●2008年の目標
毎年目標を持って実現する事を決めています。昨年は初級システムアドミニストレータ合格を目指し、実現しました。2008年は、あこがれの2級小型船舶操縦士に合格することです。しかし、受験となると高額なお金が必要です。こんな時は女房に相談です。すると財政難の中、どこから工面したのか大丈夫と言ってくれました。感謝感激!
意を決して、申し込むことにしました。はじめ近くのボートショップに予約を入れましたが、釣り友の点々丸さんから、「1泊2日で合格するところがあるから、そこがいい!」とアドバイスを受けました。早速、山梨県の山中湖での1泊2日の合宿に申し込みました。
「ショウエイマリン」というスクールです。学科試験は独学コース、実技教習が山中湖であります。インターネットでの申し込みなので、6万4500円と格安で、しかも2日間で終了するのです。通常は学科講習1日間、学科試験1日、実技教習1日、実技試験1日の計4日間だから、かなり短縮となります。ホームページから申込書をダウンロードして写真、他書類を添えて5月11日に申し込むと、5月18日には受講料代引きで教本とロープと勉強の方法、実技のDVD等が送られてきました。教習日は6月15日(日)、試験日は6月16日(月)で午前が学科試験、午後が実技試験です。
はじめての事でどうしてよいやら??? そこで指導どおり教本を参考書として、5月18日から問題集に取り掛かりました。第1回目は、5月18日から5月27日、第2回目は5月28日から6月1日、第3回目は6月2日から5日まで一気にやりました。この間、禁酒です。あんなに酒ばかり飲んでいたのに、目標ができると人間は変わる?
約900題を4回解いたので延べ3600題こなしたことになります。この時点で正解率76%です。やりすぎか! その後、パーフェクト狙いの癖がでてきたのか、さらに挑戦!第5回目を6月6日から8日、2日間と早くなり、第6回目には900題が100%正解になりました!
日曜日は主にDVDで実技試験のイメージトレーニングです。1:発航前点検、2:トラブルシューティング、3:エンジン始動、4:暖機運転、5:エンジン停止、6:直進及び停船、7:避航操船、8:変針および旋回、9:人命救助、10:蛇行、11:後進、12:着岸、13:係留、14:後進離岸、15:解らん、16:ロープワーク7種類を頭の中に叩き込みます。最低10回は見て覚えてくださいとのことです。女房は、そこまでやらなくても受かるんじゃない? 子供たちはオヤジが勉強に打ち込んでいるので、感心して見ているようでした。ここらで悔いは無いと判断して修了しました。
●いよいよ試験に出発!
財政難の中、64500円出してくれた女房に感謝ではありますが、不合格になったら恐ろしいや〜 6月14日(土)の夜、市川を出発!ETC割引を目いっぱい使って現地へ。皆さんはアポロという立派な旅館での宿泊ですが、自分は経費節減のため車中泊です。車中泊は、実は釣りで毎週やっていたので訓練されています(笑)
大型クーラーに食料とビール、中ハイなどたっぷり入れて、寝袋で寝ます。2泊分の食料は意外と質素にしました。これはメタボ検診が七月にあるための対策も考えてのことです。おにぎり4個、バナナ4本、カップめん1個、ゆで卵2個、水2リットル、栄養ドリンク1本、バターパン1袋、味噌汁パック5袋、つまみ1袋・・・・
中央道から富士五湖道路を抜けて山中湖に夜12時到着。湖畔に駐車場が完備されているのでとても良い環境です。近くに若いお兄さんが釣竿を出していた! なに釣ってるの?と声をかけると「バス」との答え。先ほど46センチを釣ったとの事でした。さっそく車をキャンプ仕様に変更して、就寝状態に入る。
朝起きると、そこは綺麗な山中湖が眼に入りました。今日6月15日はここで練習が始まります。
午前8時30分にアポロ民宿に集合です。8時になると、寝袋で寝ていた自分の車のお隣りに、横浜ナンバーのベンツが止まりました。降りてこられたのは青年実業家か!白いポロシャツにパンツ。実にかっこいい方です。話をすると今日からの合宿に来たとの事。すでに横浜のハーバーに友人とのボートがあるとのことで、さすがにリッチだな〜と・・・。
するとポルシェやスーパーカーらしき車も混じり、三々五々集合。若い女性も7名ほど加わって結局27人が集まりました。
●いよいよ教習開始!
