Vol.144

これが芝居だ!いや、ドラマだ!「マルサ!!」

新しいドラマが始まってるみたいで。
さぁ〜て、どれ観ようかな、
なんて
初回チェックに忙しい
今日この頃。
「決めた!観る!」
と叫んだのは
今のところ
「マルサ!!」ですね、
ワタシ的には。

部隊は東京国税局査察部、
通称「マルサ」。
その中でも査察総括第三課には、
一課、二課で摘発できなかった
いわば“おこぼれ”が回ってくる。
このあたりの設定、
「ショムニ」みたい
って話もありますけど、
実はワタシ
「ショムニ」観てなかったもので・・・。
ワタシ的には、
むしろ
同じ戸田山雅司脚本の
「こんな私に誰がした」を
思い出しました。
(実際には田辺満さんが書いた回のほうが
多かったんですが、
ワタシ的には、戸田山さんの回のほうが
印象に残ってます。)
まあ、
一言で言うと
演劇的様式美の世界。
う〜ん、
江角マキコさん、ぴったり!
だいたい他にいるでしょうか、
“仁王立ち”が似合う
女優さんなんて。

このドラマ、
公式HPでは、
「業界初のスタイリッシュかつ痛快な
“脱税摘発ミッション・ドラマ”」
ってなってますけど、
なるほど
わかりやすい謳い文句。
「ミッション」
っていうのがミソで
初回では、
たかがラーメン屋の脱税を摘発するために、
隠しカメラは持ち出すわ、
捜査官総出で芝居を打つわ、
もう、
「ミッション・インポッシブル」ばりの大仕掛け。
ていうか、
ほとんど
M.I.のパロディ、
ってところが
面白い!
笑える!
まあ、このドラマ、
全体がひとつの
“冗談”
みたいなもんですよね。
国税局のセットだって
ほとんど現実味なし。
「HERO!」の検察局も
現実味なかったけど、
それよりも
もっと意図的に
虚構の世界。
う〜ん、
なんていうか、
この虚構とリアリティとの
綱渡り具合
が、きっと
このドラマの魅力なんだろうなぁ〜。
(なんかわかりにくいこと言って
スイマセン)

なんていうか、
冗談なだけなドラマだったら
けっこうあると思うけど、
話の芯の部分が
しっかりドラマになってる。
最後のラーメン試食のシーン、
あのラーメン屋のオヤジ(平泉成さん)の
プライドや屈折やそんなこんなが
けっこうグッときました。
リアリティありました。
ときどき
途中までドタバタの展開なのに
最後だけ唐突に、
“泣かせ”のエピソードもってきて
お茶を濁してるようなドラマが
ありますが、
この「マルサ!!」は
正直、楽しめました。

こういうところ、
なんていうか
演劇的、
っていうか。
「これはお芝居ですよ〜」
っていうのを
前提にしながら、
いつのまにか
現実を語ってる。
そういう語り口が、
なんとも楽しみな
ドラマですね、
ワタシ的には。

「こんな私に〜」も
そうだったけど、
こういう世界観にピッタリ、
江角マキコさんて。
唐突ですが、
マンガチックなキャラが、
マンガチックな世界観に
ピタッはまった
「バーバレラ」のジェーン・フォンダを
を思い出しました。
スイマセン、
古い話で。

ところで、
「マルサ!!」って「!」ダブルがけって
高視聴率ドラマ
「GOOD LUCK!!」に
あやかってるんでしょうか??


(april.4)


back





mail to: pandawatchingdrama@yahoo.co.jp