1. 福祉の街づくりの理念・キーワード

    ノーマライゼーション

    福祉を語る上でまず欠かせないキーワードはノーマライゼーションである。ノーマライゼーションとは、1950年代デンマークで、障害を持つ人の施設での待遇への疑問から生まれてきた発想「ノーマリセーリング」に由来する、広い意味での「障害」、即ちハンディキャップを持つ人が「ふつうに」暮らせるようにしようという考え方・運動のことである。なお、現在国立国語研究所によって等生化という言換えが提案されているようである。

    バリアフリー

    ノーマライゼーションを実現するために打ち出される考え方がバリアフリーである。これは、前述のノーマライゼーションの説明に沿うならば、ハンディキャップを持つ人が「ふつうに」暮らせない状況を生み出している原因を「バリア」と考え、それをなくすことでノーマライゼーションを実現しようというものである。和製英語ではないが、英語圏では日本語のバリアフリーの意味でアクセシビリティーという言葉を使うのが一般的なようである。

    ユニバーサルデザイン

    バリアフリーが、社会の中での弱者としての障害者を想定した上でのノーマライゼーションの実現手段だとすれば、社会的弱者としての障害者という概念を捨て、あらゆる人がある面においてはハンディキャップを持つものだという発想の下に、一般論として誰にでも使いやすい製品・環境を作ろうという考え方がユニバーサルデザインである。この概念は1980年代米ノースカロライナ州立大学のロナルド・メイスによって初めて提唱された。さらに、ユニバーサルデザインの実現のために以下の七原則が提起されている。

    1. 公平な利用 --- Equitable Use

      ある一つのデザインによって使用者・利用者としてあらゆる人間を想定せよ、ということ。

    2. 利用における柔軟性 --- Flexibilty in Use

      デザイン全体の中であらゆる人間が使えるような選択肢を提供せよ、ということ。

    3. 単純で直観的な利用 --- Simple and Intuitive

      精神が集中していない時や外国語環境にある場合でも使えるように複雑な思考を要せずに所期の目的に達せられるようにせよ、ということ。

    4. 認知できる情報 --- Perceptible Information

      一つの情報について相互に代替的な多様な感覚を通して提供せよ、ということ。

    5. 失敗に対する寛大さ --- Tolerance for Error

      失敗が大きな危険性につながらないようにせよ、ということ。

    6. 少ない身体的な努力 --- Low Physical Effort

      楽に使えるようにせよ、ということ。

    7. 接近や利用のための大きさと空間 --- Size and Space for Approach and Use

      空間的な余裕を持たせよということ。

  2. 福祉の街づくりの基準

    平成11(1999)年9月10日建設省(当時)「歩道における段差及び勾配等に関する基準」

  3. ある自治体の基本構想

    ふくしまユニバーサルデザイン推進指針 > 分野別の県の取組み > まちづくりのユニバーサルデザイン

  4. ホームレス問題の深刻化の推移

  5. 参考文献

    1. 福祉の街づくりの理念・キーワード

    2. 福祉の街づくりの基準

作成者:にとら 最終更新: