窯変源氏物語3巻
1991
いよいよ光源氏が二十代に入り、残虐な美男として完成していく。
橋本治は二十代の光源氏に、少女漫画的コーティングを一切行わない。橋本治の言葉を借りれば、こちらの手の生皮がくっついて剥がれそうな、冷却した鉄棒のような光源氏。読んで触れれば、女の心の生皮が剥がれて激痛が走るような、冷えて鋭い光源氏。
それでも私は読み進んでゆく!
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