Oversea SKI & Snowboard

海外スキーノウハウ集

身軽に
海外旅行ではとかく荷物が多くなりがち。そこへさらにスキー用具が加わるのだから 考えなければいけない。スキーリゾートは空港から遠いことが多いため、荷物が多い と移動に苦労する。大抵の生活用品は現地で調達できる。 また、空港の荷物係は扱いが乱暴なので壊れ物は注意。サングラスなどはブーツの中 に納めよう。とにかく身軽に。
事前に情報収集を
海外旅行は情報が命。はじめての土地は何かと不安が多いもの。特にツアーではなく 個人旅行ならなおさら。天候や気温、宿、道路状況など、様々な情報を事前に入手し ておこう。 また現地でも常に情報収集をお忘れなく。大洪水で道路封鎖されたとの情報をつかみ、 移動経路を変えて正解だったことがある。またシーズンオフでちょうど帰国前日にス キー場が閉鎖されたこともあった。
海外旅行にトラブルは付きもの
海外旅行は国内と違い、ほぼ漏れなくトラブルが付いて回る。様々なトラブルがあり 一概には語れないが、心構えだけはしておこう。 空港で荷物が出てこないなど日常茶飯事。飛行機やホテルのオーバーブッキングも同 様。レンタカーのロックを壊され、荷物を盗まれたこともある。貴重品は常に身につ けておくこと。車内の見えるところに荷物を置きざりにしないこと。夜はむやみに出 歩かないなど、犯罪に巻き込まれない努力も必要。万一トラブルに見舞われたら、正 しく対処すること。最低限、「身の安全」と「貴重品の安全」 だけは確保しよう。
支払いはクレジットカードで
海外ではすでにカード社会である。カードは必需品といえる。ただし必ず VISAMaster の提携であること。 最近主要都市では日本のカードも使えるようになったが、地方であるリゾートでは 使えないことが多い。たとえ日本のゴールドカードでさえも。 またカード支払いでないと面倒なことも多い。宿では多額の一時補償金を要求されたり、 レンタカーでは貸してくれないことさえある。多額の現金を持ち歩く必要が なくなるため安全でもある。
旅行保険を
海外の医療費は高額。怪我をして一週間も入院すれば100万円はくだらない。救急車 さえも有料である。海外では日本のような医療保険制度はなく、個人で民間の医療保 険に加入している。怪我で破産しないためにも最低限の保険には入っておこう。最近 はゴールドのクレジットカードで海外旅行保険が自動付帯するものがある。年会費1 万円で保険に入れると思えば安い。
宿の確保
ツアーであれば問題ないが、個人旅行なら確保しなければならない。ほとんどの場合、 リゾート周辺のモーテルを利用することになるであろう。いくつかあたってみて、納 得のいくところを探そう。なお料金体系が日本と違い、多くの場合「人あたり」では なく「部屋あたり」である。つまり人数が多いと割安になる。ベッド数の関係から人 数は偶数であることが望ましい。
レンタカーの確保
個人旅行であればレンタカーがないとまず身動きがとれない。通常26歳以上でないと 借りられないので注意。予約しておくことが望ましいが、最低でもレンタカー会社と 連絡できるだけの情報は持っておこう。契約の際、最低限の保険の付帯もお忘れなく。 カバー内容によって様々な保険が用意されており、組み合わせが可能。すべてを組み 合わせてしまうと、車本体のレンタル料金を上回ることもある。また保険を掛けてい ても、悪路など保険の対象とならない道もある。雪対策も必要。降雪地帯のレンタカ ーはスノータイヤになっていることが多いが、それ以外ではタイヤチェーンを自分で 用意しなければならない。購入できる店を聞いておこう。 道に迷うほど不安なものはないので、近くのコンビニで地図も購入しよう。時差ボケ の中の運転となるので慎重に。
レンタルスキー、レンタルスノーボード
大抵のスキー場にはレンタルが用意されている。所定の用紙に記入し、係り員に渡す とコンサルテーションしなから、自分にあったスキーを準備、セッティングしてくれ る。用具は通常モデルとエキスパートモデルが用意されている。借りるためのキー・ ポイントはスキーのレベル(3段階)、体重、ブーツサイズ、板の長さ、(スノーボ ードの場合は加えてスタイル、レギュラーかグーフィ)を正しく伝えることである。 これらの情報によって、セッティングが行われる。シーズンオフ近くになると用具の 程度があまり良くないので、普段使い慣れている用具を持ち込む方がいいかもしれない。
スキー場では子供に注意
スキー場では日本以上に子供に注意しなければならない。万一怪我をさせたりすると 莫大な補償金(億単位)を請求されたりするので要注意。子供を見かけたら離れて滑ろう。
Tバー
日本ではもう見かけなくなったが、海外ではまだ一般的。リフト(海外ではチェアと いう)のないスキー場もある。設備面ではやはり日本の方が優れている。コースガイ ドをよく見てスキー場を選ぼう。
スピードの取り締まり
コース途中に係員がいて、スピードの取り締まりをしていることがある。スピードを 制御しきれていないとみなされると警告をうけたりする。あまりに見かねる場合、リ フト券を没収されることもある。自分のレベルを考えよう。
自己責任
日本ではあまり意識されていないようだが、海外では、自己責任が当たり前。 ルールを破った者はそれなりの責任を負わなければならない。逆にルールを守ってい て不当な目にあったら必ず主張しよう。それなりの対処をしてくれるはずである。ホ テルのオーバーブッキングがあったとき、確認用のファックスを見せて主張したらス イートに泊まれたこともある。 海外のスキーコースは到底日本では許されないような"Expert Only"コースがある。 まさに、信じられないような岩場や崖であったりする。そのコースで怪我をしても自 己責任である。自分の腕を考えて滑ろう。またコース外を滑っていて身動きがとれな くなっても自己責任である。パトロールはコース内しか行われないので通常発見され ることはない。我々の到着する一週間前に日本人がコース外で遭難したことがあった が、このときは幸いにも雪山で一泊しただけで助けられていた。
マナー
残念なことに日本人旅行客はマナーが悪いといわれている。特にこの傾向は団体旅行 客に見受けられる。「旅の恥はかき捨て」されては非常に困る。 リフトに乗りながらタバコを吸っていたり、コース中央でスノーボードを履いていた りなどよく見かける。 ただでさえ日本は経済大国といわれ、良い意味でも悪い意味でも注目されている。経 済発展の成功者として妬まれやすく、貿易黒字国として叩かれている。日本人旅行客 のマナーが悪ければさらに風当たりが強くなり、自分の立場を悪くする。 例えば現在、航空各社ではマナーの悪い乗客に対しての規約を作成中である。悪質な ものに対しては訴訟さえ辞さない構えである。酔っぱらいが爆弾騒ぎを引き起こし、 飛行機が引き返して、多額の賠償請求された例もすでにある。 何気なくタバコを投げ捨てただけでも高額の罰金を科せられる国も少なくない。 自分の立場を危うくしないためにも最低限のマナーは守ろう。
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