ああでもなくこうでもなく3 「日本が変わってゆく」の論2002
 第3巻。小泉純一郎内閣総理大臣の誕生時の文章が中心で、1巻2巻に比べ、爽快感がある。装丁も青地に銀の文字で、副題「日本が変わってゆく」にふさわしい清らかさだ。
 表紙の手触りのよさを楽しみながら、政界の異端児・小泉純一郎を、文壇の橋本治に重ねた。はかない夢を見たと思う。
 それは、小泉純一郎が「自分の言葉でしゃべる」新星であった頃のことだった。「自分」を持った政治家の登場に胸躍らせた。すべては夢であった。



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