Vol.150

最終回は○!「きみはペット」「顔」「マルサ!!」

ドラマとしてどーこー
というのは
ともかくとしても、
なぜか、考えてしまう・・
ワタシ的にはそーゆードラマでした
「きみはペット」って。
いやいや、べつに眉間にシワよせて
観てたワケじゃないけどね。
で、最終回、
登場人物のみなさんも
いろいろと考えてたんだな〜
って思いました。
これって
カタチはよくある“いきなり同居もの”で
たまたま出会った男女が
なぜか同居するハメになって、
それぞれ恋人がいるんだけど・・・って、
だけど、
そんなことはゼンゼンどーでもよくて、
“ペットっていう関係”
がすべてじゃないですか、この場合?
AはBのペットである
つまり、Bによって所有されるAの存在によって
Bは癒される
っていう関係?
ですよね。
でも、それって
理屈ではあり得ても
現実にはムリな話、たぶん。
実はワタシ、
これって最後は
“いきなり同居もの”として
ハッピーエンドで終わるんだろうな
なんて勝手に思ってたんです。
でも、
スミレさん(小雪さん)にしても
モモ(松本潤さん)にしても
そういう理屈と現実の間で
いろいろ考えたりしてて。
「ライナスの毛布」なんて
言ったりしてて。
けっこう安易に落としこんでないところが
ワタシ的には○でした。
結局、理屈と現実の
二つのパラレルワールドを繋ぐのが、
先生(長塚京三さん)だったんでしょうね。
ラストは(お決まりの)空港で
その先生に
「モモ!」って
呼び止められるんだけど、
ここ、けっこうカッコよかった。
ただ、その後、
モモがスミレさんのところに
駆けて帰るんだけど、
ここは解せない。
だって自分から
「毛布」に戻りにいくわけないじゃん。
まあ、テレビ的に座りのいい
ラストなんでしょうね。
このテーマ、
映画とかでやったら、
もっと提案性のある作品に
できたのかもしれないですね。

それから、
前回も書いた
「顔」と「マルサ!!」が最終回。
ここで書かないと
機会を逸してしまうから
書かせてもらうけど、
よかった!両方とも!

まず、「マルサ!!」から。
ほんとに
骨のあるエンターテインメントですね。
(このブロック、ネタバレあり)
なにより、
国領補佐(渡哲也さん)という
意外性のある犯人をもってきたところが
エンターテインメント。
で、
「100%の正義なんてない」なんて
国領の言い分にも説得力があるところが
骨、
ですね。
ここにリアリティなかったら、
元も子もないですからね。
それから
こーゆードラマって
最後、証拠を突きつけるところが
キモじゃないですか。
それを、ああゆうかたちで
自白にもっていったところが、
よかった。
最終回に相応しい重みがあって。
それに最後
結婚式のシーンの
大どんでん返しも
これぞエンターテインメント!
ターミネーター(1)みたい(?)
ときどき小ネタで
笑わせてくれるところも含めて、
このエンターテイメント根性に、
一視聴者として拍手!

それから、「顔」。
これはもう、
なにがどーとは言わないけど、
先週から引き続いて、
中身が濃い
というか、
引き込まれる
というか、
過去の話も絡んだ心理劇
なんだけど同時に、
捜査当局と、単独で行動する西島刑事(オダギリジョーさん)を
交互に見せる
サスペンスにもなってて、
なんていうか
息をもつかせないスリリングな展開。
特に犯人(松重豊さん)を追いつめるラストは、
久々に
ゾクゾクッときました。
う〜ん、
途中、いろいろあったけど、
そういうのを差し引いても
今クールのマイベストワンです。

P.S.
1週か2週前の「ぼくの魔法使い」
ビデオで観てたら
上野パンダ(及川光博さん)が出てきてビックリ。
偶然とはいえ、光栄です!


(jun.26)


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