以下の文章は、INVITATIONを私が和訳したものです。但し、ディベート添付資料
の部分は友人の手によります。
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ALSA ASIAN FORUM 2006
Legal Challenges of Asia's Tomorrow
(将来のアジアの法的取組み・挑戦)
平成18年8月7〜14日 於インドネシア・ジャカルタ
ALSA ASIAN FORUM 2006への招待
拝啓
ALSAのInternational Board(国際委員会)の予定に従って、ALSAインドネシアは第三回ALSA Asian Forumを開催することとなりました。詳細は次の通りです。
- 期日
- 平成18年8月7〜14日
- 宿泊先
- アトレット・センチュリー・パーク・ジャカルタ
- Jl. Pintu Satu Senayan Jakarta 10270 Indonesia
- 電話:+62 21 571 20 41
- FAX:+62 21 571 21 91
つきましては、皆様をこの年次企画の参加者として招待いたします。この企画に参加するために使節団に必要とされることは次の通りです。
- 申込書に記入し遅くとも6月30日までにalsaasianforum2006@yahoo.co.idに提出すること。申込書はALSA-GCメーリングリスト上で入手可能です。
- 各使節団は最大で15名とすること。インドネシアのLocal Committeeの使節団は最大で各5名とします。
- 参加費は260万ルピアで、到着時に払っていただきます。為替相場は1米ドルが9200ルピアです(平成18年6月11日現在)。インドネシアの参加者の参加費は80万ルピアで、到着時に払っていただきます。
もし何か質問等ありましたら、alsaasianforum2006@yahoo.co.id又はtuningsoebagjo@yahoo.comまで遠慮なくお問い合わせ下さい。喜んでお助けいたします。
敬具
実行委員長
Tuning D. H. Soebagjo
プログラム紹介
運営プログラム
このプログラムには二つの活動があります。Governing Council(運営審議会)とGeneral Assembly(総会)です。
General Assembly(総会)
ALSAのGeneral Assembly(総会)の決議はALSA全体に影響するすべての事項において最高の効力を有します。General Assembly(総会)は、各加盟国が参加によって構成され、各国が一票の投票権を有します。General Assembly(総会)にはGoverning Council(運営審議会)によるすべての決定を承認又は否認し、International Board(国際委員会)のメンバーを選出する任務があります。
Governing Council(運営審議会)
ALSAのGoverning Council(運営審議会)はGeneral Assembly(総会)後はALSAの最高意思決定機関になります。各加盟国の正当に授権された代表者がGoverning Council(運営審議会)を構成します。Governing Council(運営審議会)が有する機能は次のようなものです。
- 行動計画の立案
- ALSAの目的達成のための活動の考案
- ALSAを運営するための規則の発布
- 追加すべき事項が生じた場合のSpecial Assembly(特別総会)の招集
学術プログラム
Commissions(委員会)
このプログラムでは参加者は五つの委員会に分かれます。セッションのうち一つでは専門家にその問題についての見解を披露していただきます。専門家に委員会からの意見を結論付けていただいた上で、各委員会からの一連の思考過程が一つのものにまとめられます。各委員会の議題は次の通りです。
A委員会:「外資と技術移植:知的財産権の保護」
技術移植は外資導入の単なる一つ長所に過ぎないが、投資国にとっても受入国にとってもとても重要である。
受入国は、通常開発途上国であり、最新技術に関する知識・能力を向上するために助力を必要としている。それを、その国に投資している外国企業から得ることができるのである。例えばインドネシアには、外国資本が合弁企業を通じていかに技術を地元資本に移植すべきかについて固有の規制がある。
一方で資本の方も定期的に手数料を受け取ることで技術移植による利益を享受することができる。では、剽窃行為についてどうだろうか。無論、受入国は資本側を知的財産権侵害が起きないであろうと確信させられるほどに強力な規制を施行しなければならない。そうでなければ、資本は、自らの資本を投下すべき国をほかに見出し去って行ってしまうだろう。