「9時:実技教習開始」
受験票No****を頂いて説明があり、いよいよ乗船です。教官は3名が3艇に分乗して受験生3名一組で練習に入ります。安全確認が一番大事。うまく操船することが目的ではなく、いかに基本に徹して操船するかが重要ですと、指導がありました。しかし、上手くいくものではありません。練習と割り切って思いっきり楽しもうと、切り替えて走りました。微速から滑走に入ると最高です!船首が持ち上がって加速します。あまり気持ちいいのでスロットルを上げすぎか!でも練習だから3000回転まで。
人命救助は、3回やって1回ミス。あとは、普段ゴムボートに乗っているので大丈夫です。なにしろ「前方よし!」、「右よし!」、「左よし!」、「後方よし!」が基本。とても気持ちいい船でした。
午後は3時過ぎから模擬試験をやりました。これはさすが問題集を6回もやった成果で、100点満点で先生に褒められました(*^^)v
更に追加でもう一つもらってやったらやはり満点! 約30分で模擬試験は2セット分解いて終わりました。
●車中での勉強
なんといっても、個室での勉強は最高です。ましてや山中湖と富士山を眺めながらの勉強部屋は超贅沢か!
山中湖では、トイレがとても充実しています。すぐ近くに綺麗な水洗トイレがあるため、車中泊でも問題はありません。また、コンビ二も近くにあり食料調達もとても便利です。お風呂はがまんですが・・・
夕方になるとバス釣りの面々がやってきました!デートの車もたくさんやってきました!
オヤジが車の中でなにやら本を読んでいる風景は、奇妙に映ったに違いありません。
そしてビール飲んでるのですから、デートの車も気が付くと、どこかに居なくなってました(笑)
●程よく久々のビールは最高!!!
調子が良くなり、追加で糖質ゼロの中ハイとビール、ピーナッツとベリーヨーグルトを追加してさらにボルテージは上がり、「まっいいか!!」と気分は大きくなり、すでにどうでもいい宴会モードに・・・
そこに点々丸さんから電話が!
「上杉さん、試験はどうですか〜!!」 と、とてもうれしい一言で元気が倍増しました。
夜も更けて、勉強に熱中するも暗くなり字が読めなくなりましたので、(というよりは、ビールと中ハイでよいが回りすぎて・・・)
今日はこれで終わりです。
もらった携帯ラジオはYBS山梨放送しか入らないので、聞きながら夢の中へ・・・・
●いよいよ6月16日 試験当日の朝
いつの間にか6月16日(月)その日の朝5時となっていました。いよいよ本番の日が来ました。みるからに良い天気!梅雨なのにこれはラッキー。天は見放さなかったか!山中湖はベタナギの無風です。
まずは腹ごしらえだ!
バーナーでお湯を沸かす。シーフードカップめんがあったな・・・そこにクーラーで冷たくなった最後のおにぎりを入れる。するとシーフード・リゾットに大変身!!
ボイルした卵、熱々の沸かしたてのコーヒー、デザートはバナナ入りベリーのヨーグルト、仕上げはなんとアサリの味噌汁?。ベタナギの山中湖に移る富士山を見上げながらのアウトドア朝食は、なんと贅沢か!至福のひと時でした
食事が終わると実技の復習です。車をボートに見立てて、運転席も利用して、エンジンの始動や停止、暖機運転。安全確認。船体外板の点検などを思い出して、実践差ながらの復習で、頭に叩き込む。
周りの方々は、こんな早朝に車に乗ったり降りたり、指差し確認したり、あげくの果てにロープまでもって、縛ったりほどいたり・・・変質者かと思われたに違いない。
そんなことしている内に、7時になった。
●学科試験場へ集合
早めに山中湖村情報資料館へ行く。5分くらい車を走らせたら到着した。なんと清里のようなすばらしい所か!
古民家もあり、尋常高等小学校が復元されていて、そこが学科試験場だ。車を日陰に止めて、リラックスのため音楽を聞いていた。
8時40分頃になると、受験の面々が集まってきた。緊張です。9時説明が開始されました。
はじめに、身体検査があり、これに不合格だと試験が受けられないそうだ!
どうしよう? 見えなかったら・・・
9時 いよいよ身体検査です。自分ははじめのほうなので第1回目。
まず視力検査です。これは、目が勉強で悪くなっていたので心配したのですが、合格で胸をなでおろしました。

次は色弁検査です。ドキドキです。女性の試験管で厳しそう!
