余貴美子さんや宮藤官九郎さんの
必死の努力
にもかかわらず
暗い
と“評判”の
「夢のカリフォルニア」。
まあ、
たしかに
第一回から自殺者が出たりして、
そう言われるのもムリないけど、
そおゆうことで
いいんだろうか?
なんか
正論すぎて
つまんない
(終くんみたいに)
見方かもしれないけど、
ちょっと弁護
したいなぁ。
5/3放送の第4回では
終くん(堂本剛さん)が
面接官(小木茂光さん)に
ボロカス言われるシーンが
ありました。
これ、けっこう
ネットとかで
反響でしたね。
賛否両論
っていうか。
「単なる
大人になりたくない
責任をとりたくない
甘ったれだな。
(中略)
これからいいことがない?
想像できない?
冗談じゃないよ。
ふざけるなよ。
(中略)
自分の意志はどこにあるんだよ。
まだその死んだ友達のほうが
マシだな。
少なくとも
そいつは自分の意志で何かを選択したんだ。
(中略)
それ以下だよ、君は。
生きてるって言えるかよ、それで!」
むかし「彼女たちの時代」で
椎名桔平さんが
やっぱりこんなふうに
やりこめられてましたね、
平泉成さんに。
確かに
そのエピソードを連想させはするけど、
でも、ぅ〜ん、
なにか少し、
ちがう
とワタシ思うんです。
椎名さんのときは、
実際に社会に出て、
壁にぶつかっていた、
その壁が
平泉さんだったわけじゃないですか。
これ、
いわゆる挫折
ですよね。
終くんは、
まだ社会にも出ていない。
挫折もしていない。
そして
“君はまだ挫折さえ
してないじゃないか”
と責められるわけです。
このへんが
堂本ファンならずとも
「なにもあんたに
そこまで言われる筋合いは・・」
と思わせる所以だと思うけど、
別な見方をすれば
ここのところこそ、
ヴァージョン2.0で
新しくなったところ
じゃないでしょうか、
岡田惠和脚本の。
つまり
挫折って
不良債権のようなもんで
処理を先延ばしにして
破綻を回避したつもりでも、
挫折(とはまだ言わないかも知れないけど)は
内在的に抱え込んでるわけで、
それを今、
なんとかしなきゃ、
というのが
このドラマの
“言いたいこと”
だと思うんですよね。
ここまで踏み込んでくれば、
多少、暗くなるのは
やむを得ないワケで、
むしろ
「ちゅらさん」で
“メジャー化”した岡田さんが
あえてここに
戻ってきたことを
ファンとして
応援したいと思います。
暗くたって
いいじゃないか!
ところで、
5/10放送の第5回では、
三人でクルマを飛ばして
夜中に海なんか
行っちゃったりして
なかなか
青春
してますけど、
なんとなく
「ロケットボーイ」
思い出しました。
宮藤官九郎さんが
「池袋ウェストゲートパーク」で
初めてテレビの連ドラを書いた後、
次も似たような話を
と言われたら、
断ろうと思ってたんだけど、
そのときに
「彼女たちの時代」を観て
あ、こういうのがアリだったら、
やってもいいかな
と思ったそうです。
それで書いたのが、
「ロケットボーイ」。
まあ、今回
役者として出演してますけど、
それ以上に
何か共通するものを感じる
お二人ですね。
(MAY.12)
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