我々すべてが知っているように、多国間貿易システムは、規則を基盤とするシステムである。その手続きは法的規則を強調しており、そのために貿易システムがより安全で予見可能なものになっている。しかし、どんな国の間でもそういった規則が破られることはあり得ることであり、それが紛争解決の求められる場合である。ここでの要点は裁判を通過することではなく、紛争を解決することである。WTO(世界貿易機関)の紛争解決システムを例として取り上げる。
A委員会では各国の紛争解決システムについて議論し、各国の相違点を比較してそれぞれの特別な点を見出すことを試みる。
B委員会:「アジアの人身取引との闘い」
コリン=パウエル前米国国務長官は、推定毎年約80万から90万人の人が取引されていると言っており、カル=ゴータムユニセフ・事務局長代理によれば東南アジアは世界でも最悪の規模の人身取引を記録している。これらの意見から、人身取引の問題が深刻かつ重要であることは明白である。
そこで、B委員会では、アジア各国において人身取引に関する法がどのような状態にあるか、そして国内法や国際条約がどのようにこの人身取引の問題に言及しているかを議論する。
C委員会:「石油供給の減少と他の資源への転換の是非」
我々の世界は今中毒者である。我々の世界は、一つの強力で影響力の強い「石油」と呼ばれる物質の中毒者となってきた。石油は我々の暮らす生活の持続性の維持に極めて重大な役割を果たしているから強力なのであり、石油の状態が世界に及ぼす主要な影響が経済であるから、影響力が強い。石油は電気を発生させるための資源の一つでもある。前世紀を通じて、電気は技術発展や人々の日常生活の活動をも支える有力なエネルギー資源となってきた。世界中のほとんどの国が、電力提供のために石油がなければ動かないタービンを使っている。この選択により、すべての国が自分自身で石油を調達できるわけではないので、石油が国際貿易における最重要品目になっているのである。世界の人口が増加し電力需要が拡大する中、石油は、更新不可能な資源でもあるにも関わらず、かつてないほど必要とされている。その不足は人々が最も恐れるものの一つである。この直近の三年間で、世界的な石油価格の上昇は多くの国の政府にとって重要な関心事となってきた。この状況が、高騰した電力価格についていけない人々の生活にも影響することを恐れているのである。これらの対策を追って、多くの国の政府は発電に使用可能な新たなエネルギー資源を見出そうとしてきている。それらの代替資源に、原子力、水力、地熱エネルギー、風力、バイオマスといったものが含まれる。米国やインドなどといった国々は原子力発電設備を重視してきた。その望むところは、これらの代替エネルギーが石油への中毒状態を結果的に治し、安い手段、そして不足など全くないような状況での電力供給を人々が享受することである。
D委員会:「OPEC(石油輸出国機構)の役割とその裁量権」
石油は人々の生活に決定的に必要なものである。この世界のすべての国が石油を必要としているが、すべての国が石油を製造して自らの需要を満たすことができるわけではない。世界が石油を必要としているという事実のみならず、石油は持続不可能なエネルギー資源でもある。近代技術や高度に複雑化した今日の生活の影響によって、石油の需要は伸びてきている。これにより石油はじきに欠乏するだろう。
D委員会では、OPEC(石油輸出国機構)の役割はどの程度のものであるか、石油によるOPECの裁量権、どんな規制がOPECへの服従を正当化するのか、どんな戦略や運動がOPECをして配給に向かわせるのか、といったことを議論する。これは石油の問題に取り組んでいくために不可欠である。
E委員会:「児童労働の法的問題
児童労働の問題は極めて長くの間表面化してきているが、実際に、問題自体は本当は解決されていない。2億4600万人の児童が児童労働に従事していると推計されている。無論、四分の三に近い1億7100万人が、炭鉱労働・化学薬品や殺虫剤を使う農業労働・危険な工場労働、といった有害な状況・条件で働いている。彼らはどこにでもいるが、不可視的で、屋内で家庭内奴隷として働いていたり、工場の壁の向こうで労働していたり、農園の中で見えないところにいたりする。
このようにして、E委員会は、この問題がアジアのほとんどの国で起きている問題であることから、人権の観点よりこの問題について議論する。各参加者は児童労働についての現在の状況を発表し、なぜ児童労働が存続しこの問題の最善の解決策は何であるかについてディベートを行う。
シンポジウム
我々すべてが知っているように、石油は最も重要な天然資源の一つで、更新不可能なものである。従って、石油を管理している規則や石油石炭産業で起きている問題を知ることが法学生にとって重要なのである。シンポジウムでは、数名の著名な講演者をお招きして石油石炭規制とその法的問題について講演をしていただきます。アジア各国での石油石炭の重要性について参加者がよりよい理解を得られるようになることを目標としています。シンポジウムは平成18年8月9日午前11時から午後2時までインドネシア大学法学部にて開催されます。
- 主題:
- アジアの石油石炭産業
- 標題:
- アジアの石油石炭規制
このシンポジウムは二部構成になります。
- 第一部では、まさに最初の規制から今日に至るまで、石油石炭規制(陸上及び海上)の歴史について議論します。
- 第二部では、環境問題や産油国における企業と労働者の利益分配など、石油石炭産業に関わる問題について議論します。第二部ではまた、海上採掘に関して、航海における採掘権の問題や排他的経済水域といった司法的問題も扱います。最終的には、参加者は「請願書」を作り発表することになります。
Workshop(作業部会)
我々が理論だけでは生活できないと言えるのは証明済みの真実で、その点に関して、我々実行委員会は、将来弁護士やその他関係する専門家として使うことができるような実践的な知識を参加者に提供するのが義務であると感じています。
アジアの拡大する経済力とともに、商取引のやり取りも目覚しく増加しています。問題となっているのは、これらの取引の協定が、その協定の中で、各当事者の要求を満たすような契約書の作成を必要としたことです。このプログラムの目的は、どのように契約書を作成するかという知識を参加者に提供し、当事者の要求も法律も満たすようなものを国際法に従って作ら作業部会は平成18年8月8日午後2時30分から午後4時30分まで開催されます。
- 主題:
- 国際協定
- 標題:
- 国際的な取引協定についての演習
作業部会は二部構成になります。
- 第一部は国際的取引協定についての基礎として、どのように行うべきか、そして考慮すべき事項は何かについてになります。
- 第二部では、参加者が模擬的な取引協定の作成を体験します。参加者はグループに分かれ、各グループとも架空の国を代表します。次に二グループずつ組み合わされ、それぞれの国にとって利益になるような協定を作成することになります。協定の作成は制限時間内で行っていただきます。第二部の最後に、参加者は作業部会中に作られたすべての協定書について議論します。
ディベート大会
各使節団二チームずつまで出すことができます。詳細については添付資料をご参照下さい。
リーガル=コース
このAFにおけるリーガル=コースの目的は、インドネシア法の実践と理論を参加者に紹介することです。この目的を達成するために、参加者はインドネシア政府の法律機関及びご協力をいただいている法律事務所を見学します。
政府機関では、短いツアーのあとに、その機関の重要な人物より短い講演でインドネシアの法制度におけるその機関の義務と役割について説明していただきます。
法律事務所では、短いツアーの後、討論会の形式で、インドネシアで弁護士がどのように働いているかということ、そして現在のインドネシアの法制度の中で弁護士の果たす役割を学ぶことができ、そして何より弁護士の視点からのインドネシアの法制度を垣間見ることができます。
交流プログラム
カルチュラル=トリップ
このプログラムでは、タマン=ミニ=インドネシア=インダ(インドネシアミニチュア公園)、インドネシア国立博物館、Fatahillah Museum(ジャカルタ歴史博物館)、インドネシア銀行博物館、Kebun Raya Bogor(ボゴール植物園)、ボゴール大統領官邸、そしてそれ以外にも多くのジャカルタとボゴールの観光地を訪れます。
カルチャー=ナイト
このプログラムは、各国が公演形式で自国の文化を発表する場です。参加者は、例えば音楽、踊り、手工芸、武芸、劇などどんな形式の発表を選ぶこともできます。実行委員会も同様の発表を行い、最後には参加者全員一緒にインドネシア民族舞踊「ポコポコ」を踊ります。
ランゲージ=クラス
ランゲージ=クラスはインドネシア語を学ぶプログラムです。このプログラムでは、インドネシアの日常生活で使われる言葉や表現を学ぶことができます。各参加者に一人インドネシア人が付いて教えます。
インドネシア文化体験
このプログラムでは、インドネシアについてさらに知り、インドネシア文化そのものを体験することができます。
このプログラムは五部構成になります。「インドネシアの歌を歌う」「インドネシアの伝統料理を作る」「インドネシアのゲームで遊ぶ」「Batik(ジャワ更紗)を着る」「インドネシアの踊りを学ぶ」です。参加者はグループに分かれ、各グループにインドネシア人が付いて教えます。とは言っても、グループに分かれる前に参加者はインドネシアについての簡単な説明を受けます。
- 「インドネシアの歌を歌う」
- このプログラムでは、簡単なインドネシアの歌をお教えします。
- 「インドネシアの伝統料理を作る」
- インドネシアは300以上の民族グループから成る多文化国家です。各民族が固有の文化を持っており、固有の料理を持っています。このプログラムでは、インドネシアで広く知られる一般的な伝統料理を作ります。
