無花果少年と瓜売小僧1985
   桃尻娘シリーズ第4巻。
【内容紹介】
 磯村薫(無花果少年)は、中央大学法学部に入り不完全燃焼の大学生活を送っている。一方、木川田源一(瓜売小僧)は、高校時代のあこがれの先輩・滝上に幻滅し、男遊びの日々。磯村薫が一人暮らしを始めると、木川田源一が転がり込み、共同生活を始める。
 しかし、木川田源一はやがて磯村薫にも幻滅し、発展場で知り合った男と去る。置き去りにされた磯村薫は怒って、木川田源一が残していったボーイジョージとワムのポスターを壁から剥がすのだった。
 そんなときに榊原玲奈(桃尻娘)から電話で告白され、磯村薫は気持ちが悪くなる。

【感想】
 オミカンヒメが橋本治にはまったきっかけは、この本だった。木川田源一が磯村薫少年のアパートで「帰りたい!」と突然泣きだす心情が不可解で衝撃を受けた。その不可解を解くために、橋本治の他の作品をかたっぱしから読むこととなった。



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