覗いてみると、小さい針穴のようなところから赤、緑、白の色が出て、それを6個あてるとのこと。一つでも違うと不合格になると説明があった。いままでの苦労が一瞬にして水の泡か・・・(不安)
いよいよ自分の番! 「赤」OK、「みどりです」OK・・・ ???緑にも見えるし白にも見える・・・ 「どっちか、はっきりしてください!」と女性教官が強い口調で語った。そこで見えたとおり言う事に決心。「白です!」と自信たっぷりに回答。
「いいですよ。他に大きな病気はありませんか?」、「ありません」と答えてみごと合格。印鑑をもらった。ドキドキの試験で心臓に悪いです(*^^)v
次は筆記試験です。9時54分開始。問題を開けると、見たことある問題がいっぱい。はじから解いて行く。約15分で完了。
次は見直しタイム。見直しを4回やった。分からない問題が1問あった。「赤と白の吹流しを掲げて港内を走っている船の夜の船灯は?」しばらく考えて赤は緊急だから早く、緑は警戒だから激しく180以上と推察。自信を持って書いた。
50問が完了。30分を過ぎると退出者が続々と。最後は4人だけが残った。自分も残って、何回も見直しをした。時間が余ったので、実技の練習を頭の中で繰り返し練習した。そこで修了の合図があった。
試験も終わり、40分後に実技試験です。桟橋まで移動に専念する。
●実技試験場へ集合
車で10分も走ると11時40分に昨日練習した桟橋に到着した。12時からの試験です。それまでは、ロープワークの練習を繰り返します。モヤイ結び、二重むすび、一重結び、アンカー結び、巻き結び、クリート結び、本結びの7種類。
そんなことしているうちに、順番が来てボートへ。3人一組です。はじめは船体の安定と燃料パイプの点検です。そこで何のことは無いパイプを間違えた!
途中で気が付き訂正したら、「それですね!」と教官が言った。
その後、「モヤイ結びをお願いします。」といわれ。ハンドルにモヤイ結びをした。その次は「1500回転で微速前進してください」、「滑走してください」、「あの屋根に転針してください」・・・次々と指示が出る。
ここで重要なのは、基本中の基本「前方よし!」、「右よし!」、「左よし!」、「後方よし!」です。
そして人命救助がきました。上手くいくのか・・・
教えていた通りに・・・
まぐれで、無事1発で救助成功!!!
その後、蛇行、避航、着岸、離岸、係留を経て修了。1時間30分があっという間に過ぎた。
途中滑走している時に、こんな風景は二度と見れないか・・・とたっぷりクルージングを目に焼き付けました。やった〜。終わった!!
桟橋に午前中やった学科試験の答案が掲示されていました。早速採点してみました。
すると、ねらった通り、100点満点だ!!
不安な1問、緑の閃光は「120−140点滅」で合っていたので満点。
あとは実地試験が合格かどうかを待つばかりとなりました。
1時30分には全て完了しました。最後の方は15時からの試験だそうですが、自分は受験番号が早かったので終わってしまいました。ボートスクールの教官にお礼を言い、一緒だった受験を友にしたお友達に別れの挨拶をして一路市川へ。16:30分自宅到着。
6月23日(月)今日は、学科試験の発表日です。インターネットで分かるのですが、一応仕事が終わってから家で確認することにした。夜8時、いよいよホームページで確認開始。パーフェクトだったことから合格は間違いないと思ったのですが、やはりドキドキです。山中湖村での結果を見ると、ありました!後は、実技試験の結果を待つばかり。先輩からは、「学科が合格していれはほぼ合格です。合格祝いをやらなくちゃ!」と、はりきっているのでうれしく思いますが、まだわかりません。
6月26日(木)10:00 いよいよ発表の日です。実技試験と総合発表が一緒です。この日も家に帰ってからすぐにパソコンを開いてホームページへ。山中湖村は・・・・ 番号は・・・・「あった!」夢のような合格でした。船舶試験が手の届かないところにあったのに、やる気になると取得できるんだ。としみじみと思いました。
6月28日(土)は、点々丸さん、かまかまさん、清流号さん、ちゃまさん、ニナ2さん、sakaiさん、FUKUさんがパラダイスハーバーに集まって合格祝いをしてくれました。
点々丸さんはメダイとビール、おつまみをたくさん差し入れてくださり、
かまかまさんは釣り上げたアオリイカを持参、
清流号さんはその日釣ったアジを提供して刺身、タタキ、そして天ぷらの料理長を、
ちゃまさんからはエチオピアをお祝いに3匹プレゼント、
ニナ2さんは、乗合船から駆けつけてきて、エビをたくさん持ってきてくれました。一度帰ったのですが、ネギ等の差し入れを持ってわざわざもどってきてくれました。
sakaiさんは、朝からお祝いのためにキスをたくさん釣ってきて、てんぷら用に捌いていただき、超美味な天ぷらを頂きました。
FUKUさんは、お子さんと一緒に来ているところ、わざわざ買出しに行って頂き感謝でした。こうして皆さんから暖かい合格祝いをしていただき、一生の記念となりました。
また、遠くから電話でお祝いをいただいたMYGWさん、ありがとうございました。
翌日家に戻ると、封筒が届いていました。開けると、小型船舶操縦免許証が入っていました。本当に合格したんだな・・・と改めて感激いたしました。