- 「インドネシアのゲームで遊ぶ」
- インドネシアには様々な種類のゲームがあります。ほとんどは屋外向けのゲームです。このプログラムでは、めちゃめちゃ楽しむことができるでしょう。
- 「Batik(ジャワ更紗)を着る」
- ジャワ更紗とは、インドネシアの伝統的な衣服です。国家的行事・伝統的行事の時に使われます。インドネシアの国定ユニフォームでもあります。このプログラムでは、ジャワ更紗の様々な意匠を学ぶことができ、着方についても、伝統的なものは勿論現代的なものまで様々な着方を学ぶことができます。
- 「インドネシアの踊りを学ぶ」
- このプログラムではインドネシアの民族舞踊「ポコポコ」を学びます。この踊りは、親交を深めるために、様々な機会に広く使れています。この踊りは、カルチュラル=ナイトでも最後の締めとして参加者・実行委員会からの発表のあとに使われます。
歓迎会・送別会
このプログラムは、参加者が最初に出会う場で、最初の食事になります。歓迎会では夕食の間の打ち解けた会話によって相互に親交を深めることが期待されます。送別会の最後は、参加者がともに過ごす時間の最後で、打ち解けた雰囲気で、AF中の思い出を語り合うことができます。
現時点での予定表
8月 7日 8日 9日 10日 11日 12日 13日 14日 午前 宿泊
- 開会式
- 作業部会
- UIツアー
- シンポジウム
- 国民協議会見学
- リーガル=コース
カルチュラル=トリップ カルチュラル=トリップ ディベート 出発 午後 挨拶 運営審議会・委員会 運営審議会・委員会 リーガル=コース カルチュラル=トリップ カルチュラル=トリップ
- ディベート
- 総会
夜 歓迎会 運営審議会・委員会
- 運営審議会・委員会
- インドネシア文化体験
カルチュラル=ナイト 自由時間 カルチュラル=トリップ 送別会
- 服装の案内
- 開会式、作業部会、運営審議会・委員会(八日)、国民協議会見学、リーガル=コース、総会には正装が必要です。
- 他のプログラムは平服です。
- 日程上該当するプログラムでは盛装です。
ディベート添付資料
大会形式
ALSA AFディベート大会はMace大会形式により運営されます。すべてのチームは三予選を戦い、チームの勝ち点、勝ち負け差、そして総得点により順位をつけます。上位二チームはグランドファイナルに進出しALSA AFディベートチャンピオンのタイトルを勝ち取るために戦います。
ディベートでは提案するチームと反論するチームに分かれます。提案するチームは
提案側、肯定側、または政府側とされ、反論するチームは反論側、または否定側とされるでしょう。それぞれのチームは二人の発言者からなります。ディベートは奇数の審査員、またそれが不可能なら一人の経験を積んだ審査員により審査されます。ディベートではタイムキーパーが時間を計り、議長が進行します。
それぞれの発言者は立論で七分間与えられています。各立論の間、タイムキーパーは一分経過の合図を出し、その後もう一回六分経過の合図を出します。これらの合図の間、論点(POI)を主張できます。各立論の七分後二回の合図がなされ、それは割り当てられた演説時間の終了を意味します。そして、各発言者が主張をまとめるために三十秒の猶予時間が与えられます。猶予時間の終了後、三回の合図がすぐに相談を終了するよう出されます。
両チームの両発言者が立論を出した後、各チームの最初の発言者による結論(summary speech)で五分間与えられています。結論では議論の要点や互いのチームの
衝突している点を近づける方法の要約だけでなく、簡潔な反駁または反対議論を含みます。この間に論点を主張することはできません。最初の結論は反対側からです。ディベートは下のような手順で進められます。
- 議長の紹介
- 二分
- 第一回肯定側立論
- 七分
- 第一回否定側立論
- 七分
- 第二回肯定側立論
- 七分
- 第二回否定側立論
- 七分
- 否定側結論
- 五分
- 肯定側結論
- 五分
- 勝利チーム決定のため審査員退場
- 十分
- 審査員の結果報告と批評
- 五分
動議
動議またはトピックはディベートがどのようなものになるかを決定する命題書(propositional statement)である。肯定側はその命題を守るために議論し、否定側は反論するために議論します。
ひとつの試合で戦う両チームが議論するトピックは次のように選ばれます。
- 各チームは好都合な選択をします(三分以内)。選択の順にトピックの優先順位を決めます。
- 各チームはLOにその選択を提出します。
- LOはそれらの選択を比べます。
- 両チームの最も下位の選択は自動的に拒否されます。
- もし両チームの最優先トピックが同じであれば、そのトピックについて議論します。
