Vol.122

振り返れば三谷幸喜がいる「真夜中の雨」

今週(先週?)はバタバタと
新しいドラマが始まって、
どれもまだ初回しか観てないから、
ほんとはまだ
コメントするほど
アタマん中、
まとまってないんだけどなぁ〜。
う〜ん、
でもなんか書かなきゃイケナイのなら、
(誰もイケナイとは言ってないが)
「真夜中の雨」かな、やっぱり。
これ、けっこう素直に
ア、オモシロイカモ
って思いました。

映画っていうのは、
観る前に(先に観た)友達とかに
「どうだった?」って聞けるけど、
ドラマって、
始まるまでは
キャストとかスタッフを
頼りにするしかないでしょう。
このドラマの場合、
織田裕二さんが、また医者をやるってことで、
ワタシ的には、ちょっと期待。
演出の若松節朗さん、福澤克雄さんは
好きなタイプなんで、
さらに期待大。
でも、
実はワタシ、
脚本の福田靖さんって
好きなタイプじゃないんですよね。
誤解しないでほしいんですけど、
これって
いいとかわるいとか
じゃなくて、
(そもそもそんなこと言えるワケないし)
視聴者として、
好きかどうか、ってことですから。
言ってみれば、
吉野家の牛丼とすき屋の牛丼、
スタバとドトール、
カゴメとヘインズ、
デニーズとロイヤルホスト、
ゴローちゃんとシンゴくん
どっちが好きか、
っていう話ですから。
キムタクでもいいけど。

福田さんの脚本って、
よく言うと、
親切、わかりやすい。
別の言い方をすると、
わかりやすすぎる。
まあブッチャケ、
マンガチック
ですよね。
そこが、ワタシ的にはちょっと・・
なところがあるんだけど。
ところが今回、
ところどころ抑えが効いて
けっこうワクワクさせられました、
視聴者として。
たとえば、
都倉医師(織田裕二さん)と水澤刑事(松雪泰子さん)が
からむところなんて、
緊張感あったし。
それから
広田看護婦(田中美里さん)のところも
けっこうタメてて、
よかったです。
それに、
たとえば
犯人(東幹久さん)に復讐しに来た子供が
握っていたのが
ナイフとかじゃなくて
彫刻刀だったり、とか
そーゆー細かいところが
けっこう効いてたかも。
まあ、相変わらず
稲妻とどろいちゃったりして、
マンガチックではあるんだけど、
今後どういうふうに展開していくのか
楽しみです。
まだ初回、
ですからね。

それにしても
この司馬先生
じゃなくて都倉先生、
キャラかぶってる
っていうか
マンマじゃないですか。
医者としての腕前は天才的で、
でも性格はクール
っていうか偽悪的。
これ、
織田裕二さんが演らなくたって、
どうしても
かぶりますよね、
「振り返れば奴がいる」と。
脚本も
おそらくそれを意識してるっぽい。
冒頭のエピソード、
大学病院で
都倉医師が執刀した手術を
上司である教授が
自分が執刀したことに改竄して
報告書を書かせる。
これが、病院をうつる原因になるんだけど、
「振り返れば〜」の時は、
上司が失敗した(患者を死なせてしまった)手術を
自分が執刀したことにさせられる、
それでやっぱり、
病院をうつる要因になる。
やや!
これは福田氏の三谷氏に対する挑戦か!?
それとも、
「似たような設定かも知れないけど、
実はゼンゼン違うんだよ〜」
っていうメッセージか。
まあ、
ちょっと遊んだだけ
かもしれないけどね。

う〜ん、
どうです?
また観たくなっちゃったでしょ、
「振り返れば奴がいる」
名作でしたね。
さ、走れ、TSUTAYAへ!
(TSUTAYAのまわしものか、ワタシは)

(OCTOBER.11)


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