いです。
たっぷり睡眠、3連休はのんびりいたしましょう。話が長くなりましたので、映画の紹介は明日の心にいたしましょう。予告編、「卒業: Graduation」です。このホームページのカウンターもGraduaterにしております。日本語では卒業者でしょうか。卒寿と言いますと、90才ですね。Gladiatorもございますが、これは剣闘士です。
皆様お元気でしょうか?夏ばてされてませんか?9月前半は夏の疲れを取る大事な時期です。無理されませんように。さて、この掲示板では私が思いつきで、ぼけたことを書き込みますんで、皆様どんどんつっこんでくださいね。漫才で言うと、ぼけとつっこみですね。
本日は昨年夏のメルマガの繰り返しになりますが、宮沢賢治のご紹介です。この宮沢賢治は私の中学2年の夏の宿題でした。今年のお米の収穫はいかがでしょうか。上陸する台風が多いので心配です。
雨ニモマケズ 風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ慾ハナク 決シテ瞋ラズ
イツモシヅカニワラッテヰル
一日ニ玄米四合ト 味噌ト少シノ野菜ヲタベ
アラユルコトヲ ジブンヲカンジョウニ入レズニ
ヨクミキキシワカリ ソシテワスレズ
野原ノ松ノ林ノ蔭ノ 小サナ萱ブキノ小屋ニヰテ
東ニ病気ノコドモアレバ 行ッテ看病シテヤリ
西ニツカレタ母アレバ 行ッテソノ稲ノ束ヲ負ヒ
南ニ死ニソウナ人アレバ 行ッテコハガラナクテモイゝトイヒ
北ニケンクワヤソショウガアレバ ツマラナイカラヤメロトイヒ
ヒデリノトキハナミダヲナガシ サムサノナツハオロオロアルキ
ミンナニデクノボートヨバレ ホメラレモセズ クニモサレズ
サウイフモノニ ワタシハナリタイ by 宮沢賢治
http://www.city.hanamaki.iwate.jp/main/kenji/kenjifrm.htm
そして、彼は、昭和8年(1933年)9月21日、37歳の若さで永眠しました。人生ボツボツ参りましょう。コンプライアンス(法律遵守)しながら。私の話は人が亡くなる話ばっかりですいません。
この頃、台風やら地震やら不安なことが続きます。今晩は中島らもさんの紹介です。ご存じの方も多いと存じますが、2004年7月26日、けがのため、享年52才で亡くなられました。合掌。彼は我々より、3才上の卯年で、尼崎出身、灘中、灘高を経て、大阪芸大卒です。私は以前より、ファンでして、神戸の女子大の学園祭まで講演を聞きに行ったこともございました。小説では「今夜、すべてのバーで」なんか面白いですよ。彼は鋭い感性ときついユーモアで面白い小説を書いておりましたが、厳しい現代を生き抜くには、優しすぎたのかもしれません。そう言えば、3年ほど前に河島英吾さんも亡くなられました。彼は、東大阪出身、花園高校卒業で、寅年だと思います。それでは、今夜も、「のんでー、のんでー、飲まれてー、飲んでー。」(それでは身体に悪いよー。)
本日紹介の映画は10年位前のものです。「JFK」こと、Jhon F. Kennedy暗殺の映画です。ケネディ大統領と言えば、アポロ計画やキューバ危機で有名ですね。「ダラスの暑い日」と同様、JFケネディ暗殺の犯人を探ります。今年(2004)の11月は4年ぶりの大統領選挙です。ビッグ・ウェンズデーです。そして、偶然なことに、今回の民主党候補ケリーさんのイニシャルは、JFKなんですね。奇遇です。JFKは1963年11月22日、ダラスで狙撃されます。東京オリンピックの前年です。我々は小学校3年でしたか。奥さんは有名なマリリンモンローではなく、ジャクリーン婦人。映画では狙撃の犯人というか組織を突き止めていく判事をケビン・コスナーがやっています。アメリカでは判事は選挙で選ばれるんですね。世の中には不思議なことがあるもんで、御巣鷹山の日航機の墜落もそうですが、JFKの暗殺もオズワルドが犯人だと言われておりますが、陰謀説があります。さて、JFKが暗殺されたとき、調査委員会が組織され、調べたんですが、その結果は国家秘密だそうで、暗殺された1963年の?0年後に公開されるそうです。どうしてでしょう。世の中には陰謀が渦巻いています。皆さんも気を付けましょう。我々の50才突入同窓会も11月、ダラスやなくて、ハイハイタウンです。色々な因縁が動いています。(それは考え過ぎや、ちゃんちゃん。)
さて本日は高校時代にみた映画の紹介です。1970年の映画で、日本では71年公開だったと思います。それが、ビデオ屋に無く、探していたらたまたま先日再放送がありました。「激走5000キロ」の原型にもなった映画です。この題は日本語で言うと「消点」だそうで、遠近法で線が集まっていって最後に点になって消えるポイントだそうです。内容は少し暗いですが、あるドライバー(コワルスキー)がスポーツカーを運転して、アメリカ大陸を横断するように依頼れますが、時間がないのでぶっ飛ばして行くわけです。コロラドからネバダと終着点のサンフランシスコ目指して、大陸を西進して行きます。いわゆる開拓道です。ルート66もありました。だから、当然パトカーに追われます。麻薬もやっています。途中でアメリカのベトナム戦争に反対するヒッピーや新興宗教も出てきます。70年代の悩めるアメリカです。盲目のディスク・ジョッキーとのやり取りとロックのバックミュージック。そして、終着点まで着いたでしょうか。最後に点となって消えました。巨大なブルドーザーが道を塞いでおりましたが。彼にとって霧のサンフランシスコがバニシング・ポイントだったんでしょうか。「明日のジョー」の"燃え尽きたよ"です。そして、高校の同級生のMさんによると最後の歌が良かったそうなんですが、私は憶えていません。1970年、大阪万博の年、日本は輝いておりました。そして今日のような暑い夏でした。その後、石油ショックが襲ってくるわけですが。
ネットワーカーの皆様および訪問者の皆様。年末に向けてお忙しいとは存じますが、年末にふさわしい映画の紹介です。題名は「ビューティフル・マインド」。
http://www.uipjapan.com/beautifulmind/
始め甘ったるい恋愛小説かなと思ったら、さにあらず。天才数学者、ジョン・ナッシュ教授の実話らしい。時は1946年、オッペンハイマー博士率いる例のマンハッタン計画で作った原爆によりアメリカが第二次世界大戦に勝利を収めた頃、名門プリンストン大学にアメリカ国内の数学の俊英が集まっていた。その中に、主人公のジョン・ナッシュもいた。しかし、天才と気違いは紙一重と言われるように、プロフェッサー、ナッシュも精神分裂症に冒されていた。べっぴんさんと結婚できたのは良かったが、チャールズという幻影が発生し、被害妄想に襲われる。そしてついに強制入院。それからは聞くも涙、語るも涙の物語。そして、とうとう1994年、均衡理論でノーベル経済学賞を受賞する。ご興味のある方はご近所のビデオ屋さんへどうぞ。と言うことで、このビューティフル・マインドは原作者の数学に対するイルージョンではないかと思います。というのは「愛は勝つ」というか、いくらきれいな方程式を作っても、それは宇宙を作りたもうた神には及ばないと数学が苦手な私は思いました。と言うことで、ノイローゼには気をつけんと。あんたは大丈夫。昼行灯やさかい。ほっといてんか。この数学における数式の美しさに関して、最近読んだ本を一冊、「博士の愛した数式」小川洋子、新潮社。