- もし両チームの最優先トピックが違って、最下位トピックが同じであれば、議論されるトピックはコイントスで決定します。肯定側代表がトスをし、表であれば肯定側の最優先トピックで、裏であれば否定側の最優先トピックで議論を行う。
ALSA AF ディベート大会のトピックは次のとおりである。
International
- 日本に国連安全保障理事会の常任理事国のいすを与えるべきか
- 一方的な武力行使による人道的干渉をすべきか
- 反テロのための拷問の使用は正義か
Inside Asia
- ミャンマーの民主化を強制すべきか
- 中国の経済発展は早すぎるのか
- 地域安全のためNIP(Japanese?)を排除すべきか
Freedom and the Society
- 憎しみを助長する芸術や文学を排除するべきか
- 個人の権利より国の安全を優先すべきか
- 中国のためにGoogleの自己検閲をやめるべきか
Law
- 国際裁判所は効果のないものだ
- インドネシア政府は道徳的な法律を制定すべきか
- 麻薬ディーラーに対する死刑はやめるべきか
以下もすべて引用であり、「私」はディマスを指します。
国際委員会報告
国際委員会に関する議題
今までの国際委員会委員としての経験から、国際委員会について大きな変更を提案したい。意思疎通をしたくなかったというよりむしろ定期的に相互に連絡を取ることのできる有効な手段がなかった(何しろ国際電話は金がかかり、電子メールはまさに片方向情報伝達)ことによる会員間の意思疎通不足により、すべての国際委員会委員が一つの国から選出されるべきことを提案したい。
これは大きな変更であるが、将来のためには、これが組織全体を漸進的に改善していく最良の方法だと信じている。
また、国際委員会委員の選出回数についても、一回のみから二回までへの変更を提案したい。例えばXが代表になった場合、彼はその役職を一年間務めるが、次のAFでももう一度立候補することができる。合計は二期二年である。哲学的に、一年というのはすべての責務を果たすのに十分ではない。
私自身は二期目に立候補しないことを厳粛に誓う。実際、自分の学業もじきの終る。なので、これは政治的戦略ではなくALSAのよりよい将来のためであることを信じてほしい。
ALSA Conference
ALSA Conferenceについても大きな変更を提案したい。ALSA Conferenceの趣旨は完全に競技会のようなものに変わっていく。私は、国際法模擬裁判に加えてディベート大会もAFからACに移したい。
それ以外は、その他の法律関係の競技会をACで開くことを各国が提案することができる。例えば、法律相談競技会、法律論文競技会などだ。しかし、私は競技会の形式
(についての案)を持っていないので、どんな法律についての競技会がACで開かれるべきか各国からの協力を要請したい。私が知る限りでは、「Loads of Sort」競技会の案が香港とシンガポールから出ている。結論として、ACはALSAに参加している大学だけでなく、アジア、あるいは世界の法科大学(院)に開かれているのが望ましい。
こうすればALSAも、ILSAのJessup、ELSAの模擬裁判、オーストラリアの法律相談競技会のように自らのしっかりとした競技会を持つことができる。
ALSA事務局
マンビールがALSAとしての事務所を構えるべきだと提案している。自分も、個人的には賛成である。ALSA事務局はALSAの全文書が製作され会計手続も行われる国又は都市になる。
次期国際委員会の活動
もし何か次期に向けて提案があれば、遠慮なく運営審議会に提出してもらいたい。憲章でも述べられている通り、国際委員会は運営審議会の決議を実行するべきものである。
憲章改正
ALSAインドについて
インドから二つの大学がALSA加盟国としての申請をしてくれていることは名誉あることである。昨年の運営審議会で触れられたように、ALSAは加盟を欲する国がALSA会員となるのにいかなる困難も与えないということを再確認したい。
このセッションはインドからの参加者がALSAに参加するための約束を発表することに使われることになる。私はこのセッションについてまだ徹底的には考えていない。詳細はまた追って連絡したい。
指名
- 国際委員会委員
- ALSA Conference開催国
- ALSA事務局設置国(運営審議会で承認された場合)
これが私が現在考えている八つの運営審議会議題である。もし何か加えるべきものがあれば、遠慮なく加えていただきたい。ただし、それを「D-day」までに告知していただきたい。そうすれば、同じことを再度議論しなくて済む。議題の順番は「D-day」に決定される。
運営審議会には各国から三人まで参加が認められるが、代表・渉外担当者・国際委員会立候補者が望ましい。国際委員会が運営審議会を主催し私が進行役を務める。
議題が長いので、深夜の会議に備えてね。