Vol.147

“ふたり”の話になるのか「きみはペット」

いやぁ〜、すごい地震でしたね、
っていっても、
関東地方の人にしか
わかんないだろうけど、
地震といえば、
地震の揺れ幅
ってどうやって計るか知ってます?
だって地面ごと揺れちゃうわけだから、
どのくらい動いたか
わからないじゃないですか。
静止した点
ていうのがないと、
揺れ幅って計れないですよね。
・・・・
それはですね、
振り子なんですね。
ぶら下がっている振り子の球は、
地震で地面(糸のもと)が揺れても、
空中で
静止してるんです。
これが地震計の原理
って昔聞いたことがあります。
う〜ん、なるほど。

で、なんの話かというと、
精神科医又はカウンセラーの話。
ドラマのなかで
精神科医又はカウンセラーって
振り子の球
みたいですよね。
登場人物がふらふらと
揺れているときに、
冷静な視点でじっと見てたりして。
ときどきいいこと言って、
アドバイスしたりして。
たとえば、
古くは「親愛なる者へ」。
浅野ゆう子さんと柳葉敏郎さんの夫婦が
それぞれ、
実は同じ精神科医(小木茂光さん)に
通ってる。
結局、最後に彼が重要な役回りを演じるワケだけど、
う〜ん、
小木さん、いい味出してました。
で、
今クールは、
そんな精神科医が出てくるドラマが
二つも。
余貴美子さんの「顔」と
もうひとつは
長塚京三さんの「きみはペット」。
いやぁ〜、
なぜか
精神科医の出てくるドラマ
って好きなんですよね、
ワタシ的には。

で、この「きみはペット」
なんですけど、
なんかいい感じですね。
ていうか、
そもそも
“ペット”っていうのが
大発見でしょう。
ヒロインのスミレさんは
並の男より
学歴も収入も背も高い。
だから、
“逆コンプレックス”になっちゃって
男の前では素直になれない。
で、
ひょんなことから
年下の男の子(松本潤さん)を“ペット”にしちゃう。
ペットだから、
“男”を意識しないで素直になれる。
「人前で泣くくらいなら死んだほうがマシ」
なんて言ってたのが、
もも(ペットです)の前では
わんわん泣いたりできちゃう。
う〜ん、
この“ペットっていう関係”が
なんか
今っぽいですね。
精神科医(長塚京三さん)とペットの話をするときは、
向こうは動物だと思ってて、
こっちは人間のことを念頭においてる。
そんなところも
なんかスリリングだし。

これ、原作は小川彌生さんの漫画なんだけど、
これについては、
本物の精神科医の香山リカさんが
「ぷちナショナリズム」という本の中でも
チラッと触れてました。
ワタシ的には、
漫画のほうは読んでなくて、
だから
このあとどうなるのか
ゼンゼン知らないんだけど、
どうなんでしょう。
この場合のペットって
とりあえず
一方的な関係じゃないですか。
スミレさんにとっては
ペットって
とっても癒されるし、
必要な存在、
っていうのはわかります。
でも、
ももにとってはどうなんでしょう。
ただ居場所を提供してもらうため?
だとしたら、
たまたまお互いの利害が一致した
っていうだけで、
ちっとも
“関係”じゃないですよね。
そのへん、
これからどんなふうに
発展?していくんでしょうか。
楽しみです。
っていうか、
ちゃんと解決してくれるんでしょうか。
心配です。
ま、いいんだけど。

それにしても
小雪さんを見るたびに
どこか小骨のように
ひかっかってた
“痛い感じ”が
ここではピタッとはまってて、
う〜ん、
適役!
ですね。


(may.12)


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